2011年2月、私は、CA同期の仲良し3人でアルゼンチン、ペルー、チリ、南アフリカを1か月半旅行した。
南米は、日本にいたら、なんだか、あまりにも遠すぎた異国だったのだが、CAをしていた時は、オーストラリアに住んでいて、日本にいるほど、遠い国に感じなかった。
CAをしていた素晴らしいことの一つに、90%オフで色々な国に飛べるという恩恵を受けたことだった。
関記事事↓
それを大いに利用させていったのが、このトリップだった。
アルゼンチンは、2022年、カタール FIFAワールドカップでメッシ率いるアルゼンチンが優勝して、久しぶりにメディアで大きく取り上げらた国だ。
関連記事↓
今日は、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスをご紹介したいと思う。
ちなみにアルゼンチンは、日本の7.5倍の面積を誇る。
人口は、4,500万人。
民族は、スペイン、イタリア系の欧州系が97%を占める。
南米のパリと言われているブエノスアイレスは、パリだけではなくスペインやイタリアの街並みも思い出させるほどで実に素敵な町だった。
5日の滞在で週末と平日の違った町の顔を見ることができた。
街の中心の「フロリダ通り」はいつも賑やか。
夜になると露店商みたいのがザーッと出てきて、なんだかお祭りみたいな雰囲気になる。
Tシャツ、靴、アクセサリーといった通常の類のものから、何故か日本語で「フッ素加工」と書かれた魔法瓶があちこちにあるのが面白い。
自分で頭をマッサージ出来るという、泡立て器のでっかい形をしたものがやたらあちこちで売られていた。
またその脇ではタンゴ踊っている人や、アルゼンチンのユニフォーム着て、サッカーボールでリフティングしている人いたりで、とにかく歩くだけでも充分ショータイム。
夜はゴーストタウン化するオーストラリアと違ってここは夜型人間ばっかり。
夜が深まれば深まるほど、町に繰り出す人口が増えていく!
ワールドカップで盛り上がっている、アルゼンチンの町の様子を見た時、思い出したのは、この光景だった。
やっぱり彼らは、流れるラテンの血がとっても濃くて、特にサッカーに関しては、もう理屈では語れない、「血の騒ぎ」が止められないのである。
メッシ率いる選手達が全員、応援してくれた、アルゼンチンサポータと共に、ポンポン飛びながら、歌を歌って、自分達の勝利を喜んでお祝いする、あの綺麗なフォルムは、やっぱり流れている「ラテンの血」が流れているから、自然にできるのだ。
日本が仮に、ワールドカップで優勝して盛り上がっても、ああいう盛り上がりは、できないと思う。
それは、流れている根本的な「血」が違うからだ。
アルゼンチンといえばやっぱりタンゴ。
ある夜、3人でおしゃれをして、BAR SURというバーでタンゴを見た。
20人ほどでいっぱいになってしまう小さなタンゴ用のバー。
タンゴを生演奏する、「タンゲリア」でタパスと赤のアルゼンチンワインをおつまみに夜9時からタンゴが始まった。
ちょっとエロいこのダンス。
タンゴショーってタンゴだけでなく、ディズニー映画に出てきそうな優しそうなおじいさんがピアノを弾き、アコーディオンとバイオリンの協奏曲みたいのがあったり、
その昔、ブイブイ言わせていただろう、私達が勝手に名付けた「アニータさん!」の愛の歌の独唱があったり、それらが全部一緒になってダンスがまた始まったりで、素晴らしかった。
私もあんな風に情熱的に踊ってみたいものだが、とってもできそうにない!
タンゴショーは、通常、夜中の2時過ぎまで続くらしいのだが、私達は、既にワインも2本空けて満足だったので日付が変わる頃に退散した。
夜はまだまだ続くブエノスアイレス!
この国の人は、完全に夜型人間だ!
もうちょっとアルゼンチンについて語ってみたい!続きは次回に!
(更新記事↓)
<思い出ブログ>ちなみに去年の今頃は、東京でもかなりの雪が降った!
コメント