2022年、FIFAワールドカップがもうすぐ開催ということで、サッカーのお話し。
今日は第3弾。
ユーロ2000をベルギーで、それも準々決勝という好カードを観戦でき、2年後のワールドカップが俄然楽しみになった。
2002年といえば、なんといっても、日韓開催という、記念の大会。
あれから、20年経ったのである。
5/31から始まった、ワールドカップ。
日本は、トルシエ監督の時代。
稲本、中田英寿、鈴木隆行、宮本、小野が活躍した。
決勝トーナメント進出となり、俄然盛り上がってきたのだが、1回戦のトルコに負けてしまった!
そして、ベッカム大フィーバー。モヒカンヘアで、私も、テレビに釘付けになってみていた!
この大会では、私は、外国人の観戦に来た、お客さんのアテンドの仕事をした。
空港で、滝川クリステルが流暢なフランス語で、取材していていて、賑わっていた。
そう、日韓ワールドカップ開催は、その当時の大ニュースだった。
この仕事をしたことで、将来、通訳案内士として外国人のお客さんのガイドを日本でしたいなと思うきっかけになった。
まず、アテンドしたのが、ドイツ人の若い男女4人。
なんでも、ちょっと有名な、バンドらしく、VIP扱いするようにと会社から言われた。
今だったら、ハッシュタグ#つけて、バンド名を検索するのだが、その当時あまりそういう発想がなかった。
4人を成田でお迎えして、早稲田のホテルまで送迎するという簡単なお仕事だった。
彼らは、サッカーがとにかく大好きらしく、日本にも行ってみたかったので、今回、飛んできたとのことだった。
ただドイツ戦のチケットが取れなかったので、そこは残念がっていた。
でもワールドカップの雰囲気を日本で味わいたいとワクワクが伝わった。
ホテルのチェックインが無事に終わり、私のお役目はここまでで、帰ろうとしたら、「今から、東京の有名な場所を1か所、案内してほしい。」と突然リクエストが入った。
それが私がお金をいただいて、初めてガイドとして仕事をしたものだった。
やっぱり浅草かなーと思い、浅草寺周辺を周って、喜んでもらえた。
その次の仕事は、ドイツ人50名をバスに乗せて、東京から鹿島スタジアムまで連れて行く仕事だった。
ドイツ vs アイルランド戦で、私もチケット頂けた!
ドイツ人のこの団体、ほぼ男性。ユニフォームを着て、顔にもペインティングして、ワールドカップにばっちり備えているようだった。
ただ、お国柄なのか、とにかく、皆、静か。
移動のバスの中は、一瞬、皆、寝ちゃった?って思うのだが、振り返ると、窓の景色を皆、見ているので、退屈そうではなかった。
試合は、ドイツのクローゼが、試合開始19分でゴールし、そのまま平行線。
このまま勝つかと思ったら、アイルランドのロビーキーンが、ロスタイムでゴール!
同点で終わった。
ちょっと負けみたいな雰囲気になり、帰りのバスは更に静かだった!
でも、皆、満足したみたいで、「楽しかった!」とバスを降りる時に言っていた。
1か月に及んだ、この大会の決勝は、ブラジルvsドイツ。
6/30の横浜国際競技場は、観客数が69,000人。
観客以外の人達も集まっていて、会場周辺は、なんだか、お祭り騒ぎの、凄い状態になっていた。
私は、イタリア人カップルのアテンド。
専用車でスタジアムまで送迎して、試合後、また待ち合わせとなるのだが、もう、物凄い数の人、人、人。
スタジアムの周りでは、ブラジル人が”need 4 tickets 4枚チケット欲しいです!”なんていうサインを掲げていた。
イタリア人カップルと、待ち合わせの場所を大体決めて、私は、スタジアム近くのスポーツバーに乗り込んで、試合の行方を見守った!
そうしていたら、浅草を案内した、あのドイツ人バンド4人組に偶然遭遇!
皆、必勝っていう鉢巻をしていた!
ドイツが順調に勝ち続けたので、滞在を延長したとのことだった。
彼らは、やっぱり、ドイツでは有名らしく、ドイツ人から写真を一緒に撮ってと数人お願いされていた。
とにもかくにも、日本を満喫しているようでよかった。
試合は、鉄壁ディフェンスのドイツチームが、ロナウド2点、取られててブラジルの優勝。
試合後、パレードみたいに盛り上がる、スタジアム周辺をかき分けて、なんとかイタリア人カップルに会えた。
彼らは、相当お金持ちのようだ。
毎回、ワールドカップの決勝を観戦しているという。
応援していた、母国イタリアは、決勝トーナメント1回戦で敗退したので、そこは、ちょっと残念がっていたが、今回の決勝も満喫したようだった。
奥さんは、整形ばっちりのお顔で、こりゃ、お金かけているわーって感じだった。
こうして、2002年のワールドカップが無事に終わり、また4年後を待つ私であるのだった!
続きはまた次回に!
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