今年の3月1日に東京マラソンがあった。
毎年、海外から参加するお客さんが、マラソン前に東京や京都に来る為、ガイド依頼がある。
今年初めて、そんなお客さんのガイドをした。
エイミーさんとエイミーさん。はい、同じ名前。
2人は、アメリカから来た50歳の女性で、高校時代からの友人だそうだ。
マラソンが日曜日。その2日前の、金曜日の8時間と土曜日の4時間のガイド担当。
私の同僚にフルマラソンを走る人がいるので、事前にマラソン前の食事は、どうしているか?どれくらい、大会前は、歩いたほうがいい、逆に歩かないほうがいいと聞いてみた。
やっぱりとは思ったが、人によって全然違うとのこと。
食事の候補地なども考えて、ひとまず会って話してから決めることになった。
ホテルは、東京ステーションホテル。東京マラソンのゴール地だ。とても素敵なホテル。

はじめまして!と声をかけた。2人は、お互い、エイミーと呼んでいるので、私もそうすることに。
このブログでは、1号と2号と呼びたいと思う。
2人はすでに前日に、チームラボボーダレスに行き、それから東京ビッグサイトでの登録手続きを自分達でしていた。
フルマラソン歴は、2号さんの方が、長くて早く、でも、2人とも4時間台で走るとのこと。
すでに、ボストン、ニューヨーク、シカゴ、ベルリン、ロンドンマラソンなどを走っているそうだ。
日本は初めてで、このマラソンのために来た。
予想通り、自分達で何でもできるタイプだった。
今回は、2日間で、渋谷、原宿、明治神宮、浅草が入っている。
マラソンコースは、スタートが新宿。
銀座も通るので、この2つも行けるよと話すと、新宿のスタート地点は特に行きたいとのこと。

では、そうしましょう!と決定した。
初日、私は色々失敗をやらかしてしまった。
両日ともに、公共交通機関での移動。
まず、東京駅から新宿は、中央線で行けば、15分で着く。
そのつもりでいたのだが、色々考え事をしながら、お客さんに説明して、おまけに朝の通勤ラッシュが予想以上に凄かったので、よくわからないうちに山手線に乗ってしまっていた。
新宿までは、30分もかかる。
2人は、既に満員電車に圧倒されていた。
2人が座れて、ほっとしているところ、私はようやく、これは遠回りであることに気が付いた。
うわー!やばし!!

なので、2人に急に、「新宿に行くつもりだったけど、今日はすごく混んでいるから、先に渋谷から行きましょう」とごまかした。
2人は、私の焦りに気が付かず、どうぞどうぞという感じだったので、よかった。
渋谷のスクランブル交差点は、かなり気に入ったようで、5回も渡った。
東京マラソンと書いてある、マラソンウェアが欲しいと、lululemonに入った。
店内は、マラソンで来日した外国人で溢れていて、日本じゃなかった!
そしてほぼ売り切れだった!
その中でも、欲しいものを見つけて満足そうだった。
2人は、よく水を飲む。
これは、マラソン前に特に必要とのことだった。

その為、よくトイレに行く。
私が案内したトイレの個室が1つしかなかったのと、まだトイレはいいかなと思い、私はトイレに入らなかった。
2人の買い物時間を10分ほど与えている間に、渋谷モディのトイレに駆け込みで入った。
トイレに入って、おしっこをしていたら、ふと、あれ?私、男子トイレに今、いるかもって思った。
なんとなく横目に男性の小便器があった気がしたのだ。
???と思いつつ、時すでに遅し。
誰かが来た気配がしたので、恐る恐る、ドアを開けたら、男性が用を足している!!

うわーーーーーやばい、やばい、やばい x 100
慌てて、ドアを閉めた。
彼がいなくなるまで、待たなくてはならないが、どうしよう、次々、男性が入ってきたら、私は出れなくなるし、その間にお客さんを待たせることになる。
困った。。
こうなったら、一か八か!!
この男性がトイレを出た直後に私は、手も洗わず、トイレから飛び出た。
誰にも見られずに済んだ。
ふーーー。。危なかった。。

何事もなかったのように2人に会い、オニツカタイガーでおそろいのスニーカーを買ったと2人は満足そうだった。
そのまま歩いて、原宿に向かった。
明治神宮に感動し、お守りもいっぱい買っていた。
すると、お腹が空いたのと、座りたいのでランチにしたいとのこと。
何が食べたいと聞くと、うどんがいいという。
時刻は、13時20分。このあたりでうどんがすぐ浮かばず、グーグル検索すると、20分ほど歩くとあるようだった。

