【海外生活ブログ】テニス全豪オープン

海外生活/ オーストラリア

久しぶりにオーストラリアからのニュースが世界で注目されている

男子テニス世界ランキング1位、セルビア人のノバク・ジョコビッチ選手がオーストラリアへの入国を拒否された問題だ。

ワクチン接種をしてないということで、色々もめている。

この問題は、接種免除を許可した、豪州テニス協会&ビクトリア州政府と、それを認めないと主張する、連邦政府という、2つの組織の相違もあり、賛否両論だ。

モリソン首相が、「Rules are rules 規則は規則(例外は認めない)」とオージーアクセント、バリバリで発言した。

オージー訛りは、懐かしい!この音に魅かれて、ある思い出がよみがえった。

客室乗務員として、オーストラリアで働いていた時の話しだ。

勤務体系などに不満があって、皆で会社に申し出した時に、「 Rules are rules 規則は規則 」と言われ、結局、要望は通らなかった。

日本でよく言われるこの言葉。

日本よりも、自由の幅がある、オーストラリアでも「規則は規則なんだー」ってよくわからないけど妙にそのことに感心したものだ。

テニスの4大大会のうちの1つ、全豪オープンは、1996年にメルボルンにいた時に、2回、スタジアムで観戦した。

メルボルンの町には、テニスの広告などあちこちにあって、大会を盛り上げていた。

1996年の1月17日と21日だった。

クリスマスの時は、ちょっと涼しいくらいだったメルボルンだったが、1月に入って、気温が急に上昇し、テニス観戦は、コートがとても暑かった。

もう大昔の試合だが、その時のスター選手は、男子はアガシとサンプラス

日本人は、松岡修三がいたが、そこまで活躍は、しなかった。

女子は、モニカ セレッシュ、サンチェス。日本人は、伊達公子、沢松奈央子がいた。

アガシは、その頃、女優のブルックシールズと付き合っていた。

私がアガシの試合を見た際、お忍びでブルックシールズがきてたとのことで、パパラッチがたくさん来ていた。

私は、アガシの試合を2試合、サンチェス、沢松の試合を見た。

会場は、序盤戦だったので、割と空席があった。

スウェーデンからの10人くらいの熱心な応援団がいた。

絵日記に「あやしいSweden応援団」とあった。↓

私の絵日記。17日とその横の21日にテニスをみた。

私のテニス熱は、壁打ちをするくらいの程度のものだった。

テレビも含めて、試合をちゃんと見るのは始めてだった。

0を「ラブ」っていうのが、愛のLOVE LOVEって頭の中で変換されて、スポーツの試合なのに、こんな言葉を使うって面白いなーなんて思った。

こんな、ど素人がテニスの4代大会をいきなり見るのは、かなり贅沢。

でもこんな機会はない。一流のものを見るのはいいことだ

スタジアムの周りにはたくさんの人。

アガシは、大人気。スポンサーのナイキグッズが売れていた。

試合は、迫力があった。テニスボールが早くて見えなかった。

試合中は、当たり前だけど、すごく静かで、野球観戦のように「かっ飛ばせーー」なんていう雄たけびは、もちろんない。

いいプレーがあると、拍手をするくらいだ。

サーブを打つ前は、しー------んとして、音ひとつ出せないので、なんだか緊張してしまった。

あと、ボールを拾う人達の動きが俊敏だった。

メルボルンは、元々移民も多いので、町を歩いても色々な顔の人を見るが、大会中は、更に人も増えて、賑やかで、いつもの雰囲気とやっぱり違った。

去年の夏のパラリンピックで、車いすテニスの国枝選手の試合の決勝をテレビできちんとみたのが 久しぶりのテニス観戦だった。

もう25年もちゃんと見てなかった。

ところで、メルボルンは、3月のF1オーストラリアグランプリも有名だ。

メルボルンの町も実際のF1の車が町で展示されていたり盛り上がっていた。

私は、開幕の時は、タスマニアに旅立っていたので、残念ながらレースは見れなかった。

なんでも実際に見たり聞いてみたり、触れてみることは楽しいなと思う。

ジョコビッチもプレーを無事にできそうな予感なので今年は、ちゃんと見ようかななんて思っている。

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