サッカーワールドカップ開幕!その5 父の最期だった2018年ロシア大会、そして2022年カタール大会!

エッセイ

サッカー談議シリーズ、本日最終回!

日本で就活しながら、ジダンの頭突き退場の決勝戦で終わった2006年。あれから4年がたった。(前回の記事↓)

2010年の南アフリカワールドカップの時は、オーストラリアに住み、クルーで飛んでばかりいた仕事だったので、ワールドカップは、全然見なかった。

日本に帰国してからの、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会は、仕事と時差の狭間で戦いながら試合を楽しんだ。

侍ジャパンは、応援はするが、やっぱりワールドカップの魅力は、ヨーロッパVS南米の対決だと思う。

ワールドカップまでの4年間は、ほとんどサッカーは、見ないのに、なぜかワールドカップは、楽しみだ。

4年って長いようだけど、チームによっては、4年前とほぼ同じ布陣だったり、逆に全然知らない選手ばかりのチームがあったりで、その国のサッカー事情が反映されて面白い。

ここ最近は、決勝トーナメントまでは、お手並み拝見といった具合で、ハイライトをざっくりみて、決勝トーナメントから、しっかり見ている。

しかしまあ、野球と違って、サッカーは、フィジカルコンタクトが実に多い。

そして、サッカー選手は、演技力もかなり問われている気がする。

ブラジルのネイマールのぶつかって痛がるパターンが、多すぎて、本当に痛いのが、どれか混乱する!

南米の選手の転び方は、派手なものが多い。

体の中に、ばねがねじ込んであるかのような、動きをするのがすごい。

そんな、ワールドカップ。

今は、父の最期の日を思い出す節目にもなっている。

4年前の2018年7月、フランスvsクロアチアの決勝戦は、父がもう危篤という中、病室で試合を見た。

このロシア大会は、とても面白い試合ばかりで、私は、手書きでメモをしながら、決勝まで大いに楽しんでいた。

決勝は、応援していた、クロアチアとフランスの対戦で、クロアチアの友達とパブリックビューイングに行く予定だった。

そんな中、父が危篤という知らせが病院から入った。

最期を過ごすために、病院の方が、個室を用意してくれた。

なんだか、こんな、状況だけど、ワールドカップの決勝戦が気になって、病院のテレビをつけた。

父は、意識はもうなかったが、夜中の病室で1人で父を看取る不安を、決勝の中継の声がなんとなくかき消してくれた。

夜中の2時過ぎくらいから、だんだん呼吸が浅くなる父の横で、もう何も私にできることはなかったので、試合を見て気を紛らわした。

フランスが優勝して、ワールドカップを空に掲げた瞬間に金色の紙吹雪が舞った華やかな舞台と、父が生涯を終えようとしている、その対照的な状況がなんだかシュールでおかしかった。

これからは、ワールドカップが来るたびに、父が亡くなって、4年だな、8年だな、12年だなーって思い出すことになるんだろうなーと思っている。

あれから、4年。またワールドカップが始まった。

今回のカタール大会は、

1) LBGTQという、性的マイノリティーの差別問題 

2)過酷な環境で働かされ、亡くなった人も沢山いたという外国労働者の問題 

3) 冷房設備のあるスタジアムを作ったことによる環境問題

が大会前にクローズアップされてしまっている。

オリンピックと同様、ワールドカップは、金のなる木。

色々なオトナが金の絡む、利権争いをしていて、純粋にスポーツ観戦を楽しみたいと思っている、私としてはちょっと残念。

でも、試合が始まったら、もうそういう政治的な事は忘れる。

ここまで、イングランド、フランスが、貫禄勝ち。

そして、なんとなんと、日本がドイツに勝ったー--!!びっくり!!

今回は、選手名鑑を買って、選手を研究中。

4年ぶりの選手を見ては、「うわー久しぶりー!」なんて勝手に再会を楽しみ、新しい顔ぶれをテレビでチェックしながら、まずは、予選リーグを楽しみたい。

そして、決勝リーグで応援するチームを絞って行こうと思う。

イングランド、フランス、オランダ、クロアチアのヨーロッパ勢、そして、まさかの初戦敗退のアルゼンチンは、メッシの最後のワールドカップになる気がするので、しっかり見たい。

そして、今大会は、人工知能(AI)を活用して、オフサイドと判定する仕組みが入った。

オフサイドは、いつも微妙なので、今回は、公平な試合が見れるのかなと期待している。

さあ、1か月、寝不足祭り!皆さんも楽しみましょう!!

そのカタール大会の様子はこちら↓

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