先日、ガイドで初めて日光を案内することになった。
リッツカールトン日光にお客様を9時にお迎えという行程。
そんなわけで、前泊で日光に入り、下見をして、本番に備えることにした。
ガイドをしていた何よりも大事なのは、下見。
通常、下見をして、そこから何を案内するか構想して、本番に備える。
しかし、今回は、下見の翌日にガイド。
なので、下見までに案内する場所の勉強をして、前日の下見は、場所確認と本番に備えたリハーサル!
今回のメインの案内場所は日光東照宮。
1か月前から、勉強開始。
日光に最後に行ったのは、コロナ渦に友人が安くリッツカールトン日光に泊まれるよということで、行った2021年だった。
豪華の朝食は素晴らしかった。

もう5年前なんてびっくり。
三猿、陽明門、眠り猫、207段の階段を上がって、家康のお墓があったのはよく覚えている。
ただ、それぞれ、外国人に興味を持ってもらえるように、もちろん英語で説明するっていうのは、なかなか大変だ。
また図書館に行き、日光専門の英語の本や、るるぶなど借りた。
過去のガイドレポートも読み込んだ。YOUBUBEも参考にした。
私は、週2回、通勤電車に乗る。
電車は満員なので、携帯も見れないくらい混むこともあるので、この時間を使って、妄想ガイド練習。

こうして、ガイド前日に日光へ。
浅草から出発。日光までは、「スペーシアX」に乗った。
快適!
しかしまあ、外国人に囲まれた席で、車内は満席。

東武日光駅に到着し、ホテルに荷物を置く。
本当は、自転車で廻りたかったのだが、小雨だったので、まずは、東照宮方面へバスで向かった。
神橋で下車。

どこで説明するか、何を説明するかチェック!
最初に日光山輪王寺へ。
ここで、10年ぶりの偶然の再会があった!
ニュージーランド時代の同僚で、ガイドの先輩のJACKさん!!
日光のガイドをよくやっていると聞いていたので、もしかして会うかなーなんて思っていた。
でも本当に会うとは思わなかった!

その日は年に3回の自分の当番の日だったという。
もし一瞬、彼がトイレに行って、そこにいなかったら、会うこともなかったし、このタイミングってすごい!!
私は、JACKさんにニュージーランドで働いていた頃から、私の夢は将来、おばあちゃんになって着物を着て外国人相手にガイドをすることと言っていた。
今から20年前の話しである。
先にガイドになったJACKさんから、ことあるごとにガイドの話しを聞いていた。
私がガイドに本当になってからは、連絡を取ってなかった。
なので、「着物は着てないですが、ガイドしてます!」って報告できた。
これもご縁だなって思った。

実は、この日は母の命日の前日。
今回の日光のガイドをやろうと思ったのが、母の命日であったということもあった。
なので、母が引き寄せたのかななんて思った。
さてさて、輪王寺の三仏堂は素晴らしかった。
翌日の行程には入ってないが、時間が余ったらここに連れてきたいって思った。
そして日光東照宮。

シミュレーションを1か月ほどしたので、東照宮の案内の仕方は、頭の中ではばっちり出来ていた。
あとは、翌日のガイドで案内できるように、実際のものを見ながらの、リハーサル開始。
鳥居、三猿、想像の像、灯篭、陽明門、唐門、本殿、眠り猫、207段の階段、奥宮宝塔、最後は、鳴龍。
明日の今頃、ここにいるはず。
導線、案内方法、まわりの外国人が何に興味を持っているかなど観察した。

双眼鏡も持ってきたので、細かい彫刻を見てみるとやはり、迫力がある。
鳴龍は、英語とスペイン語での住職さんの説明もあった。
日光は、インバウンドにもしっかり対応していた。
そして、輪王寺大猷院、二荒山神社をざざっと見た!

今回は行程に入ってないけど、またいつか入るかもしれないので、チェック。
たぶん、お客さんは日光東照宮で十分満足できるだろう。
熱を入れての説明はここがやっぱりメインだと思った。
ようやく、下見ができたので安心した。
ちょうどお昼時だったので、ランチへ。
ガイドで大事なのは、ランチがある場合、満足なランチ場所を提供すること。
Hungry Angryというようにお腹がすいていると、大変。
日光は、ゆば、そば、洋食の美味しいレストランがいくつかあった。
さまざまなガイドさんがよくお連れするという、「明治の館」でランチ。

洋館の素敵な建物で、私はハンバーグステーキ定食にデザートの大きなプリンを食べた。
ここはお客さん喜ぶと思う。
さて、もう1か所、行っておきたい場所があった。
憾満ヶ淵というところ。
川沿いに並ぶ、苔の生えたお地蔵さんが、人気とのこと。
バス停から歩くこと15分。
見事に外国人しかいなかった。
このお地蔵さんは、行きと帰り、お地蔵さんの数を数えると、数が合わないという、ミステリーが人気があるらしい。
私も数えてみたのだが、お地蔵さんもどきみたいのもあって、それを数に入れるのかなとか考えていたら、もう何が何だかわからなくなった!!

こうして、無事に下見終了。
足もパンパン。
温泉に浸かって、22時前には寝ていた。
翌朝は、ドライバーさんと待ち合わせて、リッツカールトンに向かった。

女性のドライバーさんで、日光について、いろは坂の由来などたくさん質問して、学ぶことができた。
今回のお客さんは16歳と19歳の息子さんを連れてきたご両親の4人の旅行。
初めての日本で、前日に東京に到着したばかり。
9時に集合だったのだが、お母さんがやってきて、時差ぼけでちょっとまだ用意ができてないので、出発を遅らせて大丈夫かしらとのことだった。
元々は、4時間で東照宮だけの行程。
これだと、時間が余ると思ったので、色々他に連れていけるところを考えていた。
しかし、結局、45分も遅れて出発したので、ローソンと東照宮で終わってしまった!
コンビニは、今や、立派な観光地の1つだ。
日光東照宮は、自分が伝えたいことは伝えられた。
天気もよく、4人とも初めての日本を楽しんでいた。
この家族は、キリスト教信者で、かなり信仰しているとのことだった。

それでも日本の宗教について興味を持っていて、仏教と神道の違いや日本人の宗教観について、お父さんがたくさん質問してくれた。
また、家康のお墓を見たことで、日本の火葬についての話しになった。
骨を拾うという事に物凄く衝撃を受けていた。
火葬をしたことがない人は、灰しか残らないと思っているらしい。
私が初めて、祖母の骨を拾ったのが、10歳くらいでその時、あまりにもショックだった話しをしたら、もうお父さん、私のこの話しに食らいついていた。
確かにこれは、びっくりするだろうなー。
帰りにまた、ローソンに寄りたいと言っていたのだが、東照宮で2時間ほどの滞在になり、時間がオーバーしそうだったので、この日はおしまい。

これから、2週間も日本をまわるので、ローソンの他に、セブンイレブン、ファミマにも寄ってねと話してお別れした。
またいろは坂を下りて、日光駅に戻った。
私はガイドで助手席に乗るので、後ろを向いて、お話ししなくてはならない。
いろは坂、2往復はちょっと車酔いみたいな感じになった。
でも無事に終わってほっとしたのか、お腹が空いたので、ステーキをがっつり食べて、ビールで自分に乾杯して終わった。
次回は、10月に行く。
今度は、もっと上手に東照宮を説明して、感満が淵にも連れていければいいなと思っている。
というわけで、本日のツアーにご参加いただき、ありがとうございました。
<思い出ブログ>
アジサイのいい季節になりました。




