ドバイのお話し、3回シリーズの最終回!
私は、旅の中でも好きな、スークと呼ばれる、市場に行ってきた。
スークでは、金製品、スパイス、水タバコ、スカーフ、絨毯、などアラブらしいものが沢山売っている。
今回の旅で唯一購入したのが、「モスクロック」というモスクの形をした目覚まし時計だ。
目覚ましの音が、アザーン(1日5回のお祈りの時間を告げる合図)の音で、
「アッラーフ アクバルー-(アラーは偉大なり)」と爆音で鳴る。
私はその頃、フラットメイトの寝起きの悪さに頭を悩ませていたので、これは、最高!
即決で購入した。
そして、その効果はテキメンだった!(詳しくは、こちらどうぞ!)👇
さて、食いしん坊な私の旅行の大きな楽しみは食事。
アラブの男性は、お腹の大きな人ばかり。
何を食べているのだろうとローカルレストランに入った。
私達は、
レンズ豆のスープ
前菜の盛り合わせ
–豆のペースト、ブドウの葉にご飯を詰めたもの、ハーブのサラダ、フライドポテト–
ケバブ数種類盛り合わせ
(スパイスがめちゃくちゃ効いたものや、塩コショウ味にレモンをかけるものなど)
を頼んだ。
食事には自動的にサラダがついている。
これまたトマトがまるごと切らないままボンっとのっかっている、八百屋さん状態。
そして、全ての食事の量がとても多い!
しかしながら皆、何皿も食べている。
その後に引き続き、行ったマルタやキプロスもそうだったのだが、全ての食事にフライドポテトがついていることに気が付いた。
フライドポテトは、カロリーが高いのがわかっていても、揚げたてがくるとついつい手が出てしまう、魔の食べ物だ。
これだから、皆、太っているんだってわかった!
残念なのが、レストランでお酒がないことだ。
注文した食事は、ビールに抜群にマッチする。
しかしながら、ここはイスラム教の国。一緒に飲めない。
仕方がないので、ジュース。
お酒がないせいか、生ジュースは、沢山種類がある。
オレンジ、スイカ、マンゴー、ぶどう、などなど。
私はいつもマンゴーを飲む。
実は、高級レストランでは、お酒が飲める。
別の日にエミレーツクルーとして、ドバイ在住5年の友達のお勧めのバイキングランチに行った。
彼女にマディナ・ジュメイラという5つ星ホテルの中にあるレストランに予約してもらった。
ホテルに入るまで、そしてレストランに辿り着くまでにレストランに予約している旨を伝えないと進めない状態で、セキュリティ対策ばっちり。
昔はもっと自由に入れたそうだが、最近、宿泊客やレストランの予約者のみしか敷地内に入れないようにあちこちでなったそうだ。
それだけ観光客で財政も潤っているのだろう。
レストランの食事は、おいしかったし、ビールも飲めたからよかったけれど、なんとなくアラブに来たという実感が薄くなる。
やっぱりローカルレストランの方が私は好きだ。
このエリアは、何もかもが豪華。
一泊50万円する、7つ星ホテル、バージュ・アル・アラブホテルや、立派なモスクもあった。
ビーチも綺麗。
ほとんどホテルが所有しているプライベートビーチだ。
ここはドバイの表舞台、そして裏では沢山の労働者がいつも汗を流している。
表と裏、そしてお金持ちとそうでない人、ここの格差社会は、半端ではない。
また、ここに住む女性は、大変だなと思っていた。
モスクでは女性と男性のお祈りの部屋が別だったり、観光者の私達も肌を見せないようにしないといけなかったり、バスも限られた人数しか乗れないのを見ていたからだ。
しかし、「シェイクスピアカフェ」という洒落たカフェに入ったら、ちょっとその考えが変わった。
そのエリアがジュメイラ地区という賑やかなエリアだったせいなのか、夜10時くらいにもかかわらず、黒いヒジャブを着た女性達がお茶をしていた。
その数は結構なもので、中には水タバコを吸っている女性もいた。
水タバコは、フルーツ味のものが多く、私は、エジプトやモロッコで試したことがある。
タバコ嫌いの私でも抵抗がない。
そんなわけで、面白い体験が沢山できた。
でも、私は、この国には住めそうにないなと思った。
もうやり切ったので、この地を訪れることは、私はもうないかなと思っているが、一度行ってみる価値はあるので、是非機会があったら行ってみてねー。
最後にドバイでいつも言っていた、「ありがとう」を現地語で叫び、これにてドバイシリーズおしまいです。
ショクラン、ドバイーーーーーー!!
コメント