2002年の28歳の時、フランスのワーホリで1年フランスに滞在した。
前回は、私のワーホリを語るうえで絶対に欠かせない、フランスのサザエさん一家でのホームステイの様子の第一部を紹介した。↓ (過去投稿分)
今日は、その続き。食事編。
クリスティーンは、おばあちゃんが、ベトナム人のハーフで、フランス料理の他に、ベトナム料理も作る。
これが実においしい。
食事は、以下のような感じである。
まず、朝食は、それぞれの時間があるので、バゲット(フランスパン)と色々な種類のジャム、コーヒーが用意されたのを各々が食べる。
クロウドは、私が滞在した年は、学校の先生のストライキが続いて、仕事にも行かず、あんまり動かないのだが、朝早く、バゲットは必ず近所のパン屋さんに買いに行く。
この時は、とてもてきぱきしているから笑ってしまう。
日曜日は、バゲットではなくクロワッサンになる!
これがとても楽しみで日曜日は特別だ。
夕食は、20時からだ。
やはり日本よりも遅い。
私は、クリスティーンの手伝いをいつもする。
クリスティーンのお手製のドレッシングは、オリーブオイル、塩コショウ、デジョンマスタード、酢を混ぜたもので、ボールに材料を混ぜておいて、食事開始直前にあえる。
少しでも早くあえようとすると、怒られる。
肉料理が断然多い。
チキン、ポーク、ラム、ビーフなんでも食べる。
オーブンに入れて、1時間ほどローストするものが多いイメージだ。
煮込み料理、クスクス、ラザニア、グラタンなどのメイン料理に、ジャガイモやインゲンなどをゆでた野菜など、6種類ほど大皿に並べられ、それを好きな分、自分で取って食べる。
「A table(ア ターブル)!ごはんよー」というクリスティーンの掛け声が聞こえると、部屋にいる皆が2階のキッチンに集まって食事が始まる。
テーブルワインもある。
ワインは、水より安いものがスーパーではたくさん売っていて、1本飲み切らないと、赤ワインでも普通に冷蔵庫で冷やして、また翌日飲む。
食事中は、France 2というTVのチャンネルでニュースが流れていて、ディスカッション好きのフランス人のおしゃべりが止まらない。
その日のニュースを見ながら、「ウララー」と驚いたり、意見を述べたりするので、私のフランス語の最高の勉強素材になる。
食事がすむとデザート。
とはいっても高級なものではなく、フルーツや、チョコレート。
そしてフランスといえば、なんといってもフロマージュ(チーズ)。
しかーーーし、残念ながら、私は、チーズが苦手。
旦那のクロウドは、そんな私が人生損している、美味しいから食べてみなと事あるごとにチーズのたくさんのったプラッターをどうだ!といわんばかりに見せて果敢に攻めてくる。
旦那のクロウドは、とにかく私のイメージする典型的フランス人だ。
私がフランス語をまだうまく話せないのに、普通の早さで話してきて、会話になってなくてもさほど気にしていない。
片付けは、洗い物をして、食洗器に入れられるものを放り込み、テーブルを拭いて終わり。
その後、すぐに部屋に戻る時もあれば、そのままリビングでテレビの続きを見ることもある。
皆、たいてい9時から10時の間には寝ている。
でも夜に遊びに行くこともある。
その話しは、またいつかするとしよう。
本日は、ここまで!最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次回まで!
Merci! A bien tot!
コメント
フランスでの生活が素直なタッチで描かれていてわかりやすく、情景が目に浮かぶようです。事前に仏語は勉強されて渡仏されたんでしょうか?言葉の苦労は大変なものがあったと想像されますが、それをくどくど描かず、サラッと描かれている所がいいですね。
記念すべき、初コメントいただきましたーー!ありがとうございます。フランス語は、NHKで勉強していきました。その話しもいずれまたこちらで紹介する予定ですので、楽しみにしててください!