6月は、アメリカでは、夏休みに入るので、毎年、家族旅行が一気に増える。
最近は、続けざまに、3家族をお迎えした。
それぞれ、13歳の男の子、18歳の三つ子の男の子達、19歳のお兄ちゃんと13歳の妹の子連れツアーが続いた。
そして、全員、見事に日本のアニメのファンだった。
特に、ONE PIECE (ワンピース)と、ポケモン人気は、凄い。
13歳のローワン君と、三つ子の1人、エバンくん、そして19歳のウォルター君は、それぞれ、おとなしいタイプだ。
しかし、一旦、どのポケモン、ワンピースのキャラクターが好きなのかと聞くと、途端にパ――――ッと笑顔になる。
そして、すごい勢いで、それぞれの思いを語る!急に饒舌になるのである。

私は、ワンピースもポケモンもほぼ、何も知らない!
熱く語られても、全然わからないが、彼らの圧に押されながら、こんなに夢中にさせるってすごいなって思う。
私は、おさるのジョージが大好き。
子供連れがいる時のガイド中は、おさるのジョージのTシャツを着ることが多いのだが、お客さんにジョージ好きなんだね!ってよく突っ込んでもらえる。
日本人の私が、アメリカのアニメ好きっていうこの対極、面白い!
私の時代のアニメは、ドラえもんや、サザエさんなのだが、今まで来たお客さんで知っている人はいなかった。

渋谷に行ったら、ハチ公前広場に大きな、アニメの看板があった。
それをみて、3つ子BOYのデイビスくんが、目を輝かせた。
アニメの名前は、「ダンダダン」というらしい。

今、ちょうどはまっているとのこと。
彼らは、HULUやら、NETFLIXなどでアニメを見ているという。
アニメ人気は、インターネットというものがなければ、ここまで広がらなかったと思う。
本当にネットは世界を変えたと思う。
池袋のサンシャイン60は、ワンピースのグッズショップ、ポケモンコーナーは、日本で一番大きい売場と言われている。
ポケモンも、カードゲーム対戦の場所があったり、ポケモンカフェもあって、フロアのかなりの部分を占めていた。

お客さんは、皆、グッズ選びに必死だ。
ぬいぐるみや、キーホルダーなどなど。
こんなに種類が多くて、しかも安いのは、アメリカでは絶対ありえないとのこと。
そして、3階に行けば、ガシャポンデパート、ガチャガチャがある。
ここは、日本で一番大きい「ガシャポンのデパート」とのこと。
何と何と、3,000個もある!!!
これを目の前にした子供達は、買い物欲のスイッチが一気に入る!

例えば、ワンピースが好きだとすると、あちこちにガチャガチャが散らばっているので、それを探し求めて、旅が始まる。
最初は、1,000円崩して始めたが、今どきのガチャガチャは、400円から、500円するので、1,000円なんてあっという間になくなる。
気が付いたら、10個近く買っていた。
そんな中、13歳の女の子のベティーちゃんが、笑顔でどうぞとカプセルをくれた。
何かと思って見たら、おさるのジョージだった!
嬉しくて思わずハグしてしまった!
もう一つ、子供だけではなく、大人も虜にしているのが、任天堂だ。
NINTENDO Shopとして、大人気。渋谷のパルコの6階が日本で一番大きいと言われている。

先日は、日曜日がガイドの日。
入場制限に引っかかって、入店できないのが怖かったので、開店が10時なのだが、それより30分ほど早く渋谷のPARCOに出向いた。
そして、既に整理券を配っていて、10時開店に行くことが出来てほっとした。
夏の暑い中、入場券を持って待っていたのは、8割外国人だった。
開店と同時に、入店して、真っ赤な壁のNINTENDO TOKYOをみて、なんだか、グワっとテンションが皆、グイっと上がったのを感じた。
私のような50代にとって、マリオもそうだが、キングコングなどを見ると、懐かしくなる。

渋谷のPARCO6階は、このNINTENDO SHOPを中心に、JUMP SHOP、ポケモンショップ、ゴジラグッズ売り場もあって、ものすごい独特の空気感がある。
JAPANってやっぱり面白い国だなーと外国人の反応を見ながら、改めて感心した。
日本の経済を大きく支える、アニメやゲーム。
韓国の芸能が大きく世界で認知されたように、日本も政府がバックアップして、大きな発展を支えてほしいなと思った。
というわけで、本日はおしまい!
<思い出ブログ>
暑いので、バリ旅行のお話