先日、「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」を見に、国立新美術館に行ってきた。
ピカソとポールスミス!
どちらも大好きな私にとって、時空を超えて、コラボできるんだってびっくり。
パリの国立ピカソ美術館が所蔵する20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソ(1881-1973)の作品からインスピレーションを得て、伝統的な仕立てと遊び心あふれる色使いで知られる英国人デザイナー、ポール・スミスが会場のレイアウトを考案します。自由な発想で創り上げられた会場構成は、ポール・スミスがデザインする洋服や小物のような色鮮やかさと楽しさに満ちています。ピカソの初期から晩年までの作品群を緩やかな時系列に従って展観します。(オフィシャルサイトより引用)
https://www.nact.jp/exhibition_special/2026/picasso_paulsmith
そのポールスミスが手掛ける、空間の使い方と色合いとデザインが素晴らしかった。
16の空間に別れていて、それぞれの部屋でピカソの作品に没頭できる。
それぞれのテーマと照らし合わせて、写した写真をご紹介。
01 『ヴォーグ(流行)』中の 芸術家

ヴォーグパリの書き込みをしたこともあるピカソにちなんで、おしゃれな表紙がずらりと並ぶ空間!
02 青の憂鬱

ピカソの「青の時代」の作品。暗さがぐっとくる。
03 バラ色の女性たち 《アヴィニョンの娘たち》への前奏曲
青の部屋から入る、このコントラスが素敵。

ピンクに囲まれて見る作品は、更に元気がでる!

04 キュビスムの実験室

ピカソがキュビズムに入り始める時代の作品。
05 アッサンブラージュとコラージュ
この部屋に行く前にこんな、遊び心のある空間がある。↓

そして、このお部屋!壁紙のようなパターンの組み合わせが素敵!


06 古典主義の画家

古典主義に戻った時代に描いた作品。
07 子ども時代
この空間は、元気とパワーをもらえる。
ピカソはスペインでの幼少期に親しんだ闘牛やフラメンコ、パリのキャバレーやサーカスの鑑賞体験を通じて、生涯にわたり舞台芸術に深い関心を持ち続けました。特にアルルカン(道化師)には自身を投影し、多くの作品の主題となりました。オルガ・コクローヴァとの息子パウロがアルルカンに扮した作品や、マリー=テレーズ・ワルテルとの娘マヤを描いた作品などを紹介します。
(オフィシャルサイトより引用)

このアルルカンの絵と壁紙のマッチが最高!

08 闘牛
力強くエネルギー溢れる闘牛が大好きだったピカソの作品が鮮やかな赤のお部屋で見れる。

この絵は、エネルギッシュでここでもパワーをもらえた。

09 ストライプ
闘牛のお部屋から出るとこのストライプのお部屋へ。

ポスターになった絵。うーーん、とってもいい!

10 戦時中
スペイン内戦から第二次世界大戦にかけて描いた作品。ゲルニカも同じ時期。
静かな怒りをこの絵からも感じる。

11一点もの
それぞれ味のある、一点ものの焼き物。

12 《草上の昼食》
巨匠マネの絵画《草上の昼食》(1863)の再解釈に取り組んだ作品。
これすごくアイディアが面白い!ピカソがマネを解釈するとこんな風になるんだーって!


13 ピカソのボーダーシャツ
ピカソといえば!というボーダーシャツが天井から一杯、掲げていて、おしゃれな空間。

14 晩年:1969—1972
私はやっぱり晩年のピカソの作品が好きだなとこの部屋に来て確信。

15 展覧会のピカソ
世界中で開催されたピカソ展のポスターがそびえたつように飾られている部屋。
あー、こんなところにでもピカソ展がやっていたのかーなんて地名を見つけてみるのが楽しい。

そんなピカソが尊敬していたという、ジョージアのニコ・ピロスマニの作品を思い出すとやっぱり影響を受けてるなーって思う。

美術館ってやっぱり、心を豊かにする。
東京だけでも、美術館147館、博物館は113館あると言われている。
当然日本一だと思っていたら、なんと東京ではなく、長野県が1番とのこと。
長野県は、美術館だけでなんと340か所だというので驚きだ。
2位が北海道、そして3位が東京。
まだまだ、知らないことがいっぱいだなーって改めて思う。
さて、そんなことを思いながら、私が最近訪れた美術館をご紹介したいと思う。
- 国立新美術館
冒頭で紹介したこちら。
乃木坂駅から直結。
建築家は、黒川紀章。
https://www.kisho.co.jp/j_index.html
彼の建築の特徴は、メタボリズムという、建築を生き物のように成長、変化する存在としてとらえる思想。
https://kenchiku-pers.com/photo/list/ka0070-kisho-kurokawa
今はなき、「中銀カプセルタワー」がそれ。
https://www.kisho.co.jp/project/1970/nakagin_capsule_tower
そして、国立新美術館は、晩年の彼のアイディアである「共生」からきている。
自然と人間、伝統と現代、都市と建築など、異なる要素を調和させることを重視している。
波のようなガラスファサードで都市と建築をつなぐ。

