ドイツで1番好きな都市 ベルリン!

海外旅行/ヨーロッパ

2011年9月末から、25日間旅をした。

トルコのイスタンブール、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、ドイツのベルリン、ライプチヒ、オランダ。

12年経ち、日本の生活にどっぷり浸かっている身としては、改めて、贅沢な経験だったなって思う。

この旅のブルガリアとルーマニア編は、以前、ご紹介した。

東京が急に秋めいた。この気候になると、ヨーロッパの景色を何故か思い出す事が多い。

ふと、ドイツの首都ベルリンのあの旅が懐かしくなり、本日は、ベルリンの旅をご紹介したいと思う。

ベルリンは、ドイツの中で私が一番好きな都市だ。

旧東ドイツのミュンヘンと、旧西ドイツのベルリンは、テイストが全く違う。

東西分断の象徴であるベルリン。

事前に旧共産主義のブルガリア、そして東欧革命の象徴となった、ルーマニアの首都ブカレストを回ってきた。

この旅のハイライトが、ベルリンだった。

←ベルリンの壁が閉ざされたころのハガキ

私は、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲 Brundenburg Concerto」という曲が小さい頃から大好きだった。

母の買った、レコードのジャケットには、ブランデンブルグ門が映っていて、その写真と曲を見ながら育ったと言っても過言ではない。

今回は、そのブランデンブルグ門の前で、この協奏曲を聴くというのを、私のミッションとして掲げていた。

2011年10月15日のベルリンの気温は、朝は1℃、日中は快晴なものの、13℃位までしか上がらないので、私にとってはもう冬だった。

そんな中、まず、ブランデンブルグ門向かった。

次の角を曲がれば、右側にブランデンブルグ門が見えるところまで来た。

そこで、iPod touch(その当時の私の音楽を聴くデバイス)に入っている、ブランデンブルグ協奏曲セットして、ブランデンブルグ門とご対面!!

ジャジャ―――――――ン!!

いやはや、もう涙出そうになりました。鳥肌が止まらない!!

ブランデンブルグ門の周りは、冷戦の象徴、アメリカと西ドイツの兵隊の格好をした人達が、観光客用にパフォーマンスをしていたり、門の向こうはかつて壁だったところを自転車が行き来しし、平和な風景。

私は、この協奏曲を始めから最後まで、約1時間をベンチに座って、じっくり聴いた。

レコードジャケットで何度も見ていた、ブランデンブルグ門が、今、自分の目の前にある。

この曲を聴きながら、ただただ、感激に浸った。「生きててよかったー」と思うほどの感動だった。

それから、チェックポイントチャーリー(HAUS AM CHECKPOINT CHARLIE)へ。

ここは、第二次世界大戦後の冷戦期において、東ベルリンと西ベルリンの境界線上に置かれていた国境検問所。 

博物館では、改めて、冷戦時代の事を知る。

東側にいた多くの人々が命がけで逃げようとしたさまざまなストーリー。

知らないことがたくさんあった。

ここも負の遺産だ。

ドイツは、私の好きな国の1つだが、どうも、食べ物が残念だなーって思っている。

しかーし、ビールとソーセージは外れがない!

屋台のソーセージや、マーケットで湯気を立てて食べるソーセージは、どれも美味。

ベルリンは、Currywurst(カリーヴルスト)というB級グルメの屋台がいっぱいある!

太めのソーセージをこんがり揚げ焼いて、食べやすくスライスしたものに、トマト味のソースとカレー風味のスパイシーなパウダーをかけて出来上がり!

このソーセージのお供に、マッシュルームのソテー:サワークリームがけがベルリンの旅で一番美味しかった。

ビールは、いつ、どこで飲んでもおいしい!

毎日、お世話になりました!

ベルリンもヨーロッパに多くある、文化が沢山ある町。

昼間は、あちこちにある美術館や、ギャラリー、博物館を選ぶのが大変なほどいいものが沢山ある。

ペルガモン博物館は、とてもよかった。

紀元前2世紀頃の古代ギリシア時代に現在のトルコにあった都市ペルガモンに建てられた大祭壇が展示されているのだが、その横脇の階段で休憩しながら、楽しんでいる観客のゆるーい感じが個人的に好き。

またベルリン大聖堂は、ターコイズブルーの屋根が美しい教会。

ドームにある270段の階段を登ると、屋根の装飾とベルリンの町の眺望がよく見える。

そして夜になれば、私の大好きな、教会でのコンサートがあちこちで開催されている。

私が行った教会コンサートは、合唱コンクールみたいな感じで面白かった。

ベルリンには、いつか数カ月住んで暮らしてみたい。

町も綺麗で、皆とにかくおしゃれ。

寒い冬を過ごすのにカラフルなタイツを履いている人が多く、その年の私の冬のファッションは、ベルリン風のカラータイツでキメました!

公園も紅葉がとっても綺麗。

夜も楽しめるようにと、町がライトアップしていて、賑やか。

ブランデンブルグ門のライトアップも素晴らしかった。

ブルーやピンク、オレンジなどのライトが当たると印象がまた変わる。

長い冬のドイツ。こうやって少しでも冬の夜長を楽しませようとしてくれるのが粋だなって思う!

週末になると、家族連れが多く訪れていて、もっと活気が出た。

そうそう、デモ行進もしていた。

フランスでは、日常茶飯事だったけど、ドイツ人もやっぱりデモ行進するんだなーなんて思ってしまった。

たった3日の滞在だったが、非常に心打たれた、ベルリン。

また行きたくなって、フライトを検索してみたんだが、2月でも、往復30万くらいして、諦めた。

ベルリンに着いたところで、今度は、円安で滞在費もきっとかさむ。涙。

仕方ない!しばらくは、思い出でこの海外旅行飢餓を乗り越えるしかないか!!

というわけで、また次回まで!!

<思い出ブログ>

フランスのデモ行進ー!!

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