インバウンド(訪日外国人旅行)にて、年間で1番忙しいシーズンは、桜の時期だ。
ご存じの通り、桜の開花は、その年によって異なる。
通常、3月の最終週は、桜目当てのお客さんの予約のピークにあたる。
3月の最終日に、アメリカ人の50代(ローラさんとケビンさん)のご夫婦をご案内した。
お二人は、2週間ほど、クルーズ船で日本を回ってきた。
硫黄島にも行ったとのこと。
硫黄島って観光で行けるのか?って私の親友、ChatGPTに聞いてみた。
硫黄島(東京都小笠原村)は 一般の観光目的では訪問できません。現在、島全体が 自衛隊の管理下 にあり、特別な許可がない限り立ち入りは制限されています。
硫黄島に行けるケース
- 遺族訪問
- 硫黄島の戦いで戦死した兵士の遺族が、特別な許可を得て訪問することがあります。
- 防衛省や厚生労働省が遺族向けの慰霊団を組織することがある。
- 公式調査・慰霊行事
- 政府関係者や研究者、報道関係者などが、特別な許可を得て訪問する場合がある。
- 自衛隊や米軍の関係者が慰霊目的で訪問することもある。
- 映画・ドキュメンタリー撮影
- 特定の目的で撮影が許可されるケースもある(例:「硫黄島からの手紙」の関連取材など)。
ふむふむ。じゃあ、外国人とかクルーズ船なら大丈夫なのかって、また親友に聞いてみた。
通常、硫黄島は観光目的での立ち入りが禁止 されていますが、例外的に クルーズ船のツアーで硫黄島近海を訪れることは可能 です。
ただし、クルーズ船の乗客が 実際に上陸することは基本的にできません。ほとんどの場合、
- 硫黄島の周辺を航行する
- 船上から硫黄島を見る
- 硫黄島に関する解説を聞く
といった内容のツアーになっています。考えられるケース
- 硫黄島周辺クルーズ
- 戦争史や太平洋戦争の戦跡を巡るクルーズで、硫黄島周辺を航行するツアーが時々行われる。
- 特にアメリカの退役軍人向けの記念クルーズなどで実施されることがある。
- 特別な許可を得たツアー
- 極めて限定的だが、戦争遺族や特定の歴史団体向けに 特別許可を受けたツアー が企画されることがある。
- ただし、これはごく少数で、一般的な観光ツアーではない。
可能性の高いシナリオ
アメリカ人の友人が「硫黄島に行った」と言っていても、実際には 島の近くをクルーズ船で通過した だけかもしれません。
上陸したかどうかを確認してみると、より正確な情報がわかるかもしれません。
なるほど!!!
お二人のクルーズツアーは、小樽で終了し、そこから羽田に飛んできた。
天気予報は、曇りで寒いとの事。ただ、東京の桜満開宣言もあったので、桜はバッチリ。
2人もこれを目的に日本に来ていたので、ワクワクしているのが伝わった。
そんなわけで、毎年一回、この時期だけの、Mutsi 桜ツアー。専用車もあるので、何でもできる!
まずは、 千鳥ヶ淵へ。
月曜日の朝、そして曇りということもあり、受け入れられる混雑だった。
桜は満開。ボートに乗った人もいて、綺麗。やはり、今年も素晴らしい。

2人は、桜以外に咲いている植物にも興味を持っていた。
クルーズ船内では、植物の専門家のレクチャーもあったとのこと。
そこで、なぜ日本人が松を好むのか?->風雪に耐えて1年中緑色を保つことから、長寿や不老不死の象徴!などの知識をすでに持っていた。
2人は、セルフィー(Selfie)にて、自分達で一緒に撮るのが好き。
ガイドの仕事は、写真を撮るっていうのがあるけど、ほとんど私の出番はなかった。

そこから、浅草へ
ここは、観光客で大賑わい。
おみくじを引いたり、苺大福を食べたり、かっぱ橋で、包丁探しをした。
今までよく連れて行っていた、包丁のお店に「ガイドの皆様へ。対応できるスタッフが限られているので、混んでいる場合は、他のお店に誘導してください」と出てきたので、びっくりだった。
ちなみに、かっぱ橋や、築地の包丁屋さんの従業員は、もれなくばっちりスタッフは、英語や、日本語以外の言語を話せる。
雨がぱらついてきた。
13時になったので、上野に行ってランチ。
いつもの、レストラン、音音バンブーに連れて行ったら、なんと団体客の予約が入り、入れなかった。
ここしか、今日は用意してなかったので、ピンチ!!
Hungry=Angry お腹を空かせると、機嫌が悪くなる!

ひとまず、アメ横を歩きながら、入れそうなレストランを探ることに。
なんだか、あんまりピンとくるものがなく、御徒町までたどり着いてしまった。
その時、お寿司屋さんを見つけた。
そうだ、2人は、クルーズ船にずっと乗っていたから、お寿司やお刺身は、食べてないかもとひらめき、提案したら、YES!!とのこと!
おーよかった。
お店決定。
ケビンさんは、お刺身7種類、味噌汁、ビール
ローラさんは、お寿司セット、ビールを注文。
ケビンさんがお通しの、タコとわかめの惣菜がとても気に入ったよう。
どれも美味しいと言ってくれたので、よかった。

それから上野公園へ。
ここも混んではいたが、許容範囲だった。
こちらも満開で、とても綺麗。
そして、 明治神宮へ。
神道と仏教の違いを話したのだが、ケビンが、「ちょっと、自分、皮肉なこと言っていい?仏教は、お葬式など、死を利用して、お金儲けをしていると思う。」と言ってきて、ローラは、「うーん、そうねー」ってちょっと困っていた。
私が、「お布施の料金によって、お経を読む長さが違うっていうジョークもあるよ」って言ったら、「ほら、やっぱりそうだろう!」って笑っていた。
仲見世や、アメ横を歩いている時から、2人は、人混みは好きそうじゃなかったので、予定に入っていた、竹下通りは、通り過ぎるだけにした。

ここは、Teenager townって紹介したら、「うん、自分達は、関係ないね!」って笑っていた。
渋谷へ向かう時に、マリオの恰好をした、外国人が乗っている、ストリートカーが、通り過ぎた。
ドライバーさんが「あれ、すっごい邪魔です。運転しにくいです。」って言ったのを皮切りに、ドライバーさんから色々運転に関しての話しを聞き、盛り上がった。
渋谷スクランブル交差点を渡り、MARK CITYから見学、ハチ公像をみて終了。
ここもTeenager townだから、早く出ましょということになった。
そして、桜スペシャルとして、月島に行くことに。
桜の名所にお連れした。大きな桜が立派な木があって、見とれていたら、目の前に住んでいる、奥様が「いい時にお越しになったわね。」と話しかけてきたので、会話を楽しんだ。
旅行者にとってこういう地元の人との会話は、なかなかできないので、喜んでいた。

お二人とも、お医者様なので、お金持ちだと思う。
でも、エコバックを持ち歩き、無駄なものは買わずに、質素倹約という感じだった。
日本のカルチャーを学びたいとさまざまな質問も出て、ガイドをしていてとても案内し甲斐があった。
こういういい人達に会うと、自分もいいパワーをもらえる。
ガイド冥利に尽きる瞬間だ。
桜のまたいい思い出が増えた。
しばらく桜を楽しみたい。
<思い出ブログ>
母と最後に見た桜も月島でした。