世界最南端にある宿での8日間の旅を終え、後ろ髪引かれる思いで、名残惜しみながら、次は、本格的な山岳地帯の西のクイーンズタウンに向かった。
自転車で周るのは、難しい地域と言われたが、いやはや、本当にそうだった。


道路が凍っていて、そしてすごい x 100 坂だった。
これは、自転車で挑戦していたら、宿にもたどり着けず、私は、凍え死んでたと思う。
バスに自転車を乗せて、すいすい進んでよかった。


ここで、かものはしを見た。 地球上でもオーストラリアにしか生息していない珍しい動物だ。
カモのようなくちばし、分厚い茶褐色の毛皮、ビーバーのような平たい尻尾に、水かきのある4本の足。見た目は、まるでモグラとアヒルを合体させた感じ。
恐竜がいた時代に、すでに地球上に生息していたという説もあり、「生きた化石」とも呼ばれている。
不思議な動きを水中でしていて、可愛かった。


また、滝をみたり、西海岸に出て、タスマニア最後の自転車も漕いだ。
坂がきつくなく、感激ーー。海もきれいだった。
タスマニアにありがとうをたくさん言った。砂浜に Thank you, Dearest Tassi! と書いて、私の気持ちを伝えた。




こうして、3/7にタスマニアのデポンポートに到着して自転車を借りて、4/15に返却をした。
デボンポートに戻る時に、3/17の曇り空の中で見た、世界遺産のクレイドルマウンテンがまた違う角度から見れた。
今回は、晴れて、また綺麗だった。比較してみた!👇


デボンポートの宿でLune Riverで一緒だった、カレンにまた会った!
カレンには、7年後にスイスのお家に遊びに行っている。
宿のおじさんに「よく頑張ったねー。マッチョになったねー」と言われた。やっぱり。。
こうして41日間のタスマニアの旅が終わった。
帰りのメルボルンまでの船 Sprit of Tamanは、またLUNE RIVERで会った、ヒッピーたちと一緒に帰ってきた。
9時間かけてメルボルンに戻った。蛍の光を何故か心の中で歌った。笑


メルボルンでは、私の人生の神様、ケネディさんが迎えにきてくれた。
「おーー、たくましくなったね!」とまた言われた。汗。。
そして、そのあと風邪をひいて、2日寝込んだ。
きっと、大きな目標を達成できて、気が抜けてしまったんだろうと思う。
ちなみに、ヒッピーたちをそのあと、一緒に旅行をしようと言っていたのだが、ケネディおじいちゃんが、反対した。
今までそんなことがなかったのでびっくりしたが、風邪をひいたので結局、その話しもなくなった。


思い付きで決行したタスマニア自転車旅行だったが、やり遂げられて本当によかった。
自転車は、今も大好き。その後のたくさんの国で機会があればサイクリングをしている。
東京でもたくさん漕いでいる。
「タスマニアを自転車で周った」というのは、私の自慢の肩書だ。
その後の人生において、1つ形に残せた、自分の頑張った証しになっている。
また、オージーにタスマニアを自転車で周ったというと、ちょっと食いつきが違う!笑
1年のオーストラリア滞在も残り2カ月となった。
1周目でスキップしてしまったところを残り2カ月で周ることになり、またまた一生の友達に出会う旅がこの後に待っていた。
またそれはいつかゆっくりお話ししたいと思う。
7回シリーズのタスマニア自転車旅行をいかがでしたか?

今回、改めて振り返る事ができ、私自身、また自分の過去の思い出に幸せな気持ちにさせてもらった。
少しでも皆さんが楽しんでくれたら、嬉しい。お楽しみいただき、ありがとうございました。
そして、もし皆さんがタスマニアに行く機会があれば、私からのよろしくをタスマニアにお伝えください。
それでは、これにてタスマニア自転車旅行終わりとさせていただきます。

タスマニア自転車旅行全部

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