通訳ガイドMutsi(ムッツィー)の日本探検隊!!おばちゃんMutsi(ムッツィー)になる!

通訳ガイド

去年の夏になるが、ちょっと変わったガイドのお仕事をした。

19歳のアメリカ人の男の子のウォルター君が、音楽を学びに、3か月日本に来る。

お母さんと妹さんと共に、一緒に日本に観光。

2週間過ごした後、ウォルター君だけが、日本に残る。

14日のうち、6日間は、観光希望、他の6日間は、日本に住む為に、観光以外のアドバイスいわゆる、オリエンテーションをしながら、東京をまわってほしいという依頼だった。

ただ、オリエンテーションガイドの詳細は、まだ入ってこなかった。

東京だけの滞在で、観光とは別に、6日間もオリエンテーションとしてガイドを雇っているが、私の予想では、数日で日本に慣れて、オリエンテーションガイドは必要がないと言われる気がした。

ガイドさんは、事前準備が何よりも大事だが、今回は、彼が3か月住む家と学校の情報以外何も入ってこない。

これは、ガイドさんを外注すると、直前キャンセルが出た場合、迷惑もかかるので、私がこの部分を担当することにした。

日本で、外国人留学生対応の仕事もしたことがあるので、その時の経験も活かせる。

さて、情報量の少ない中の、準備はやっぱりなかなか大変だった。

まず既に住む予定で、借りているという、家のある場所を確認。

バス、電車のルート、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、レストランのチェック。

また、気軽に通えるジムがあるかとも聞かれたので、家の周りで探しておいた。

学校も下見。

通常の観光案内しない地域だったので、なんだが新鮮。

こうして、やってきたウォルター一家。

テキサス州在住の皆様は、普段は、車生活。

このツアーの初日のみ、公共交通機関移動だったのだが、去年の7月のあの異常な暑さの中、時差ボケも重なり、全員、バテバテだった。

皆には、今日だけ大変だから、頑張ってと励ました。

ウォルター君は、今まで、一人暮らしも海外旅行の経験もなかったので、初日に色々圧倒され、翌日、ホテルにお迎えに行ったら、既にホームシックになったと言った。

この日から、専用車での観光。

車の中はガンガンにクーラーが効いていて、いつでも座れるので、皆、うれしそう。

このツアーで、私は、ガイドとしてかなり鍛えられた。

というのも、思い付きで色々したいこと、見たいものを急に言われるので、いかにそのリクエストに応えるかという使命がある。

東京だけで14日間。

もう一人、別日の観光担当のガイドのジュンコさんと一緒に連携を取りながら、浅草、スカイツリー、渋谷、チームラボなど色々回った。

ポケモン、ニンテンドー、ワンピースが好きなウォルター君達を案内したことも含む、記事はこちら↓

ニトリや、ヨドバシカメラで、日用品を買う日もあった。

早くに、ホームシックにかかっていた、ウォルター君もだんだん元気が出てきた。

すると今度は妹のベティちゃんが、元気がなくなるなるという状態。

そんな、14日間の最終日に、私とジュンコさんは、夕食に招待していただき、おいしいステーキをごちそうになった。

ウォルター君を日本に残していくので、お母さんとしては、私達に叔母代わりにしておきたかったのかなって思った。

そんなわけで、ウォルターくんには、Antie Mutsi、(叔母ちゃん、ムッツィー)と思って、何かあったらいつでも頼ってねと言っておいた。

ウォルター君は、すっかり日本を満喫したようで、私達に助けを求めることは全くなかった。

ウォルター君一家は、日本滞在中にすっかり餃子にはまっていた。

私たちのWHAT’APPのグループ名は、Team Gyoza!

ある日、久しぶりにこのTEAM GYOZAに連絡がきた。

久しぶりに餃子を食べに行きましょというウォルターくんからのお誘いだった。

餃子屋さんで再会し、2か月ぶりに会った、ウォルター君は、すっかり日本を満喫していた。

音楽活動も順調なよう。

ビザが切れるので、一度アメリカに帰るが、すぐに日本に戻ってくると誓っていた。

19歳の男の子から見る、日本の魅力ってなんだろうと思って聞くと、日本は、COOL!

安全だから街をいつでもブラつけるのが最高だと言っていた。

テキサス州の彼の住んでいる場所では、治安が良くないので、気軽に昼間でも出歩けないという。

その後、クリスマスに一度、アメリカに帰るとのことで、暮れにまた、餃子を食べに3人で会った。

その時も、日本にすぐまた帰ってくる!と言っていた。

そんなに日本がいいと、若者に言ってもらえるのは、うれしい限りだ。

そんな、彼が、先日、またTEAM GYOZAに連絡してきた。

アメリカにしばらく帰るので、会いましょうとのこと。

3か月ぶりの彼は、相変わらず元気そうだった。

日本も楽しんでいるようだったので、次はいつ日本に来るの?なんて聞いたら、「もう十分満喫したから、日本に住むのはもうおしまい!」だってー!!

他の国も気になるから、色々見てみたいとのこと!

若いっていいなって思った!

そんなわけで、お酒のまだ飲めない19歳の甥っ子ウォルター君は、夏、秋、冬を日本で過ごし、桜の開花を待たずに、アメリカに戻った。

妹ちゃんもいつかまた日本に来たいと言っているので、TEAM GYOZAのトークがまたいつか動くかなーと思っている。

いつか、またウォルター一家と餃子を囲んで、皆でお酒を飲めたら、楽しいなーなんて思っている。

噂をすれば!で先ほど、「無事にアメリカのお家に着いたよー」ってTeam Gyoza!連絡がきた。

なので、「ちょうど桜が日本は咲くよ、またいつか遊びに来てね!」って言っておいた。

ガイドとしての大きな学びもあり、格別なガイドの思い出になった、夏の出来事でした。

おしまい!

<思い出ブログ>

桜が今年は早く咲きそうですね!

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