また、幾何学的な造形も彼の特徴。
表参道ヒルズの向かいにある、「日本赤十字」の建物も彼の作品だ。

おっと、話しが逸れてしまったが、美術館は、地下1階から3階まで。
100円を入れて、(あとで戻ってくる)大きな荷物を預ける。
有料と無料の展示会がある。
ピカソmeets ポールスミスを見に行った時は、夏休みシーズンということもあり、高校生国際美術展や、日美展、書道展、日本、フランス現代美術世界展など無料で見れる個所もたくさんあった。
1つ1つの展示室の部屋がとても広い。

ピカソの展示は、2階の一角で、1時間ほどゆっくり見た。
このペースで他の展示場を全部じっくり見ると、丸1日かかってしまうと思う。
色々な芸術作品に一気に触れることができるので、ここで過ごす時間は、入場料以上のお得感があると思う。
展示室は、1階から3階までで10室ほどある。
地下は、レストランとミュージアムショップ。おしゃれなミュージアムギフトがいっぱい。
1階はカフェと小さなギフトショップと展示室4部屋。

2階には、ティーサロンと4部屋。
3階が、ブラッスリーと展示室、そしてライブラリーもある。
https://www.nact.jp/information/floormap
あちこちに休憩できる椅子があって、有意義に過ごせること間違いなしだ。
この日の夜は、スカパラのライブで羽田ZEPPへ。美術館とライブという贅沢な休日でした。
2. 根津美術館
最寄り駅、表参道。
建築家は、隈研吾。
ここは、外国人に人気。入口の竹林と庭園が、美術を鑑賞する以外にもお勧めポイント。

隈研吾の特徴は、木材や竹などの自然素材を使用し、和を全面的に主張することだ。
ガイドをしていると、よく名前を出す建築家だ。
MUFGスタジアム(国立競技場)、浅草文化観光センター、歌舞伎座、サニーヒルズ南青山店、One表参道など、たくさんの名建築がある。

地方にも彼の作品はたくさんある。私が見たのは、スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店。

TOYAMAキラリ。

下記のサイトを見ると、えー、ここも?彼の作品なの?って驚く!
https://kenchiku-pers.com/photo/list/ka0060-kengo-kuma
美術館は、地下1階から、2階まで。
ロッカーに荷物を預けて、(100円入れて戻るタイプ)身軽でこちらも回れる。
1階がメインのフロア。3つの大きな部屋がある。ギフトショップもこの階。
中2階には座れる場所と根津美術館の創設者、東武鉄道社長を務めた実業家の初代・根津嘉一郎の小さな銅像がある。
2階は、3つの部屋がある。
そして庭園は、見ごたえがある。4つの茶室と根津美術館八景と呼ばれる場所があり、どの角度からでも、そして、四季折々楽しめる。

https://www.nezu-muse.or.jp/jp/visit/garden
ここのカフェも人気。自然に囲まれた場所で一息っていうのもまたいい。
カフェの時間を除いて、1時間から1時間半くらいあれば十分だと思う。
3, 江戸東京博物館
最寄り駅は両国駅。
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp
数年のリニューアルを終えてカムバック!
ロッカーはデジタルキー!

江戸時代から現代までの東京を色々な形で再現!「
実物大に再現したという「日本橋」を渡り、タイムスリップを感じながら、ジオラマや、実物大の昔の家など、江戸、明治、大正、昭和、そして平成、令和までの東京を学ぶことができる。

昔の暮らしを体験できるのも面白い。
売り子さんが使った、荷物を担ぐ「俸手振」や、千両箱の重さを体感できたりする。
個人的に面白かったのは、江戸時代の出産シーン。
実物大の人形を使って説明していて、見てるこっちも力が入ってしまった。
2時間以上、たっぷり楽しめると思う。
というわけで、まだまだご紹介したい場所はありますが、今日はこの3つでおしまい。
最後に、日本3大美術館って知ってます?
1.島根県の足立美術館
https://www.adachi-museum.or.jp
2.岡山県の大原美術館
そして、3.徳島県の大塚国際美術館
足立美術館にはまだ足を踏み入れてないので、いつか行かなくては!
というわけで今日はこれにておしまい!
<思い出ブログ>
今年は戦後81年です。





