ルーマニア旅行中。
本日は、ルーマニア料理のお話し。
ブルガリアと同様、ルーマニア料理も美味しかった。
この国は、農業国だ。

黒海には、面しているが、ルーマニアでは、魚を食べなかった。
定番料理は、「サルマーレ」というロールキャベツ。
冬の間、酢漬けされたキャベツで、ひき肉、玉ねぎが包んである。
サワークリームがたっぷりかかって、色鮮やかな、「ママリガ」が添えられる。
「ママリガ」は、ルーマニアの伝統的副菜。
トウモロコシの粉に牛乳などを加えて、よく練ってから蒸す。
イタリア北部で見る、「ポレンタ」のようなものだ。
マッシュポテトみたいな味だが、食感は、フワフワしているので、口あたりがいい。
付け合わせには最高だ。

↑は、ビールと共に、首都のブカレストのレストランで52RON 約1200円。
外食は、ブルガリアに比べて、3倍になる!
別の日は、茄子のペーストのサラダに、ブルガリアでも出てきたが、「グラーシュ」。
これは、元々、ハンガリーやチェコでの人気メニューの「グヤーシュ」と言われる、シチュー料理の類。
茄子のペーストサラダは、トマトがたっぷり添えられていて、ボリュームたっぷり。
グラーシュもグリーンピースや、ニンジン、コーンが混ざった、炊き込みご飯の上に乗っかっていて、こちらもボリューミー!
空気が乾燥しているので、ビールが美味しく、町散策でたっぷり歩いているので、ペロッと平らげた!
白ワインでお代わり。約1500円。65RON

おいしい。
ドイツの雰囲気のある町、ブラショフでは、「トキトゥーラ」という料理を注文した。
豚肉、ベーコン、ソーセージ、レバーなど、全て豚肉を使って、煮込んだ、料理。
この上に、落とし卵が、ドン!と乗る。
これに、またまた登場、トウモロコシを使った副菜、「ママリガ」を添えられる。

これがまた、ボリュームたっぷり!
首都のブカレストでは、レストランの食事が高くてびっくりしたが、地方都市に入ったら、ブルガリアを思い出させる値段になってちょっとホットした。
このレストランのおばさんのサービスがとてもよく、思わず、ビール、白ワインのリレーでお酒が進む。
ドラキュラで有名な、シギショアラで、よさそうなレストランに入った。

レストランと書いてあったが、バーだった。
赤ワインを勧められて、ルーマニアで赤ワインを初めて飲んでみた。

おー、コクがあって美味しい!!
ゆっくり飲んでいたら、2組のカップルがワイワイ入ってきた。
その中の、男性が声をかけてきた。聞けば、ギリシャ人のお医者さんで観光できたとのこと。
とってもおしゃべり好きで、そのカップル(ルーマニア人)の仲間に入れてもらって、ワインをご馳走になった。
私は、お腹が空いてきたので、夕食の為に、レストランを探すからまたねーとお別れした。
翌朝、泊まっていたホテルで、この4人に遭遇!なんと同じ、ホテルだった。
さて、レストランを探していたら、良さそうなところがあったので、入ってみた。
スープと、ロールキャベツのサルマーレを注文。

お決まりの、サワークリームと付け合わせのママリガがちゃんとついてきた。
ロールキャベツは、レストランによって味が違っていて、ここもおいしかった。
山のふもとのシナイアでは、夜、とってもお腹が空いたので、Tボーンステーキをがっつり食べた!
この話は、シナイア編でご紹介したい。

ワインも500ml、1人で飲んだ!
スープもいろいろな種類があった。
「チョルバ」という。
肉団子と野菜だったり、酢が入った牛の胃袋が入ったクセのあるチョルバだったり、コンソメ味のさっぱりしたものだったり、チョルバは、この国では欠かせないものみたいだ。
発音もしやすい!

また、デザートも美味しい。

「パパナッシュ」は、すっごい大きい2つの揚げドーナツのお菓子。
ヨーグルトとチェリージャムがかかっている。
ドイツっぽい町と言った、ブラショフ発祥のデザートらしい。

美味しかったけど、お腹がいっぱい!
あれ以来、一度もルーマニア料理を口にしていないけど、今度、東京で探して行ってみようかなーとこのブログを書きながら、ふと思った。
というわけで、本日はおしまい。まだまだルーマニア旅行続きますー。
またねー。
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