【女子海外1人旅! タスマニア自転車旅行記 6 】フルムーンパーティー

オーストラリア/タスマニア自転車旅行

ホバートで、自転車での旅を終えて、大満足。

ここにたどり着くまで、ほぼ1人での思い出だったが最後は賑やかなメンバーでタスマニアを締めくくることになった。

ところで、以前、印象に残った、素敵なバイロンベイの宿のお話しをした。(知らない方は、リンクは最後に。)

そこに匹敵する、いや、それ以上の素敵な宿がタスマニアもあった

それは、当時、「世界最南端にある、YHA(ユースホステル)」と言われたLune River というところにあった。

皆さんもお馴染みになったタスマニア地図。最後は、一気にこの地域。
Lune Riverー>クイーンズタウンー>デボンポートと北上

ライダーの人達が勧めてくれていたので、何日泊まると決めずに、気に入ったら、気がすむまで滞在しようと思っていた。

旅の思い出は、どれだけいい場所かということが大事だが、誰と出会ったかが、もっと重要だと思う。

この宿で出会ったメンバーは、忘れられない、カラフルな面子だった。

それまで、オーストラリアの旅行で多く出会ったのが、私のように、「ワーホリ」のビザで来ていた、イギリス、スイス、オランダ、オーストリア、スコットランド、アイルランドといった国々の人だった。

今回は、それに加え、オージー、アラスカ(厳密には、アメリカ人だが、敢えて今回、そう呼ばせてもらう)、フランス、カナダというなかなか出会わなかった人達だった。

懐かしいーーー皆、元気かなーーー。

この人達と、なんだかとても気が合って、色々な事をした。

野生のブラックベリーをもぎ取ってジャムを作る

線路の先が海になった不思議な駅を見に行く

この先は、行き止まりーー

鍾乳洞を見に行く

洞窟に行って、蛍を見る。満点の星空のようで息をのんだ。

ラッセルフォールという滝を見る。

ラッセルフォール
鍾乳洞

スイス人のカレンとサイクリングをする

中でも1番の思い出は、カヌーを漕いで、魚釣りに行ったことだ

カヌーは、キャサリンゴージの乾季の1泊2日の旅を以前した。(最後にリンクあり)

今回は、寒いタスマニアでの1日のカヌーの旅

8人で2人乗りカヌー2艇と、4人乗りカヌーに分かれて、皆で繰り出した。

私はアラスカのティムとコンビ。ティムはアラスカでもよく乗っているので、すごい慣れていた

魚も簡単に釣っていた。

また二人乗りのカヌー
イギリス人のスティーブンとアラスカのティム。私は、中学時代の陸上部のウィンドブレーカーを着て寒さ対策ばっちり。なのに、アラスカのティムは半そで!!
オランダ人、スイス人、フランス人は、4人乗りカヌー
私と組んだティムが魚を釣った!

夜になると、毎晩、バイロンベイの時のように、演奏会が始まる。

カナダ人のデーブとフランス人のファビオがギター、イギリス人のスティーブンは、アボリジニの楽器のディジュリドゥ、アラスカからのティムは、なぜかマラカスだ。

彼ら4人は、旅の途中で出会い仲良くなって、一緒に旅をしていた。格好と同じくヒッピーな4人だ

ここで、ワインを飲みながら、暖炉のそばでパチパチと薪木が燃える音を聞き、ろうそくが灯る中で、演奏を聞くのが実に粋なのである。

Neil Young というSugar Mountain という曲をよく演奏していた。

この絵日記を見るだけでも楽しさが伝わる!
賑やか絵日記。

満月の日は、フルムーンパーティーもあった。

オーストラリアをこうやって周っていると、「今日は、フルムーンだよ」と言われることがよくあった。

電気をつけずに月明りの中のパーティーだ。

パーティーと言っても、また演奏して、飲んで、おしゃべりするだけなのだが、なぜか、満月はワクワクするらしい。

4人のヒッピーたちは、フルムーンの前日から、フルムーンイブパーティーと名付けて、また夜遅くまで演奏した。

とっても居心地がよく、私は結局、8日間、滞在した。

こうやってこの地で縁があって出会えることは、物凄い確率だ。

ましてや、その中で気が合うメンバーがこれだけ揃うって奇跡だと思う

坂を駆け抜けて、お尻の痛さと戦いながら、頑張ってきたから、神様がご褒美をくれたのかななんて思うのだった。

フルムーンをみて、私も感傷的になっちゃった。

さて、いよいよ、次回は最終回。なんだか、寂しいなーー。

というわけで、またねーー!

1)バイロンベイのお話しと 2) カヌーのお話し 3) Timと私の体温差に関連したもの。

タスマニア旅行その1から5までは、こちら👇

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