2011年9月末から、25日間旅をした。
トルコのイスタンブール、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、ドイツのベルリン、ライプチヒ、オランダへ。
ロシアのウクライナ侵攻に伴い、今回は、その中の、ブルガリア、ルーマニアの体験をお伝えしたいと思う。
イスタンブールからブルガリアの首都ソフィアまで飛行機で1時間。
あんな賑やかだったイスタンブールからうって変わって、なんだかしーーんとした感じのソフィア空港。
こじんまりした草原の中に着陸した。
キラキラしたイスタンブールから、一気に田舎に辿り着いた。
ブルガリアと国境を接する国は、北から時計反対周りで、ルーマニア、セルビア、北マケドニア、ギリシャ、トルコの5カ国だ。
国の面積は、日本の3分の1。人口は、約750万人。
ブルガリアは、元々、イスタンブールのある、トルコのオスマン朝に1396年から500年間にわたり支配され苦しんだ。
その後、1878年、ロシアとトルコの戦争でロシアが勝利し、オスマン朝から解放された。
しかし、次は、欧州の列強に領土を狙われた。
第2次世界大戦後の、1946年に共産党内閣ができ、それからは、ソ連の16番目の共和国と言われた。
旧ソ連に忠実な国家建設を押し進めた。
1989年に一党独裁体制が崩壊し、民主化が進んだ。
2004年にNATO,2007年にEUに加盟している。
ポーランドと同様、大変な歴史だ。
空港バスは、路線バスと同じタイプの普通のバス。
自分の乗車運賃の他に、スーツケースも運賃を取られた。
しかも、私の乗車運賃と同じ。合計2LV(104円なり)
トルコのイスタンブールから、急に物価安になった。
バスのドライバーさんは、仏頂面。
暗いー共産圏に来た印象。
19時くらいに町に着いたのに、なんだかしーーんとしていて、人もなんだかよそよそしい。
やっぱり旧共産圏に足を踏み入れたなーという感じがする。
今日で、旅行3日目。
イスタンブールから、寝ずに遊んだ疲れが、この晩、一気に私を襲い、倒れこむように寝た。
ソフィアは、標高550mの山々に囲まれた高原都市。
9月の最後の日。朝は、9℃、日中は、25℃まで気温は上がる。
湿気もなくて爽やかな天気だ。
この国は、民主化から22年しかたってない。(2011年の話し)
共産党に関係する建物や銅像は、撤去され、通りの広場の名前も旧ソ連を連想させるものは、一掃されたそうだ。
しかし、習慣は根強く残っている。
人はにこりとしないし、サービスもいまいち。
ホテルも朝の9時ってチェックアウトで忙しいからレセプションには、スタッフが普通は、多くいるはずなのに、1人しかいない。
ちなみに、そのホテルは、25階建て、500部屋規模だ。
また、老舗百貨店にいっても閑散としていて、活気がない。
きたきた!異国に来たぞという気持ちでワクワク。
翌朝は、ピカピカの快晴。
たっぷり寝たし、時差ボケも解消した。市内観光に繰り出した。
ブルガリア人もこちらが笑顔だと恥ずかしそうだけど笑いかえす、シャイな人達っぽい。
町は、やっぱりヨーロッパだけあって、とっても美しい。
やっぱりキリスト教の国だ。ブルガリア正教。
大好きな教会見学から始めた!
というわけで、続きは、また次回に!
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