富士山は、やっぱり日本一!!

日本の旅

富士は、日本一の山だー♫っていう歌があるが、富士山って本当に美しいと思う。

海外からのお客さんも富士山がどうしても見たいっていうリクエストをよく聞く。

富士山が綺麗なのは、やっぱり冬だ。

綺麗な富士山を見たくて、ガイドの友人と河口湖に行ってきた。

河口湖は、2023年の夏に外国人グループと行ってきたが、富士山がクリアに見えなかった。

それよりも、外国人が多くてびっくりした。

今回も、バスで河口湖に行った。

新宿から、10分おきくらいの勢いで、かなりのバスが出発しているのだが、そのどれもが、満席に近くてびっくり。

7時半のバスが、唯一2席残っていたので、慌てて、予約をした。

車内は、ほとんど外国人だった。

9時15分に河口湖到着。

駅前は、やっぱり外国人だらけ。

それもアジア人で占められていた。

今回は、サイクリングをしながら、ツアーで行く、場所のチェックをする予定。

自転車を借りて出発したのだが、2月9日の寒い日で、道路があちこち、凍っていた。

道路が凍ってくるのが見えると、自転車を降りて、怪我をしないように慎重に進む。

しかしまあ、朝の河口湖は、空気が澄んでいて、気持ちがしゃきっとなる。

気温マイナス1度。手袋していても、手がかじかんだ!

そして早速、富士山が綺麗に見えた。

まず行きたかったのが、天空の鳥居。

ここは、河口浅間神社から、裏の山道を30分くらい歩く。

それも結構急坂。

看板もないので、途中で合っているのか、不安になったら、子供達が上から軽やかに降りてきた。

鳥居の場所を聞いたら、もうすぐだというので、元気が出た!

そして、ありました!!じゃーん!!

河口浅間神社では富士山をご神体として祀るため、霊峰富士を遥拝(ようはい:遥か遠くから拝むこと)ができる場所として2019年に整備されました。(河口浅間神社のサイトより)

とのこと。

うむ、これは、自然に拝んでしまう!

ここも外国人だらけだった。

鳥居と富士山の組み合わせは、最高だ。

青空と赤い鳥居と、白化粧した富士山のバランスに見とれてしまった。

帰りは、下り坂なのですいすいと降りた。

11時過ぎでお腹も空いたので、山梨名物、ほうとうを食べに行くことにした。

「ほうとう不動」という有名なお店に行ってみた。

店舗のご案内 : ほうとう不動

開店直後だったので、幸い、すぐに座れたが、瞬く間に、満席になっていた。

このお店、中学時代のスパルタ陸上部の声出しを思い出させる、「いらっしゃいませー」の声がすごい!

私、ここでは、働けない!!

「ほうとう」というと、私の20歳を思い出す。

私はその年、国内添乗員になったばかりで、山梨に毎日のように、日帰りバスツアーでお客さんを連れて行っていた。

それは、お花見やら、桃狩り、ブドウ狩りみたいなものだったのだが、ランチは、100%、ほうとうだった。

ほうとうは、好きなのだが、短大を卒業してから、すぐに、訳のわからない、40人ほどのお客さんを連れて、途中立ち寄る、レストランや、お土産屋さんに時間変更などの連絡をしなくてはならない。

その当時、携帯なんてなかったから、公衆電話を探す。

でも他の添乗員さんの長蛇の列。

頭がパニックだが、とりあえず、お客さんを解散させて、集合時間まで、ひたすら業務に追われて、こなした。

ランチ時間も同様の作業があるので、熱々のほうとうを急いで食べて、また公衆電話を探すという思い出が蘇る。

今回は、ゆっくりと時間に追われることなく食べれた。

ほうとうは、めちゃくちゃ美味しかった。

大きな鉄鍋に入って、白菜、油揚げ、ニンジン、しめじなどがたっぷり入っている。

超熱々!!身体も温まり、ほっとする味で美味しい!!

これは人気店というのが納得だった。

「ありがとうございましたー!」と大声で見送られて、外に出たら、長蛇の列だった。

さて、次の目的地は、久保田一竹いっちく美術館。

久保田一竹美術館 ITCHIKU KUBOTA ART MUSEUM
赤松の自然林の中、雄大なる富士と清澄な水をたたえる河口湖を望む絶好のロケーションに位置し、「本館」は1994年10月に、そして「新館」は1997年7月に開館しました。「人と自然と芸術の三位一体」・「新しい文化・芸術の発信地」を2大テーマとし、訪れる人々が潤いと安らぎを享受できる場所となることを目指しております。

この人は、1917年に生まれた、染色家。

この人は、安土桃山時代に流行して、江戸時代に入って、突然姿を消して、染色方法が不明となった「辻が花」という染物を、独自の手法で現代に「一竹辻が花」として生み出した人だ。

彼が染色した着物や洋服が展示されていた。

私の全く知らない人、そして「辻が花」もよく知らなかったので、また新しい事を学んだ。

美術館の建物は、インドネシアのバリを思い出す、テイストだった。

雪が残るお庭も歩けて、そこにも不思議な銅像があったりで、面白い場所だった。

最後に、写真スポットになっている、大石公園に向かった。

ここにはコロナ前の2018年に来た以来だが、お土産屋さんの規模が広くなり、観光客の数がべらぼうに多くなっていた。

中でもアイスクリームの列が、物凄い事になっていた。

自転車の私達は速やかに去り、人のいないところに移動した。

午後になると、雲がでてきたものの、やっぱり美しい富士山。

人混みから逃れ、富士山を静かに独占出来て。ほっとする。

でも相変わらず手は冷たい。気温は、まだ5度しかなかった。

本当に美しい!

こうして、途中で静かなカフェでアイスクリーム休憩をいれながら、河口湖駅に戻った。

噂のローソンでもパチリ!

さてさて、帰りは、電車にしたのだが、これが、また駅が大混雑ですごいことになっていた。

特急あずさは、切符を買うのも長蛇の列。

結局、大月まで普通電車でとことこ行って、そこから特急を使った。

河口湖駅周辺のトイレは、なんだか汚いし、混むし、ゴミも沢山捨てられていて、オーバーツーリズムの悪影響の部分を垣間見た。

電車は、ちょっと時間はかかったが、富士山がまた運転手席から見えるのがよかった。

こうして、1日、富士山を目一杯、満喫できた。

富士はやっぱり日本一の山だ。

3月になって暖かくなってきたので、富士山が綺麗に見える確率が低くなってきている。

これから、桜と、富士山のコラボを目指して、外国人だけでなく日本人もあちこち、富士山を眺めにくることでしょう。

少しでも早く家を出たり、時間差で皆さまも美しい富士山を満喫してください!

<思い出ブログ>

富士山の上空を1月に通ったお話し

タイトルとURLをコピーしました