九州観光 その5 博多後半 グルメと町あるき 

日本の旅

こんにちは。前回に続き、本日も博多のお話し。

博多のガイドブックを開いたら、最初のページから「美味しいものをたべよう!」という内容だった。

確かに、博多は、美味しいもののイメージがとても大きい。

食べることが何よりも好きな私。

こういう時、いつも、胃がもっとあればいいのにーって思ってしまう。

博多では、4食できる予定だった。

そのうち、屋台ともつ鍋を1食ずつに当てることを決めていた。

残り2食をどうするか?

数人の友達に聞いたら、意外だったのだが、うどんを勧められた。

博多うどんって聞いたことがなかった。

コシがないからウマい!」らしい。

イリコがベースのつゆに柔らかくコシがない麺。

これにごぼ天をのせてさらにかしわ飯が博多うどんのスタイルだという。

別府から高速バスで着き、大宰府行きの電車に乗るために、歩いていたら、「かろのうろん」というお店が出てきた。

「あれ?どこかで聞いたことがあるような?」と思ったら、友達がお勧めしてくれたお店だった。

「おー--!これは、呼ばれたぞ!」と思い、ランチへ。

2020年に亡くなってしまったが、コメディアンの小松政夫がアルバイトをしていたらしく、彼のお勧めというメニューがあった

ごぼ天と丸天という魚の練り物を揚げた、さつま揚げのようなものがのった、うどんだった。

ちなみに博多弁では、「ど」が「ろ」と発音されるらしく、店名の「かろのうろん」は、

かどのうどん=角のうどん」という意味になるらしい。

お店は、確かに角地にあった

「うろん」は、きしめんみたいだった。私はきしめん好きなので、この歯ごたえが気に入った。

お店の中は、撮影禁止なので、外からパチリ!

ネギもたっぷり入って、おいしかった。博多のうろん、いい!

そして、次は、もう1つの楽しみにしていた、博多名物、もつ鍋のお話し!

前日、屋台で緊張した夕食になったが、もつ鍋のお店が、たまたま個室でほっとした。

もつ鍋屋さんは、博多駅のKITTEの中にある、「博多もつ鍋おおやま」。

【公式・予約】博多もつ鍋おおやま|こだわり抜いた博多の本場もつ鍋おおやま
「もつ鍋おおやま」は福岡を中心に関西・関東・東北でこだわり抜いた本場博多のもつ鍋を提供しています。来店やコースのご予約は公式サイトからもスムーズにご案内可能。素材を厳選しスープに試行錯誤を重ねた濃厚美味(こゆうま)のおおやま発博多もつ鍋をぜひご堪能ください。ご家庭に博多の味をお届けするお取り寄せセットもご用意しています...

いやはや、もつ鍋は、そんなに食べたことはないので、偉そうなことは言えないが、今まで食べたもつ鍋の中で一番おいしかった。

「おひとり様限定 もつ鍋セット」を注文!

まず、小皿に入った、以下の4種類の前菜。

  1. やわらか牛酢もつ ー>「酢もつ」とは、湯通しした豚や牛、鶏のもつ(内臓)に、ポン酢や薬味をトッピングしたシンプルな博多の人気料理。博多の居酒屋や焼き鳥屋では、定番のおつまみとして提供されている。その中の牛の酢もつをいただく。このお店の一番人気の前菜とのこと。美味しい!

2. おきうとー>博多ではよく食べられるらしい。海藻を固めたもので、ところてんみたいなのど越し。

3. おおやま謹製博多明太子→明太子一本!

4. 熊本産、馬のたたき

そして、メインのお店お勧めの、「味噌味のもつ鍋」。

〆のちゃんぽん麺

計2700円

手前の前菜、左から、おきうと、牛すもつ、馬刺し。明太子は映らなくてごめんなさいー-。
お店のある博多KITTEにある、かわいい郵便ポスト。

もつ鍋は、にんにく、唐辛子、にら、キャベツ、ごぼう、もつがいい具合にスープと混ざり、パンチの効いた味だ。

〆のちゃんぽん麺の太麺の絡みもいい。これが博多風だそうだ。

ビールも2杯。大満足だった。お腹がはちきれそう!

今回泊まったホテルも私の常宿ドーミイン。

【公式】天然温泉 御笠の湯 ドーミーイン博多祇園 / 博多 ホテル ホテスパ - HOTESPA.net
「天然温泉 御笠の湯 ドーミーイン博多祇園」のご予約は公式サイトホテスパがお得!博多から1駅、地下鉄空港線「祇園」駅より徒歩1分。福岡県博多の街の賑わいからほど近いホテルです。

ドーミインは、大浴場があり、また、「夜鳴きそば」と言われる、ミニラーメンが夜9時半に振舞われるサービスがある。

今まで、夜鳴きそばをスキップしたことがなかったが、もつ鍋を食べた夜は、もうどうしても食べられず、断念した。

これが、夜鳴きそば。

さて、博多は神社やお寺もあちこちにあって、ちょっとした通りを入ると一気に雰囲気が変わる

また商店街アーケードもあって、なんだか大阪っぽい一面もある。

櫛田くしだ神社は、ちょうど節分の装いになっていた

「かろのうろん」のすぐ近くにある櫛田くしだ神社は、757年に創建された博多の総鎮守だそうだ。

また、博多千年門がある周辺は、お寺が多く、京都っぽい

東長寺は、弘法大使が開いた真言密教のお寺なので、高野山を思い出した。

博多千年門
東長寺

そんな、お寺巡りをして、最後に訪れた、海元寺かいげんじ

何気なく行ったら、毎年1月と8月の16日に閻魔えんまりを開催しているという。年2回だけかー。

閻魔堂観音堂 | 海元寺

そして、その日が1月16日だったのだ。おー、よくわからないがなんかラッキー!

この日は地獄の釜が開く日、つまり地獄もお休みの日として、私達も地獄の様子を見させて頂ける日だそうだ。

閻魔祭りの日には、三途の川のほとりにいる、「奪衣婆だつえば」に「こんにゃく」をお供えするという。

この青い衣をかけている人が奪衣婆さん。後ろの赤い顔は、閻魔様。手前には、お供えのこんにゃくがあった。

奪衣婆だつえばは三途の川を渡ってくる亡くなった方の衣服を剥ぎ取るお婆さんの姿をした鬼だ

剥ぎ取った服を、側にある木の枝にかける。その枝のしなり具合によってその人が生前に犯した罪の重さが分かってしまうという。ぎょー-。おそろしやー-。

私のは、一体、どれくらい、しなるのだろうー。


亡くなった方の衣服でも何でも取ってしまう奪衣婆だつえば灰汁あくで固めて作る、こんにゃくをお供えする

それによって、自分の病気の悪を取ってもらおうという、理由で奪衣婆だつえばにこんにゃくをお供えするそうだ。

えんま祭りの日には樽一杯のこんにゃくがお供えされるとのこと。

こんにゃくー--ー----!

知っていたら、お供えしたのにー-。

この日は、東京に帰る為、飛行機の時間が迫っていて、残念ながら、こんにゃくが用意できなかった。

朝早く、訪れたのだが、こんにゃくが1つ供えられていた。

そんなわけで、最後の1食は、博多空港で食べた、博多うろん!

とろっとしたお出汁でおいしかった。

それにしても、町の中心から10分で空港って素晴らしい

博多はコンパクトな町で住みやすそうだなって思った。

というわけで、博多、よかとー--!!楽しみました。

本日はここまで!またねー-。

続く↓

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