今日は、このMutsi(ムッツィー)の世界探検隊でも人気のある人物のCrazyなエピソードをまた紹介したいと思う。
知らない人もいるかと思うので、簡単に説明をしたいと思う。
私がニュージーランドでシェアハウスをしていた同居人2人の男性がいる。↓
ピーター:この家の家主。レンタカー屋さんのオフィスとしてこの家を使用している。
彼は、仕事後は、別宅に帰るので、夕方までこの家に滞在。
コロン:名付けてコロコロ コロン。イメージ図↓
ピーターとはお友達。神経質で、掃除に関しては、ハウスキーピングの長か!と思うくらいすごいチェックが入るので、男性だが、勝手に姑と呼んでいる!
過去2回のお話しは、こちら↓
この2つのエピソードを引っ提げて、本日、第3弾!
ある日の週末、オーストラリアから、仲良しのお友達ノーラがニュージーランドに遊びにきた。
ノーラとは、1996年に私が、バックパック担いで、オーストラリア1周半旅行をバスでしていた時に出会ってからの仲なので、もう27年の付き合いになる。
環境問題にとても敏感で日本のビニール袋を使いすぎることに少々お怒り気味という出来事もあった。
一緒に沖縄の座間味で過ごしたこともある。
↓
そのノーラと一緒に、泊まりでWhakapapa Holiday Parkという山に行き、Bush Walkingをしようということになり、私もワクワクしていた。
ノーラが、ピーター、コロンとシェアしているこの家にやってきた。
旅程は、金曜日の20:45 オークランド発の夜行列車に乗り、夜中の2時に山に到着。
2泊して、日曜日に夜に帰るという結構、ハードスケジュールになる。
週末は、恒例の掃除の日。
トイレ&洗面所
もしくは
シャワー室
をコロンと2人でローテーションしている。
その週の私の担当は、シャワー室だった。
週末は、ノーラと過ごすので、家にいない。
日曜日の夜遅くの帰宅なので、掃除をするのは難しい。
そこで、コロンに、
「今週は、シャワー室、トイレの両方をあなたにお願いして、私が、翌週、担当するので、今週、掃除お休みしていいよね?」
とYes ありきで聞いた。
ところが驚いたことに、答えは、NOだった。
えー---噓でしょー--!!
コロンの言い分は、「日曜日は、免除してやるから、月曜日にやれ」というのだ。
このやろー--!!
「月曜日は、仕事で夜遅いから、無理!」というのだが、それでも
「DO IT! やれ!」というのだ。
そのやり取りをノーラが全部見ていて、あとで、こっそり、
「Mutsi(ムッツィー)、噂の姑、本当にすごいね。あれじゃあ、誰とも彼、結婚できないわ。」
とびっくりしていた。
そんな金曜日の夜に私達は、出発した。
7月は、真冬のニュージーランド。雪も降り、山登りをして、とっても楽しい週末を終えて帰ってきた。
ノーラとお別れし、現実に戻った。
ふと、仕事中に、コロコロコロンの融通の利かない考え方に、私のむかつき度がじわじわ増してきた。
周りの友達や、日本にいる母親にも電話をして、文句を言うと、皆、口々に、「それはおかしいね」と同調してくれた。
やっぱり私は、間違ってない!!と確信した。
別にしょっちゅう、遊び歩いているわけじゃない。
毎週、ちゃんと掃除をしているのだ。
同居人のとして思いやりがなさすぎる。
そこで、ピーターに告げ口をして、結局コロンが、
「Don’t worry!気にしないでいいぞ!」
と偉そうに言ってきた。
なんか納得いかないが、不満があればすぐに言っていこうと誓った。
そうして、またこの怒りもどこか行き、2カ月ほど過ぎたある日、コロンから、
「家が汚れてないから、週末は、掃除を休もう!」と言われた。
えー-ー--、どうした?どうした?
私も遂に、姑に認められるほど、掃除が上手になったようだ。
そんな中、コロンが毎年、楽しみにしている、タイ旅行に旅立った。
10月1日、ナンバーワン オクトーバーとカレンダーの前に立たされて、あと何日と指折り数えている、彼の1回の大イベントだ。
私にとっても大イベントだ!
うるさい、コロンのいない家で、1か月、1人になれるので、待ちきれない!!
こうして、私は、1か月の夢の一人暮らし!!
いやー---、なんと快適なこと!
教育スパルタママから解放された、受験が終わった子のように、羽を広げまくる私。
食器もあとでまとめて洗おうが、マットが曲がってようが、シャワールームに泡が付いてようが、、、
そんなの関係ないー!!
いなくなって、気が付いたが、私ってかなり、コロンに気を遣って暮らしていたんだと!
あー-、お金があれば、さっさとこんな家を出て、一人暮らしがしたいものだ!
タイに行って、そのまま帰ってこないでほしいなー、いや、そんなことがあるはずがない!
せめて、タイから帰ってきたら、心が大きくなって、掃除も大らかに対応してくれないかなーなんて
思っているうちに、あっという間に夢の一人暮らしは、終わりに近づく。
コロンの帰国日の前日は、年末並みの大掃除をして、ピカピカにして、彼の帰りを待つのであった。
コロンのネタはまだまだあるが、本日はここまで!
またねー-
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