本日もMutsi(ムッツィー)ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございます。
さて、高校卒業祝いで妹と両親とやってきた、アメリカ人ご家族の東京の旅。
護摩祈祷を見学し、抜刀体験をした、初日のお話しはこちら↓
そして、妹のジョーダンちゃんのゴマ1粒でも反応してしまう、アレルギー反応に備える為、レストラン探しに奮闘した私。
その時のお話し↓
2日目の夜は、神宮球場にて、ヤクルト スワローズ VS 中日 ドラゴンズ戦の観戦を予定していた。
いつもなら、「ヤクルト VS 中日」とシンプルな表現になるのだが、外国人が相手になると、対戦相手は、「スワローズ VS ドラゴンズ」という説明になる。
野球好きの私は、野球観戦がこのツアーで組み込まれていたので、ガイドに立候補した!
この家族は、ニューヨークヤンキースのファン。
パパの好きな選手は、ジャッジ。
ジャッジと言えば、ライバルとして名前が出る、大谷翔平!
去年のワールドシリーズ、ジャッジのエラーから、ヤンキースが坂を転げ落ちるように負け、ドジャーズに世界一を奪われて、悔しい思いをしただろう。
その話しをパパにしたら、にやっとした後、「Mutsi(ムッツィー) それを言うなよー」って言った。

私が、「日本のヒーロー、Shohei Otaniが大活躍したからねー。」って言ったら、これまたびっくり。
大谷の事を、全然知らなかった。
ヤンキースばっかり見ているから、相手選手に全然興味がないみたいだった。
そもそも、ナショナルリーグとアメリカンリーグで通常、リーグも違うから、対戦する回数も、シーズン中は、ほとんどない、というのもあるのだろう。
神宮球場に着き、パパは、集めている、野球帽が欲しいと、売店に駆け込んだ。
そして、私とドライバーさん、更に、私の友人が30年以上のスワローズファンと言ったら、それを含めて、帽子を皆の為に買ってくれた!
優しい!!
球場は、観客でいっぱい。
私達は、S席の上段での観戦。
私は、スワローズの点数が入った時に使う、小さな傘を用意。
初回から、点数がヤクルトに入ったので、早速、使用!東京音頭が鳴り響く!

お客さんは、球場いっぱいに咲いた、小さな傘とつば九郎を見て、感動してた。
私達の周りの観客は、外国人がたまたま多かった。
その人達も、日本独特の応援が面白いと、写真や動画を撮っていた。
私には、スワローズとドラゴンズファンの友人がいるので、あらかじめ、2人からそれぞれの注目選手を聞いていた。
野球好きのパパには、「友達が教えてくれた、注目選手が出てきたら、いいねポーズをするから、その選手を見てね」と話しておいた。
この日のスワローズは、私が、高校野球の時から応援している、奥川投手。
早速、パパに、いいねポーズを送る!

ビールを飲みながら、5人で応援。
試合は、ドラゴンズが逆転して、4回表で2-1でリード。
その裏、オスナの豪快ホームランで同点。
その後、山田がヒットを打ち、伊藤選手のライトへのタイムリー三塁打で3対2と逆転!!
また東京音頭で盛り上がる。
そんな中、この試合を何回まで見るかという家族会議開始。
せっかく来たから、私なら絶対、最後まで見るが、彼らは、もう満足のようだった。
えーーもっと見たいー!!
ひとまず、5回の裏に花火が上がるので、これを見終わってからにしましょうとなった。

4人とも楽しんだようだった。
野球好きのパパは、特に感動していた。
パパの感想は、
- とにもかくにも、マナーがいい。平和。ヤンキースは、こんな感じではない。
- ビールの売り子の女子が重そうで心配。
- 応援がユニークで、野球ファン以外も楽しめる
とのことだった。
私は、それこそ、野茂がレッドソックスにいた、2001年にいた時代にメジャーリーグ観戦に行った事がある。
日本のプロ野球と野球観戦の仕方が全く違ったので新鮮だった。
応援のトランペットの演奏などはない。
各々が楽しんでいる。
でも、7回表が終わると、『私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game)』を一斉に皆で揺れながら歌う。
観客の前にあるネットが低く、ボールがすぐに飛んできそうな感じ。
外野は、グローブを持って、ホームランボールを待つ、子供でいっぱい。
さすが、野球発祥の国だと思った。
Mutsi (ムッツィー)の世界探検隊:【野球好きの皆さんいらっしゃい!】高校、大学、プロ野球に大リーグ
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それぞれの良さがあって、それを経験できるのは楽しい。
私の野球好きを確信した、ママが、「Mutsi (ムッツィー)、私達、自分達で帰れるから、最後まで観戦してもいいからね。」と優しい言葉をかけてくれた。
しかーし!!その言葉に甘えて、そんな無責任なことできるわけがない!!
涼しくなった、夜の都内を車でまた走り、ホテルに戻った。
そうそう、ドライバーさんに、パパが買ってあげた、帽子を渡した!
ドライバーさんも喜んでいたけど、小声で、「僕、実は、阪神ファンなんです!」って言ったので、「今日はヤクルトのふりしましょう!」ってことにした。
皆、一同に楽しかったみたいで、興奮して今日の振り返りをしているのがとても伝わった。
そんなわけで、このファミリーのガイドを3日一緒に出来て、とっても楽しかった。
ドライバーさんも3日同じだったので、ワンチームみたいになって、とってもいいチームワークで私も手ごたえを感じることができた。
また会えたらいいなーなんて思う家族だった。
というわけで、本日もMutsi (ムッツィー)ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました!
<思い出ブログ>
冬の南半球、オーストラリアでエアーズロックに登ったお話し