30歳から2年間、ニュージーランド(NZ)で働いた。
それまで、クルーズ船乗組員や、添乗員という接客業をしていたのだが、その合間に
デパートのお中元、お歳暮の事務のバイトをした際、座ってできる仕事ってなんて体が楽なんだろうと感激した。
30歳を目前に添乗員のような仕事は確かに楽しいが、体力的に今後きつくなるから、長くできる仕事となると事務の仕事かなと思い始めていた。
そんな中、NZの日系旅行会社でオペレーターの募集をしているのを、Japan Times で見つけた。
実は、この求人、毎年、ある時期になると出ていて、応募条件30歳までとなっていたので、きっとビザの関係で辞める人がいるから、毎年そのサイクルで募集があるはずと見込んで、30歳になるギリギリに応募しようと密かに狙っていた。
そして、その時がとうとうやってきたのである。
募集は、現地ツアーガイドとオペレーターだった。私は予想通り、面接の際、ガイドを勧められたが、もしガイド採用であれば、辞退するつもりだった。
しかし、思いは通じ、NZのオークランドにて、2年の就労ビザを手にした。
NZでOLデビュー!なんだか夢のようだった。
NZは、まだ訪れたことのない国。ニュージーランド人は、KIWIと呼ぶが、KIWIとは実は、20歳の時に、車山スキー場でバイトをした時に、KIWIの団体がやってきて、一緒に働き、寮生活をしたことがあったので馴染みがあった。
仕事は、50人ほどいる会社の「団体旅行チーム」に所属。日本の担当者がお客さんからの依頼をうけた、オーダーメードのツアーを作る手配。名刺にコーディネーターなんて書かれて、気分が上がる!
色々なリクエストがくる。
NZをゆっくり旅したいとか、修学旅行の大きな企画から、会社の報奨旅行、弾丸ツアー、スキーをしにくるツアー、あとは、シンプルにホテルだけのリクエストなど、多岐にわたり、毎回、違うものを取り扱うので、とても面白かった。
私が2年間勤務した中で、一番すごかったのが、競馬場貸し切り報奨旅行ツアーだった。
会社として初めての試みで、1から、モノを作り上げる楽しみをここで覚えた。
この話は、またいつか改めて、じっくりお話ししたい。
この2年で、NZを全て旅行した。また現地の人と一緒に住みたいと、シェアハウスで過ごした。
それまでの海外定住は、オーストラリアとフランスだったが、今回は、お給料をもらいながらの海外生活。それも2年ということで、NZを思い切り満喫したいと思い、やりたいことを全てやり尽くした。
NZと言えば、ラグビー、ワイン、などなどたくさんの魅力的なものに溢れている。
またこの場で1つ1つの経験をお話ししていきたいと思う。
どうぞお楽しみに!
コメント
[…] 【海外就職】ニュージーランドでOLになる! […]