今年のGWは、5月5日の子供の日にガイドをした。
案内場所は、浅草、原宿、渋谷。
覚悟はしていたけど、物凄いーー人混みだった。
原宿観光は、通常、明治神宮に最初に行く。
その後、竹下通りへ。
さっきまで、神聖な森を歩いていたのに、道を隔てた反対側にこんな対極なものがあるのは、面白いと思う。
竹下通りは、プライベートなら、絶ーーーーーーー対、行かない。
だってすごい混雑だし、買いたいものは私にはない!!
でもガイドで行くのは、興味深い。
人によって、興味の幅が全然違うのだ。
「Harajuku」と言っても、最初、ピンとこない人もいるので、Gwen StefaniのHarajuku Girlって歌、知ってる?というと、OHってなっている。
私はいつも、JRの原宿駅から竹下通りを案内する。
ちょっと高見から、あの人混みを見せる。
人の多さに、一瞬皆、ぎょっとなる。
竹下通りに入る時に、上を見上げると、モニターに自分達が映るのを見つけてまず盛り上がる。
歩き始めてすぐ左側にお馴染みのマクドナルドが見えてくる。
ちょうど抹茶フラッペと抹茶パイの宣伝をしていた。
マックに抹茶という組み合わせが、外国人には不思議らしく、またOH!
それからダイソーが見えてくる。
100円でこんなに色々なものが買えるんだって、びっくりしている。
クレープ屋さんがいくつかあるが、どこも長蛇の列。
「竹下通りでクレープを食べるというのが、お決まりなんだよ」と教えるとまた、興味深そうに観察。
プラスティックで出来ているメニューとその種類の多さにもびっくり。
ここからは、それぞれの好みが反映される。
分厚いブーツ売場に引き付けられる人もいれば、コスプレの衣装が売っているお店、サンリオのお店、ガチャガチャのお店と人それぞれ足を止めたり、写真を撮るポイントが違う。
「竹下通りで、スカウトされて、モデルや俳優になる人がいるから、皆、おしゃれをしてくるよ、一回で声をかけられなかったら、何度も歩いて、芸能事務所から、声をかけられるのを待っている人もいるよ」と教えると、OH!
そして、世界一長いポテトとうたったお店が見えてくる。
上を見れば、レインボーの綿菓子屋さん。
英語では、Cotton Candy (コットンキャンディ)という。
「買いたい!」と親にせがむ子供もいるけど、時間帯によっては、長蛇の列で、親にダメと言われて、名残惜しそうに通り過ぎる時もある。
またその下の階は、いちご飴屋さん。
日本のイチゴはとっても美味しい。
それは既に有名で、皆、食べたいという。
私は、「スーパーに行ってね」っていうのだが、高級ホテルにお泊りの人達が多いと、その周辺にスーパーがない。
そんなわけで、これを食べて、「日本の苺が美味しい!」と言われると、「あーー、何もついてない、自然の苺を食べてほしいなー」と思うものの、これも一期一会!(いちごにかけてます!)
美味しいって喜んでいるかよしとしようって感じ。
イチゴ大福にチャレンジする人もいるが、生まれて初めての食感とこの組み合わせにびっくり、そして美味しいと目を丸くしている。
そして、今度は、動物カフェシリーズ。
まずは、犬の豆柴カフェ
そして、最近ここにオープンした、マイクロピッグカフェ。
ここも、予約をしておかないと入れないことが多い。
こうして竹下通りももう終盤。
「サンタモニカ」というクレープ屋さんが見えてくるのだが、アメリカ人は、なぜかいつも笑っている。
サンタモニカは、ロサンゼルスの海岸沿いに位置するビーチのある都市。
これって外国で、「房総」っていうカフェの看板を見つけたら、笑っちゃうていう感覚なのかなー?
こうして、20分ほどゆっくりの竹下通り散策が終わり、
This is the Takeshita street in Harajuku! これが原宿、竹下通りでした。
how was it? いかがでしたか?
って聞くと一同口を揃えて、Very Good! Intresting!(よかった、おもしろい!)って言う。
確かに海外では、たくさんのびっくりポイント満載の、こういう場所は、ない。
「私も中学の時、ダブルデートをここでしたことがあったよー」と最後に加えると、皆、いいねー!って喜んでくれる。
中学の時にクレープを食べながら歩いた私がまさか、ガイドとしてこの通りをその後、何度も来ることになるなんて、想像だにしてなかったから、人生って改めて面白いなーなんて思うのだった。
というわけで、本日の原宿観光でしたー。
<思い出ブログ>
カラオケツアーっていうのもあって、これも面白いんです!