築地市場、豊洲市場には行った事があるが、大田市場には足を踏み入れたことがなかった。
平成元年に誕生した、日本最大級の市場。
敷地面積は、東京ドームおよそ、8.5個分に相当する。
野菜、魚、お花市場で、一般の人も見学することができると聞いていた。
いつか行きたいと思っていたが、ようやく実行することができた。
色々なアクセス方法があるが、私は品川駅から98番のバスに乗った。
30分ほどのバスの旅だったが、これがまた面白かった。
品川駅を出発し、天王洲橋を通る。この辺りは華やかな品川の開発エリアという感じ。
品川清掃工場前を通り過ぎた後、「2号バース」という変わった、バス停名が出てきた。
バースと言えば、阪神の1985年の優勝に貢献した、4番、バースが頭に浮かぶ!
思わず、六甲おろしが私の中で流れる!!
しかし、ここでの「バース」の意味は、船の停泊所という意味。
ここは大井埠頭。荷物を運ぶ為のトラックが自分の番を待つために、長蛇の列になっていた。

コンテナもたくさんある。
つい最近、お台場の「TOKYO ミナトリエ」に行って、東京港に並んでいた、たくさんのコンテナを見ていたので、身近に感じる。
その時の記事 ↓
このところ、ホルムズ海峡が閉鎖される、されないで、色々なモノが、届かないと聞くが、大井埠頭も影響を受けているのかなーなんて思いながら、車窓を眺めた。
東京税関大井出張場前、鴻池運輸前、ダイトー大井物流センター前と言った、停留所名は、この地を象徴している。
人が住んでない、乾いた感じだ。
このバスの終点が「大田市場」。
大田市場は、羽田空港、港湾施設、JRコンテナ基地に隣接し、さらに首都高沿岸線や、環状七号線に近接していることから、物流環境が非常に充実しているとのことだ。
9時に到着した。
まずは事務棟の2階へ。
ここには、大田市場の歴史や、市場での乗り物、ターレーが飾ってあるので、身近で見ることができる。
市場の中では、なんと、1,163台が行き来しているそうだ。

事務員さんに見所を教えてもらう。
青果、水産、花きの3つの部門に分かれている。
水産に関しては、豊洲市場が全体の魚市場の90%を占めているので、こじんまりしているそうだ。
青果は広く、見ごたえがあるとのことだった。
見学時間の目安は、青果、水産エリアは、60分ほどという。
花きは、敷地から一旦出て、10分ほど離れているそうだ。
美味しいものが食べられる横丁もあるので、楽しんでいらっしゃいと送り出されて、出発!
そこから、「見学者コース」と黄色でわかりやすく、矢印が床に書かれているので、そこに沿って歩く。

早速、青果棟へ。ここは、3つの棟がつながっていて、規模が大きい。
2階から見下ろす形なのだが、たーくさんの段ボールが積まれていて、キャベツや、玉ねぎ、ミカンなど入っていた。
これが、スーパーに運ばれて、私達が購入しているんだなー!
ターレがあちこち行き来していて、皆、てきぱき働いていた。
セリを見たかったら、7時くらいに来た方がいいそうだ。

是非次回、見てみたい!
引き続き、水産棟に向かうのに一度外に出た。
気持ちのいい風を受けながら、棟を見ると、屋根に、ブドウの飾りと、魚の飾りがあった。
青果は、3つ棟があるので、このブドウと、タケノコ、カブがそれぞれの棟に飾ってある。
魚は、鯛で、水産棟である目印。
野菜も鯛も、全て縁起がいいモノを掲げているとのことだ。


見学コースの黄色のマークに沿って、水産棟に入る。
水産棟のセリは、5時40分と早いので、私が行った時間は、人はほぼおらず、閉店状態だった。

ここは、毎月第4土曜日に「さかなの日」というイベントがあり、一般の人も仲卸の店舗で、普段は手に入らないような新鮮な魚介類をお得に購入することが可能とのこと。
その場合も、午前6時という朝早い時間に行くと、いいそうだ。
8時を過ぎてしまうと、魚の数が少なくなってしまうそう。
よし!そうというなら、次回は、第4土曜日に、保冷バッグを持参して、水産棟を見学、そして、青果棟で、7時過ぎのセリを見るというのがよさそうだ。
こうして、2つの市場を見学し、まだ、10時過ぎだが、早めのランチにすることにした。
やっちゃば横丁というのが、青果棟と水産棟の間にある。
ここでは、もう行くお店は決めていた。
三洋食堂。


