【女子海外1人旅】 ルーマニア③ 山あいの町、”ブラショフ”へ。不思議な車内販売と強いキリスト信仰

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首都のブカレストから、山あいの町、ブラショフに向かう。

1. 首都ブカレスト 2. 本日の目的地ブラショフ

ルーマニアは、電車の交通網がよいので、世界の車窓旅をすることにした。

今回は、3時間の電車の旅。

運賃は、日本のJRのようにそれなりする。

車内で、不思議な現象を見た。

駅に停車するたびにいろいろな人が乗り込んできて、座席にペンやら、キーホルダーなど雑に置いて、一旦、去っていく。

どうやらそれらは、売り物らしく、また数分すると彼らが戻ってきて、要望がないか、見渡している

誰も興味がないのがわかると、素早く商品を片付けて、去っていった

これが、止まる駅ごとに起こる。

あんなの買う人いるのかなーと思うが、この国も、ブルガリアと同様、キリスト様のお国

町を歩いていると、物乞いの人にお金を渡している人が結構いる。

なので、寄付と考えて、買ってあげる人もいるのかもしれない。

しかし、私の今回の電車の旅の乗客で購入している人は見かけなかった。

3時間の車窓の旅は、山の景色が素晴らしく美しい。

カナダのロッキー山脈を思い出す、ごつごつした山。

ここは、ルーマニア中央を南北に走るカルパチア山脈のある、トランシルヴァニア地方。

なんか、地理のテストで出てきた気がする名前だ。

今日の目的地のブラショフは、中世の町内を残す美しい古都だ。

この辺りは、昔は、ドイツや、ハンガリー人が入り乱れていたそうだ。

そのような人々によって発展した町なので、それこそ、ドイツの中世の町並みが残っている、ローテンブルクのような童話に出てきそうな可愛い町だと思った。

本日も超快晴のピカピカの天気。

せっかくので、町にそびえる、標高865mの山、トゥンパ山の山頂に行こうと、ロープウェイに乗った。

うわー絶景だ。

頂上のカフェで、モルドバ人の若い男の子2人とおじさんのコーヒータイムに、私も混ぜてもらった

モルドバ人とは、人生初めて、出会った

そういえば、ブルガリアの夕食の友のデビット君が、「モルドバは、ヨーロッパで一番貧しい国だよ」と言っていたのをふと思い出した。

彼らは、キリスト教のHillsong(ヒルソング)という、若い子達に人気のある宗派に最近入ったとのこと。

その会合が、このブラショフである為、来たという。

ちなみに、Hillsongは、オーストラリアでも若い子に人気がある。

私もクルー時代に、可愛いジェニーという子が、熱心に活動していて、一度、その会合に連れていってもらったことがあった。

すごい、ノリノリのヒットソングになりそうな、曲を教会で歌うのだが、歌詞に「ジーザスクライシスー」というキリスト様を叫ぶ歌詞が沢山入っている。

途中まで、コンサートに来た気分なのに、この歌詞が出てきて、はっと、我に返り、そうだ、そうだ、私は、今、キリスト教の会合に来たんだったって思うのだった。

この宗派、世界的にすごい勢いで大きくなっていると聞いた。

ジェニーもそうだが、まわりをみると、男美女が多い。

なんでもそういう見た目のいい人をドンドン入れて、若い子を取り込みたいと聞いた。

この3人が参加する会合がちょっと気になった。

楽しいカフェタイムが終わり、彼らとお別れして、町に戻った。

週末の快晴だったので町は、人で溢れていた。

クラシックカーのショーみたいのもやっていて、子供達も興味津々のようだった。

この町の景色とクラシックカーは、実によくマッチする。

気持ちよく散歩をして、旧市街の中心にある時計塔に行った。

高さ60mの見張り台には、昔は、何か特別なことがあった場合に、住民へ知らせる鐘がついている。

今は、歴史博物館だ。

ここでは、夕方6時に昔の衛兵の格好をした人たちが時間を知らせる為にトランペットを鳴らす、セレモーニがあると聞いた。

ちょうどいい時間。これは、見て行こう!

小さな男の子を率いて、トランペット隊がやってきた。

主役は、小さな男の子

彼も衣装を着て、緊張した面持ちで、整列した。

架空のトランペットを持って一生懸命吹こうとしていた姿があまりにも可愛く、拍手喝さい!。


私もメロメロになってしまった。

こうして、ブラショフの素敵な1日が終わった。

続きはまた次回ーー。

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