チアシードをご存知だろうか?
スタイル抜群で肌の綺麗な、海外セレブが好む食べ物っていうイメージ。
見た目は、黒ゴマ。
メキシコ原産のシソ科の植物・チアの種のことだそうだ。
名前を聞いたことはあったが、食べたことはなかった。
7月に友達夫婦がドイツに移住した。
来年の桜は一緒に見れないかもと花吹雪が舞う中、皇居の桜を見に行った話しにも出てくるお友達だ。
アメリカ人の旦那のエリックは、料理が大好きで色々なスパイスを使う。
しかし、ドイツに引っ越す前に、アメリカにも寄るし、持ちきれないということで、私がエリック愛用の沢山のスパイスを譲り受けた。
オレガノ、バジル、セージ、フェンネルなどのお馴染みのものから、マスタードシード、キヌアもあり、その中に、チアシードが入っていた。
食べ方もよくわからなかったので、そのままになっていた。
そんな中、夏に、高校時代の友達2人(ショウちゃんとチサ)に7年ぶりに会った。
ショウちゃんが、手作りのグラノーラをくれた。
グラノーラを見た瞬間、あのチアシードが頭に浮かんだ!
チアシードとグラノーラって、なんかお洒落朝食に出てきそう!と。
そんなわけで、チアシードの食べ方を検索してみた。
水で戻すとプルプル・プチプチしたユニークな食感が特徴。
たんぱく質やミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、栄養価がとても高い。
なんだか健康的な食べ物だ。
早速、準備開始。
まず、このままでは食べられないらしい。
水で戻す作業が必要だ。
12時間以上、チアシードの分量の倍の水で浸水。
時間と手間がかかるから、もう一気に作業をしちゃおうと、エリックから引き継いだチアシードを全部勢いよく水で戻した。
よーし、たくさん食べるぞーって意気込んでいた。
しかし、調べているうちに、1日10g以上を食べると、お腹が痛くなるから、消費量に気を付けなければならないことを知った。
水道水を利用したので、冷蔵庫に保存できるのは、3日ほどという。
どう、あがいても、3日では食べきれない。
冷蔵がだめなら、冷凍だ。
小さなタッパーに小分けした。
そして、製氷機にも入れて、おしゃれな氷を作ろうとアイディアが浮かんできた。
このチアシードの氷に私の今お気に入りの、SUIというジンとパイナップルジュースで割って、チアシードカクテルなんか作ってみようかなーと。
しかー--し、これまたgoogle 先生によると、チアシードはお酒が入ると消化ができなくなり、お腹が痛くなるという。
あー--。。
もう、こりゃ、ことごとく、私のプランが頓挫していく。
ひとまず、一晩寝かせた、チアシードで朝食にした。
ヨーグルト、バナナの白い食材に、黒ゴマのようなチアシードをかけ、最後にグラノーラをかけた。
最後に黒蜜をかけて出来上がり!
お洒落。映える、映える!
味は美味しい!
しかし、チアシード自体には味は、全然ない。
タピオカのような噛み応えもない。
でも、なんとなく健康になった気分がした。
しかしまあ、利尿作用がすごい。
いつもの倍、トイレに行った。
これを4日続けて食べた。
次は、製氷機のチアシード氷を使って、ドリンクタイム。
お酒との相性が悪いらしいので、カクテルを作る夢は、無残にも散った。
暑い夏の午後。
喉が渇いた勢いで、アイディアが沸いた。
チアシードの黒を見てたら、キウウイが浮かんだ。
グラスに、チアシード氷をたっぷり入れて、その上に、細かく切ったキウウイをかける。
そして、パイナップルジュースを入れて、炭酸水で割ってみた。
氷が溶けてくると、ドロッとした、チアシードが出てきて、つぶされたキウウイと混ざっておいしいー!
夏のノンアルコールカクテルみたいだ!
相変わらず、チアシードには、味がないので、キウウイの種が増えたという感じだ。
しょうちゃんが作ってくれた、グラノーラを完食した。
チアシードは、まだ冷凍庫にある。
ここで登場したのが、アメリカのGarrett Popcornだ!
もう1人の高校の友達のチサは、アメリカにずっと住んでいる。
アメリカ土産でポップコーン、それも日本ではまだ出ていない、S’mores味をいただいた。
これは、「子供時代に食べた味を再現してみた」というテーマで売り出していて、チョコレートとグラハムクラッカーでコーティングしてあるポップコーン。
そのまま食べてももちろん美味しいのが、これを、再び、ヨーグルト、バナナ、チアシードの上に乗せて朝食にした。
大正解!
そんなわけで、私の友達からの頂きもののコラボで美味しいものにありつけられた、2022年夏の、数日のお洒落な朝食だった。
なんだか、一気に寒くなってきたので、チアシードよりも、あんこを欲する季節になってきた。
ちょうどお彼岸だから、お墓参りとおはぎでも食べようかなと思っている。
ではまたねー-!
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