というのも、嵐の櫻井翔君が『櫻井翔の幸せごぜん〜NICE MORNING LIFE〜』という番組で訪れた食堂がおいしそうだったので、それが食べたかったのだ!

ここで、翔君が、本マグロ中トロ&大エビフライにほたて単品を付けて、おいしそうに食べていた。
おばあちゃまと女性のお孫さんが、一緒に働いていて、微笑ましかった印象がTVを見てあった。
お店についたら、そのおばあちゃまが、出てきた。
お店の前にあった、メニューを指して、「先にメニュー決めてね。」と言わたので、「この本マグロ中トロ&大エビフライと、あと、ほたてってありますか?」と聞いたら、「あ、翔さんね。」とニコっとした。
ばれた!!
そして、お孫さんに「はい、翔さんセット」とオーダーしたので、笑ってしまった!
かわいいお孫さんが、取材の時に座った、翔君の椅子を指して、「どうぞ、こちらがあの席ですよ。」と案内してくれた。
その周りには、常連さんらしき人が、市場での一仕事を終えて、食事をしていた。
両隣の地元の方に囲まれ、翔君の席で、翔さんセットを待った。
そして、どかんと来たセットは、とーーってもおいしかった。

手作りタルタルソースは、エビ、ホタテフライにピッタリ。
マグロは脂が乗っておいしく。
何よりも、お孫さんとおばあちゃまが元気で明るく、おばあちゃまは82歳という。
働いている人は、美しき!!なんて思ってしまった。

市場にある、食堂は、やっぱりおいしい。
舌の肥えた人達を相手に商売するだけあって、外れがないと思っている。
大満足だった!!
さて、次は花き。
花きとは、観賞用に栽培される植物全般の総称。花をはじめ、観葉植物、盆栽、芝生、苔も花きになる。
花き棟までは、10分ほど歩く。

ここのセリも7時半とのこと。
花きのせりは、コンピューターを使ってやるそうだ。
セリと言えば、豊洲で見たような、だみ声で指を使ったものをイメージするがそれとはかけ離れたやり方で、未来なイメージ!
これもまた見にこないといけないと思った。
私が行った時間は、出払った感じではあったものの、雰囲気が味わえてよかった。

見学者コースには、珍しいガーベラやカーネーションが飾られていて、農園で働く人達が日々努力を重ねて、品種改良しているんだなって思った。
私は、一度、ここに入っている、花き業界の面接を受けたことがある。
入社できたら、オランダやアフリカ大陸に出張があったりするなんて聞いていたので、大好きなお花の仕事ができて、しかも海外出張行けるなんて最高!って思っていて、面接に臨んだ。
合格したら、この近くに住もうなんてことも思っていたのだが、残念ながら、不合格。
その落ちた会社もこの棟の中に入っていた。
合格していたら、私はここにいたのかなーなんて、あの時、不合格になってがっかりした時の自分を思い出した。

こうして、また同じバスに乗って、品川に戻った。
世の中の人々は、ランチ時間で忙しそうだったが、私の体内時計は、もう夕方の気分!
朝早く行動すると、時間を有効に使えていい!
というわけで、大田市場、是非おススメです。
ただ、やっぱり活気のある、本物の市場を見たいので、次回は早起きしてまた行きたいと思ったのでした。
行く前には、休業日でないか調べて行ってね!

久しぶりの平日連休。
初日は、靖国奉納相撲。
そしてこの日は、大田市場と、大満喫したのでした!
また、平日休みを取って、面白いことしたいな!
というわけで、本日は、おしまい。
<思い出ブログ>
市場つながりで、モロッコの市場、SOUK(スーク)のお話し。異国の話しってやっぱり面白い!!




