こんにちは!本日は、キプロス共和国のお話し。
この国には、当初行く予定がなかった。
しかし、目的地のマルタ共和国に行くエミレーツ航空のルートが、ドバイーキプロスーマルタとなっていたので、ついでに降りちゃえ!っていうノリで、私の39カ国目の国となった。
マルタ共和国のお話しは、こちら↓
キプロスの場所は、トルコの南。大きさは、四国の半分の大きさ。

ギリシャ系住民とトルコ系住民という仲の悪い国民が混住する国である。
昔トルコに行った際、「キプロス共和国という国があるが、ギリシャ人が占める南には、トルコ人は行けない」とガイドさんが話していた。
ちなみに英語では、Republic of Cyprusと記載する。
キプロスとは読まず、サイプラスと発音する。
キプロス共和国も、マルタと同じく1974年に独立。
それ以来、南のギリシャ vs 北のトルコが対立したままである。
首都のニコシアでは、町の中心に、境界線が引かれ、兵隊さんが銃を持って立っていた。
そこには、キプロスとギリシャの国旗、

そして向こう側にはトルコの国旗がなびいている。

境界線がパテーションみたいな簡素なもので、引かれていたのが印象的だった。
キプロス問題は、私が訪問した2008年から、数年前も日本でも結構大きく報道されていた。
この国の歴史はかなり古く、紀元前8200年前(想像がつかない!)から人の住んだ跡があるという。
まず、エジプト、ギリシャの支配を受ける。

そして、800年近くビザンチン(今のイスタンブール)帝国の支配下になり、キリスト教の信仰が始まる。

その後、フランク人(西ヨーロッパ)やベネチア(イタリア)王国に。
さらに300年間オスマントルコの支配下に入り、最後はイギリスの支配下。
そして、1960年に独立してから、今に至るまで「キプロス問題」としてもめている。

この国は、人々もギリシャやトルコといった、彫刻にでてきそうな濃い顔が多く、男性人はよく声をかけてくる。
マルタ同様、2008年1月からのユーロ導入だが、私達が訪問した2008年2月時点では、まだユーロに慣れておらず、通貨表示も元の通貨「ポンド£」で示されているところも多く、非常に紛らわしかった。
1£=1.71€の換算率。
私達は、海の近くのラルナカというところを拠点にしたのだが、タクシーでは、メーター表示が未だにポンドだったらしく、ユーロと思い込んでいた私達とモメモメ。

タクシーのおじさんは、英語があまりしゃべれないのに、「私には家庭があるんじゃ」なんて、東南アジアでよくぼられそうになる、お涙頂戴のパターンのフレーズでお金を求めてくる。
こちらも意地になり、仕舞いには、もう諦めたのか、ほっぺたをぷんぷんにふくまらせて、怒りの表情を見せ、ユーロ紙幣を奪い取り、タクシーから降ろされた!
やれやれ。
ホテルは、海の見える、とっても素敵なお部屋。

2月というオフシーズンのおかげで安く泊まれた。
物価は結構高く、観光業で食べて行っている国だと感じた。
意外にも日本との貿易が盛んらしく、車は右ハンドルで日本と一緒なので日本車が沢山走っていた。
そうそう、マルタでも私達は、「おいしさ運ぶ☆ゼンチク」なんていうトラックを見て感激していたのだが、キプロスでも多くの日本の中古車を見た。
バスに乗ったら、そのバスは完全に日本からやってきたもので、「運賃」とかかれた箱が乗車の際にあった。

その運賃箱は、日本の貨幣のサイズに合わせて作らているので、この国では、使えない。
飾りとして置かれ、料金はドライバーさんに直接渡して、ドライバーさんが別の箱からお釣りを取り出していた。
「非常口」とか、車掌さんのネームプレートを入れる場所もあったりで、なんだか懐かしい気分になった。
ドライバーさんは、「いろいろな機能がこのバスにあるようだけど、日本語で書かれているから分からない。これは何の意味?」と言った具合にさまざまな質問を逆に受けた。
キプロスをもしじっくり廻るには最低1週間は必要だと思う。

今回はあくまでも乗り継ぎついでの、おまけだったので、3泊だけした。
空港から首都のニコシアに1時間ほどバスで行き、教会見学に夢中になった。
ビザンチン様式の教会は、金色ピカピカのタイプ。
バロック様式のマルタとはまた違った教会でじっくり居座ってしまった。


帰りの最終バスに乗ろうとしたら、バス停までの道を間違えてしまった。
バスが来るまであと5分。とても間に合わない距離。
もうだめだ!と思いながら、ある若いカップルに事情を話したら、車でバス停まで連れて行ってくれた!!
彼らのおかげで本当に滑り込みセーフでバスに無事に乗れる事ができた。
お礼もろくにできなかったのが、本当に感謝だった!
翌日は、近くのソルトレイク(塩湖)の周りを歩き、モスクを見た。

ソルトレイクは、干上がったところに沢山塩があった。


立派なモスクから町に戻ろうとしたらまた道がよくわからない。
グランドキャニオンに来たの?というような道でないようなところを2時間近く歩きようやく町に戻れた。
ちょっと焦った!


そこで食べたケバブがキプロス1いや、私の人生の中でも、相当上位ののおいしさだった。

キプロス料理は、ギリシャ料理とほぼ同じで、ケバブやソーセージのようなひき肉の詰め物が多い。
これが実に美味しいのである。

コーヒーは、ネスカフェが主流らしく、インスタントコーヒーだった。
短い滞在だったが、キプロスという国に触れる事ができてよかった。
ワインも有名。
時間があればワイナリー巡りや、ビーナスが生まれた海(ボッティチェリの有名な絵にも描かれている)と言われる海岸や、教会おたくの私をそそる世界遺産にもなったトロードスの教会群にもいつか機会があれば行ってみたいなー。
というわけで、ドバイーマルターキプロスのエミレーツ航空路線の旅は、これにておしまい!
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