【オーストラリア1周旅行】なかなか知られてない真ん中オーストラリアのお話し

海外生活/ オーストラリア

昨日、エアーズロックの事を書いたら、なんだか、あの時の思い出が溢れるように出てきたので、今日もアウトバックで楽しんだことをご紹介したい。

時は、1995年9月。

私がオーストラリアを1年、バックパック1つで旅していた時の頃だ。

今日の舞台は、アリススプリングスと、そこからダーウィンまでの「Stuart Highway スチュアート ハイウェイ」である。

真ん中アリススプリングスから、ダーウィンをつなぐ、緑のあたり。

アリススプリングスで年に一度の面白いイベントに偶然遭遇できた。

町を流れるトッド川で行われる、レガッタレースイベントその名もHenley on Toddだ。

まず、普通のレガッタといえば、こんな感じだ。👇

しかし、ここのレガッタレースは、ただのレガッタレースではない

川は乾季なので、干上がっている。干上がった川、つまり砂地で争うのだ!!

当然、船は浮かない!

どうすると思いますか?想像してみて!

ひまわり画伯新作、考えるMutsi

答えは、底がないレガッタに乗って、皆、走るのである!

絵葉書にもなっている、町をあげてのイベントだ。

ズバリ、こんな感じ!👇

砂地でレガッタの漕ぎ手たちが競争する。レガッタは、手作りだ。

例えば、雪山で使うプラスチックのそりに子供が乗り、大きなオトナ4人で引っ張って競争。

これは、一番手がかからない!

小さい赤いそりに乗っている子供と引っ張り大人たち!

また、典型的な手作りレガッタは、こんな感じだ。👇

赤い文字のWoolworthsは、私がオーストラリアでお世話になった大好きなスーパー

その奥のレガッタは、アリススプリングス空港のマーク。

一番手前は、プラザホテル。

つまり、大人気イベントなので、スポンサーがつくのである!

こちらが、待機中のレガッタ!👇

右のシェル石油の三角帆のレガッタは、また別レース用だ

基本は、同じ条件のレガッタで競争

皆、超真剣なのが、とても面白い。

子供の運動会に参加する、父兄のようだ。

そして、1日中、ずっーーとレースがあるのである。

パレード用に使う大きな船もある。

この大きな船同士が、ホースで水を撒きながら、戦ったりする

ちょっとあの頃を思い出す映像があり、それこそ、ホームビデオみたいな感じなのでシェアしたい。

他の動画も見たのだが、いやはや、中継をしている人の英語が、訛りがものすごいオージーイングリッシュ!

ローカル感満載で笑った!

懐かしかった!

60年ほどある歴史の中で、3回、中止になったそうだ。

1度目は、なんとこの時期に川が洪水になったそうだ。

雨季には、もちろんこの川は、水でいっぱいになる

いかに、乾季と雨季の差があるか、わかっていただけるだろうか?

こちら、ご参考までに、そんな乾季が終わる頃の水のない渓谷をカヌーで周った話。👇

そして、もう1度の中止は、コロナだ。2年連続の中止

来年の開催は、もう爆発的に盛り上がりそうな気がする

さて、次に紹介したいのが、この地域でみた、「岩」の話し。

その岩がある場所は、アリススプリングスから400km北上したところ(東京から富山くらいの距離)にある、 スチュアート ハイウェイ上だ。

そこに、Davils Marbles デビルスマーブルズという、とてつもない大きな岩がある。

百聞は一見に如かず。ずばりこんな岩だ。👇

もちろん真ん中にいるのは、私だ!

これは、大昔に火山の噴火により、飛ばされた岩だそうだ

どでかい巨岩がゴロゴロあちこちにあり、異様な迫力だ

これも私。もちろん持ち上げてはない。このまま残っているのである。
これも、すごい形で残っていた。

これは、まさに今でいう、インスタ映え映えスポットだ

すごい!すごい!

またそこから100Km北上すると、テナントクリークという場所がある。

山ばかりに囲まれた内陸地帯 。

私は、ここで自転車を借りて、サイクリングしてきた。

ひたすら、信号もない場所を走った。気持ちがよかった。

これぞ、アウトバック!!

しかし、ここにいると、一つ大変なことがある。

大量の蠅の大群だ!

蠅が、水分を求めて、目玉や、唇に突進してくるのである。

ネットがついていた、帽子をかぶっている人がアウトバックに多いのがよくわかった!

虫除けネット 蚊よけ 虫よけ 防虫ネット 帽子の上から被るタイプ 2個セット価格:890円
(2021/11/3 10:42時点)
感想(2件)

こうして、自転車をちょこちょこ借りているうちに、タスマニアを自転車で周ろうというくらい自転車にはまっていくのだが、それは、まだまだ先のことになる。

というわけで、この地域のオーストラリアの事ってあんまり知られてないので、皆さんに伝えられて満足!

ちなみに、この記事や前回のエアーズロック、カヌーなど、1記事に4時間から5,6時間ほど仕上げるのに時間がかかっている。

あの頃の日記がなく、頼りになるのが、両親に写真を送った際に、説明がてら書いた私のメモだけだ。

あの時代は、フィルムで写真を撮影する

こんなカメラを使って撮る。
これが、フィルム。貴重な1本だ。

フィルム代ももったいないので、今のようにやたらめったら、「とりあえず!」というノリで写真が簡単に撮れない。

フィルムは、最大の36枚撮りを持っていき、全部使い終わったら、写真屋さんに持って行って、写真の出来上がりを1日待つ。

ドキドキしながら、取りに行く。

変な顔だったり、撮りたかったものが、撮れてない絶望感は、計り知れないものだ。

もし、エアーズロックに今、私が行ったら、2泊3日のキャンプで200回は、間違いなくシャッターを押したと思う。

しかし、私の手元に残っている、キャサリンゴージでのカヌーの写真は、1泊2日でたったの7枚

エアーズロックは、2泊3日で24枚。

ちなみにレガッタ大会には、私は、1日で7枚も撮っていた

面白いイベントに遭遇できて、興奮したんだろう。

そんなわけで、両親に宛てた、写真の裏の説明と、その当時持っていた、ボロボロになった地球の歩き方だけがこの記事を書くための手がかりだ。

懐かしい地名などを思い出したり、自分のメモの些細な言葉により、色々な記憶がどばーーーっとよみがえってくるとこっちのものだ!笑

2002年のフランス時代からは、かろうじて、その時代のメールが残っているので、記事にしやすい。

しかし、その前の、学生時代、オーストラリアのワーホリ、クルーズ船、海外添乗員は、こうやって記憶の掘り起こしになるので、ちょっとした大プロジェクトだ。

大変ではあるが、こうして、思い出せて、1つの形になるとやっぱり幸せになれる。

そしてなんか、色々なものに感謝したい気分になるのである。

その1番のモチベーションは、読んでくれる人がいて、喜んでもらえるということだ。

皆様、いつも本当にご愛読、誠にありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました