【女子海外1人旅:モロッコ18日間を駆け抜ける!】その11 発見!素敵な首都ラバトにて。

モロッコ18日間を駆け抜ける!

Day 12// 2003年6月25日

期待していた、FESフェズがあまりにも観光客慣れしていたので、予定より早くRABATラバトに来た。

Rabatラバトは、モロッコの首都。

政府関係の建物

オーストラリアの首都がシドニーではなくキャンベラ、アメリカの首都が、ニューヨークではなくワシントンのように、東京と違って、1番の大都市が、首都にならない国の首都は、政治的要素がとても強く、整っていて、無機質なイメージがある。

モロッコのマラケッシュが大都市で、カラフルだったので、首都のラバトは、きっと人工的な色で、さっとみて通り過ぎようという程度でしかなかった。

しかし、実際に行ってみたら、素敵な出会いがあり、思い出の地となった。

ヒジャブも真っ黒だった、砂漠のザゴラから比べて、かなりカラフルでおしゃれになっている。

旅の思い出は、どれだけいい場所かということが大事だが、誰と出会ったかが、もっと重要だと思う。」という経験を以前にした。↓

Rabat は、まさにそれにあたる場所となった。

FesからRabatは、バスで3時間。

24と書いてあるのがFes.

初日、MEDINAメディナ(旧市街)を歩いて、「あれ?」と思った。

誰も話しかけないのだ。

多少、声を掛けられるが、今までにあった、インチキガイドの類がやってこない。

私の大好きな市場、SOUKスークは、昨日見た、FESに比べて、かなりの小規模であるものの、とても居心地が良くて気に入った。

そして、絵葉書にもよくなっている、白と青の壁の家々。ギリシャみたいだ。

これまで、砂漠の民だった、私。赤茶けた建物ばかりを目にしていたので、実に新鮮だった。

そして、海にとうとう辿り着いた。大西洋だ。

ビーチに行ってみたら、日本の海水浴場みたいな雰囲気だった。

ただ、水着ではなく、女性のヒジャブ姿を見ると、ここはやっぱりイスラム教の世界なんだなと

気が付く。

夜のMEDINAメディナ(旧市街)は、屋台のオンパレード!これは、胃がいくつあっても足りない!

Rabat最高!と思った。

ただ、泊まった宿(YHAユースホステル)が汚い。明日、別のところに泊まろうと決めた。

その夜、その汚い宿の中庭のソファーで、翌日の計画を立てていると、ベルギー人の男性が話しかけてきた。

彼は、モロッコ3日目。私はもう11日のモロッコ滞在の先輩だ!

これまでのモロッコ体験の話しをしたら、興味深そうに聞いてくれた。

すると、午前中、友達になった、同じ宿のコロンビア人のアレキサンドラ(女性)がやってきた。

2人の旅の友、メキシコ人兄弟のルイーズとヤコブを紹介してくれた。

1番左がルイーズ、その横は、モロッコ人、そしてコロンビア人のアレキサンドリア、1番右は、ヤコブ。

ヤコブは、パリに4年住んでいて、日本語を習っているそうだ

ルイーズは、織田裕二に似ている!

とー---っても、感じのいい兄弟。さっきまで話していた、ベルギー人に混ざり、皆で色々な話しをした。

そのうち、カナダ人を筆頭に、この汚い宿に泊まっている人が次々、集まってきた。

私は、久しぶりに、嘘をつかなくてもよい話しができていることに感動した。

楽しい夜になった。それは、オーストラリアでの素敵な経験を思い起こさせるものだった。↓

翌日、皆と別れるのは、寂しいが、どー----しても、この宿のトイレが汚いのがストレスだったので、宿を出ることにした。

そうしたら、アレキサンドラ、ヤコブ、ルイーズも私と一緒に別のホテルに行く!と言い出した。

そして、一緒に、新しい宿を探して、Rabatの2日目が始まる。

続きは、また次回をお楽しみ!

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