【女子海外1人旅:モロッコ18日間を駆け抜ける!】その9 ネットカフェで戦い、高速バスに乗る!

モロッコ18日間を駆け抜ける!

Day 10// 2003年6月23日 夕方

疲れた。。je suis crevé 、、、くたくただ、、

今朝、5時の地元民のバスで6時間揺られて、Erfoudエルファードに着いた。

1泊して、FESフェズに向かう予定だった。

Fesフェズまでは、8時間かかる。

しかし、バスの時間がよくない。

朝のバスがないので、昼間のバスに乗ると、FESに着くのが、夜になってしまう。

今回のバスは、CTMという高速バスに乗る。

バスで1泊の方が、夜にFESに到着するより安全と言われた。

そんなわけで、急遽、20時半のバスに乗ることにした。

只今の時刻、11時。

暑い、暑い、熱い。熱ー------い!!

時間もたっぷりある。

まず、何か食べよう。

今日も頼りになるのは、私の愛するガイドブック、Guide Routard.

ここで紹介するレストランはやっぱり外れがない。

“Cafe de Sud”というところで、ものすごー-くおいしいタジンをお昼に食べた。

タジンについて、ご存じのない方は、こちらをどうぞ。↓

レストランの人もとっても感じのいい人で、「また夕食に来ます」と言って、レストランを出た。

夕食までの時間は、更に暑いので、インターネットカフェに行って、ネットをしながら待つことにした。

ちなみにフランス語では、Les Cybercafés サイバーカフェと呼ぶ。

モロッコのネット事情は、よろしくない。

とにかく遅い。

そして、当たり前といえば、それまでなのだが、日本語仕様ではないので、日本語で打てない。

ネットカフェは、アラビアのロレンスの町、Ouarzazateワルザザートでは、安いところで、1時間15DHディラハム(180円)だった。

ここは、駅の近くだからなのかわからないが、1時間40DH(480円).

まあそれでも悪くない。

何よりも冷房が効いて涼しい。文句は言うまい。

文句は言わないぞ!

しかし、お会計で、倍の値段を請求された

出た出たー---!

ここもまた観光客にたかるのか!とむかつく。

会計の親父は、「時間帯によって値段が違う。」とシステムの説明をし始める。

いや、そんなの嘘だ。どう考えたって、高すぎるのだ

私も戦う。

観光客からぼったくろうとしている考えが許せない!1時間、言い合いになった。

すると、親父が、「それなら、夕食を今から、一緒に食べれば、ただにする!」とまた訳のわからないことを言ってきた。

冗談じゃなーーーーーい!!

断ったら、今度は、「コーラを飲めばただにする!」という。

冗談じゃなーーーーーい!!

コーラに変なものを入れる気なのか?

もう、疑惑でしかなくなった。

ここまで整理してみると、

料金表に記載されていた

1時間 40DH(480円)が

1時間 80DH(960円)

という法外な値段になった。

それが1時間の粘りで、

2時間80DH(960円)が

2時間30DH(360円)

の大幅値下げにこぎづけた

もう噓ばかりだ。

疲れた。

お金を払い、早めの夕食をしようと、お昼に行った、素敵なレストランに戻り、モロッコに来て初めてクスクスを食べた。

美味しい。

路上では、また喧嘩が始まっていた

モロッコ人は、よく道端で、激しく喧嘩をする。

女性も男性相手にひるまない。

こうして、20時半のバスに乗り込んだ。

ERFOUエルファードDからのバスは、CTMという高速バス。

8時間で132DH(1,584円)プラス、荷物代が8DH

今まで乗っていたのは、ローカルバス。

CTMは、高級バスだ。

2割ほど高いが、エアコンが効いて、バスも綺麗。座席もふわふわ。そして、無臭。

何よりも素晴らしいのは、話しかける人がほとんどいないということだ。

落ち着ける。

そして、一番驚いたのは、高速道路を走ったということだ!

すーい、すー-い!!おー---!快適ー--!

それでも、不思議と、あの人間臭さのあったバスが、既にちょっと懐かしくなった。

南から北に向かう中で、色々なことに驚いた。

信号があること。

緑が多いこと。

川に水があること。

私は、すっかり砂漠の民と化していた!

また次の地も楽しみだ!

つづく。

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