あっという間に、年が明けて2月。
2月1日に、ベトナム人の友達から、Happy New Year!と連絡がきた。
そうだ! 今年2022年の旧正月、「春節」”Lunar New Year “は2月1日だったんだ。
フランスのホームステイのママ、クリスティーンは、おばあさんがベトナム人だったので、ベトナムの血が入っている。
クリスティーンからも「ベトナムのBonne Année ! (ボナネ)新年おめでとうー-だよ!日本ではお祝いした?」と連絡がきた。(関連ブログ↓)
2003年にフランスに滞在していた時の、2月の旧正月は、クリスティーンが、ベトナム人のお友達を呼んで、モンペリエのお家でお祝いした。
このうちでは、普段、ビールが食卓に出ることはあまりなく、ワインが基本なのだが、旧正月は、ビールが出たのでびっくりした。
お料理もお得意のベトナム料理。春巻きや、魚の丸ごと蒸し煮が、縁起がいいということで特別メニューになっていた。
お年玉をもらった。
中国の お年玉は「紅包」と呼ばれている。
日本と同じく、正月の時に目上の人が振舞ってくれる。
お年玉は、幸運の象徴として重要な意味の、赤の袋に包まれている。
私は、18年たった今でもそれを持っている。2ユーロ入っていた。
初めて、旧正月を経験したのは、1996年、タスマニアに行く前に、資金を貯めていた、オーストラリアのメルボルンだった。
私は、中華街にある、バックパッカーに住んでいた。
朝から、龍の舞、獅子舞が町を練り歩き、爆竹の音がすさまじかった。
それが、一日中、爆音なので、2つのバイトをかけ持っていた私は、数時間の休憩で部屋に戻っても、うるさくて、ゆっくりその日、休めなかったことをよく覚えている。
その後、2007年からキャビンクルーでシドニーに住んだ時も、チャイナタウンで旧正月の雰囲気を楽しんだ。
上野のアメ横みたいに、その一体が食料品や飾りつけを買うお客さんで賑っていた。
キャビンクルーとして、旧正月期間にベトナムに飛んだことがある。
ベトナムフライトは、私のお気に入り。2泊できるからだ!
ちょうどホーチミンは、旧正月を盛大にお祝いしている最中だった。
町は、赤や黄色のランタンや、風船などで彩られ、獅子舞もいた。
あちこち黄色だけど桜のようなお花の植木が日本の門松のように置かれていて、短冊のようなものがかかっていた。
これは、ホテル、レストラン、オフィス、あらゆるところで目にした。どうやら、ベトナムの旧正月の風習らしい。
この期間は、7連休になるので、中国では、13億人の移動ですごいことになる。
添乗員時代、この期間は、絶対に中国のツアーを入れないという規定があった。
その中国で添乗員時代の友達のけいちゃんが、当時、上海に住んでいて、中国人のボーイフレンドがいた。
ある日、「今日は半日出勤でこれから一週間旧正月休みに入ります。
今日の夜はなんと、ボーイフレンドのお宅初訪問!
中国の人と結婚している人たちに聞いたら日本でいう大晦日のお食事「年夜飯」にお呼ばれするのはとっても真剣なお付き合いをしているってことなんだって。
どうしよー!
まっ、家族の人たちを見ておくことって特に親戚関係の濃い中国ではとっても重要だし、ちゃーんと見てきます。」
と連絡がきた。
その後、2人はめでたく結婚し、上海には、子供が生まれてから、遊びに行ったことを思い出した。
中国は、急にgmaiやFacebook,LINEなどが使えなくなったりすることがあり、けいちゃんとは何度かそういうトラブルが絡むたびに連絡が途絶えて、現在もその状況だ。元気かなー。
ちなみに、春節を祝う国は、話しに出てきて、中国、ベトナム以外に、台湾、シンガポール、韓国、北朝鮮、マレーシアなどだ。またフィリピンや、タイでも、中国系の家系はお祝いしている。
コロナがなかったら、春節を利用して、日本にも沢山の観光客が押し寄せていたことだろう。
参考までに、来年、2023年の春節は、1月22日。
もし日本が、旧正月休暇を利用した観光客で一杯になっていれば、コロナは終息しているというという印だろう。
今年はオミクロン、来年は、別の変異株蔓延であれば、、
おっと、そんなことを考えたら、春節ムードに水が差す。
今日は節分。
鬼は外、福はうち、恵方巻を食べて、明るく行きましょう!
またねー-。
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