ナマステ―!!(こんにちは!!)
インドの旅、6回にわたって、お届けした、インド旅行のお話。
本日最終回。

過去6回分のお話はこちらから!
- バタバタの入国劇
2. タージマハールを見に行った時の旅行でわちゃわちゃ!
3. インチキ占い師にぼったくられる!
4. 美味しいカレーを楽しんだけど、その残飯を頼りに生活をしている人を見てショックだったこと。
5. ガンジス河の町、バラナシへ。真っ暗な夜に着き、ちょっとドキドキ。
6.そして生と死が行き交う現場に立った話し。
さて、ちょっと話しが逸れるが、私は、BSで放送されている、「ワールドニュース」が大好きだ。
そこでは、世界のさまざま国のニュースをやっていて、お国柄がとてもよく出る。
フランスのF2は、華やか。ニュースキャスターも、セーヌ川とエッフェル塔をバックにエレガント。

ドイツ、ZDFは、学校みたいな、固い感じ。でもキャスターの女性が、眩しい黄色のワンピースとか着ちゃう。
イギリスBBCも昔から変わらず安定していて、ロイヤルファミリーの国だなって思う。

アメリカは、ニュースもショータイム!
中継レポートでは、腰に手を当てて、話す態度が、偉そうに日本人の私には見える!
こんな態度で、中継を日本でしたら、絶対、反感買う!
やっぱりNo1アメリカ!これもお国柄だろう。

そんな中、インドのニュース。
一言でいえば、まあ、やかましい!!
画面の上と下に赤い帯があり、上も下も今、キャスターが話しているニュース以外の内容のニュースが文字で流れている模様。

一瞬、この日、緊急ニュースが入ったと思って、数日見続けたのだが、これが通常モードだった。
とにかくわちゃわちゃしている。
インド訛りの舌をグルグル丸め込む発音で、すごい早口。
肝心のニュースの内容が全然頭に入ってこない。
インドを旅行した私がこのニュース画面を見ると、やっぱりこれがインド!って妙に納得する。
そうあの国は、わちゃわちゃしているのだ。

もう1つ、インド人の特徴は、彼らがYES!という際、左右に首を首振り人形のように振る。
なので、YESって言っているんだけど、なんか迷っている態度に見えて、いつも混乱する。
一緒に旅行したミユキは、私とは別の航空会社でCAをしていた時のインド線の面白い話しをしてくれた。
まず、インド線は、ウイスキーが大人気。
それもそう。世界で一番、ウイスキーを消費している国は、インドなのだ。
そして、ミユキは、ドリンクサービスカートを引いて、機内サービスを始めた。
そこで、Walking Johnnie please
と言われたという。

「歩いているジョニーさん、お願いします!」って、どういうこと?って一瞬思ったが、すぐにそれは、ウイスキーのジョニーウォーカーJohnnie Walkerということに気が付いた。
そこで、彼女は、ボトルを見せて、
would you like to have this Johnnier Walker? このジョニーウォーカーでよろしいですか?
と確認したところ、
Yes pleaseといいながら、また首振りが始まった。
YESという合図なのだけど、どうもその相槌に慣れず、そんなカオスの状態でサーブしたそうだ。

また、その時,既に飲み終わった、インド人がお代わりを次々と要求してくる。
ミユキは、少々お待ちくださいと話す。
するとYESといって、首フリフリ。
YESと言ってるからわかっているんだけど、首を振るので、納得いってないように見える!という話しは、やっぱり今、思い出しても本当に笑える!
私のインドの訪問地は、デリー、ジャイプール、アグラ、そしてバラナシという、広いインドのほんの一部。

そして旅行期間もたった1週間ほどだったが、私はもうお腹いっぱい!!
またインドに行かなくても大丈夫!笑
キャラの濃い、人、人、人に囲まれ、十分、楽しませていただきました。
私の住んでいる地域は、土地柄、インド人が多くいる。
彼らは、川沿いで、人気スポーツのクリケットを週末楽しんでいる。

日本に住むインド人は、IT業界を中心に優秀な人ばかりと聞く。
そしてここでも例に漏れず、大家族で行動している。
昨日も、電車で隣に座ったインド人が、サリーを着て、ものすごい強い香水をつけていて、インドの旅が脳裏に浮かんで、にやけてしまった。
今度は、日本にいるインド人にちょっと勇気を出して、声をかけてみようかなーって思っている。
というわけで、7週間に渡り、私の、13年も前に遡る、旅行記を読んでいただき、誠にありがとうございました!
是非、皆様、機会があれば、足を踏み入れてみてください!
はまる人は、ドはまりして、インドしか興味なくなるらしいですよ!
それでは、インド語でサヨナラも、こんにちはと同じということで、
ナマステ――!!!
<思い出ブログ>
ドリンクサービスに話しが出たので、私のCA時代の失敗談。