レストランも14時半までやっているようなので、ここしかないと思いつつ、行ったことがない場所。
恐る恐る、進む。
ようやく見つけたのだが、「13時45分まで入店の必要あり」という張り紙が。
時刻は、13時43分。駆け込んだ!
お店の人に、「14時10分まで出てもらいますが、いいですか?」と聞かれた。
お客さんに聞いたら、うー、どうしようと悩んでいた。
その間に、席に案内されたのだが、周りで食べている人たちのものが、海鮮丼ばかりだった。
そこで、「うどんはありますか?」といわれたら、「うちは寿司屋です。」と言われた。
ぎゃーーーーー
やっちまったーーー

「うどん屋は隣のビルですが、今日、お休みですよ」とさらに追い打ちパンチ。
ギャーーこれは絶対まずい。
まず、お客さんには、「やはり、急ぎすぎるから、ここはやめましょう」と話すと、2人もほっとした感じだった。ここにはなんとなく入りたくなかったようだった。
この日の夜、2人は、おまかせの高級お寿司を食べる予定だったので、本当に、座らなくてよかった。
その後が問題だ。
その周りには、ほぼお店がない。
ラーメン屋があるが、2号さんは、肉を食べない。ラーメンは、野方ホープラーメン、、、、
こんなこてこて豚骨スープのランチは無理だ。
そこで、タクシーを捕まえ、乗った。2人はようやく座れたのでほっとしたようだった。
私はタクシーの運転手さんに、「実はまだどこにいくか決めてないのですが、ひとまず、表参道まで走ってください!」と言った。

そうして、実は、うどん屋を探していると事情を話した。
運転手さんも「この辺にはないねー」言い、私はまたもや、スマホで必死に検索して、結局、はなまるうどんが渋谷にあるのでそこに向かった。
14時過ぎにようやくランチ。
2人はよっぽどお腹が空いていたのか、無言で一気に食べ、おいしかったと満足してくれた。
うわー、今日は私、かなりやばい!
心臓バクバク、うどんの味もよくわからなかった。

この日の最後に、マラソンのスタート地点の都庁へ向かった。
都庁のスタート地点では、少し、準備を開始している感じだった。
しかし、2人は、「ここが本当に、出発地点?」と言ってきた。
というのも、今までどこのマラソン大会でも2日前には、バナーがあったり、準備が完了しているという。
そこで、ちょうど、東京マラソン関係者の人がいたので、ここで大丈夫か聞いたら、そうだと言った。
私が、「日本は、クリスマスの翌日に、デパートのウインドウが、お正月仕様に一気に変わるという早業が得意。大会は日曜日。今日は金曜日で、まだ2日前。明日一気に、整えるんだよ。」というと、びっくりしていた。
その後、都庁の展望台に上がり、東京を眺めて、その日は終了した。
それにしても1日目は、トラブル多すぎ。

ガイドは、うまくいくと、うちに帰っても「快感な疲れ」なのだが、この日は、自分のミスばかりだったので、どっと疲れた。
2人がいい人がだっのがせめてもの救いだった。
そこで、翌日の計画をもう一度立て直した。
翌日は、浅草4時間観光。
この日は快晴で、浅草も気に入ったようでよかった。
お箸の名入れのお土産はえらく気に入ったようだった。
早めのランチをしたいとのことで、この日はラーメン。
ベジタリアンラーメンもあったので、よかった。
こうして、無事に終了。
東京駅に戻ってきたら、ゴール地点の設置が一気に進んでいて、2人がびっくり。
私ももうツアーが終わる安堵もあり、「ほら言ったでしょ!」と得意げに言ってみた。

そして、3月1日日曜日の東京マラソンの本番。
ゴール会場をテレビ中継で見て、4万人近く人がいるとこんなに人で埋まるんだとびっくり。
私はその日、日本橋に行く用事があった。
ランナーがたくさん走っていた。
2人のエイミーがいたら、声をかけようと、30分近く見学したが、残念ながら見つけられなかった。

結果はどうだったか、京都でお迎えするガイドさんを通して聞いてみようと思っている。
というわけで、色々やらかしてしまったが、来年、もしまた東京マラソン前のガイドをする場合は、もっとうまくやりたいと思っている。
これも全て経験!きっと、血となり、肉となっているはず!
というわけで、本日のツアーは終了です!
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