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2026年の大相撲初場所が1月25日に千秋楽を迎えた。
その前日の14日目に、アメリカ人50代のご夫婦を連れて、ガイドとして相撲観戦に行った。
朝稽古のガイドはしたことがあるが、観戦は、初めて。
自分の相撲熱も高まり、1年前とは、全く違う相撲好きの自分がいて、色々準備をしたが、やはり、難しかった!!
6日目では、プライベートでマス席で観戦することができ、思う存分に楽しめた。
(その時の記事↓)
今回の座席は、2階の西側のS席、前から2番目。
前回のマス席が1階の正面だったが、今回は、西なので、位置も違う。
こちらが比較した座席の位置。↓


席からの眺めも比較してみよう。左が2階席から。右が、マス席


西席は、西の力士、つまり自分に近い力士は、取り組み直前の見合った時は、顔が見えない。
逆に言えば、東側の力士は、ばっちり見える。
そして、テレビにまた、数回、ちらっと出たのだが、全体から見る、私たちの席は下の写真をみてほしい。
取り組み表のある電光掲示板のすぐ上、青でマークした、位置だ。
ちなみに、土俵の上ある、赤の丸に関しては、後で、お話しします。

その位置からどのように見えるかというのが、こちらの写真↓

もちろん、近さに関して、マス席には及ばないが、高見の見物という感じで全体が見えるので、よい。
お客さんは、もうすでに20日ほど日本に滞在していて、相撲もホテルの部屋で前日も見ていたとのこと。
日本での滞在の最後の大きなイベントをとても楽しみにしていた。
15時前に国技館に到着。
出待ちのファンで国技館の周りはものすごい人だかりだった。

まず、両国駅の隣にある、実際の土俵をお見せした。
その途中、幕下力士が、戦いを終え、電車に乗って帰るところだった。
十両になるまでは、お給料もなく、このように電車で通わなければならない、若い力士。
独特の鬢付け油の匂いに関しても説明した。
そして、国技館の会場へ。
取り組み表は英語もあるので、お客さんにはそれを渡す。
まず、一階のお茶屋さんを通り、マス席の仕組みなど説明。

それから、優勝賜杯や、優勝した力士に送られるさまざまな賞品をご紹介

そして、相撲博物館にも寄り、1階は終了。
2階へ行き、売店やトイレの位置を確認。
元力士もお会計係をしていることなど話して、ようやく座席へ。
十両の取り組みが始まっていて、熱気があった。
2階席は、小さなテーブルもついている。
お客さんは、そのテーブルの上に、取り組み表を置いて、力士チェック。
私も用意した資料をお客さんにお渡しした。
中入り、15時40分頃の幕内力士と横綱土俵入りは、見逃さないようにとお知らせし、自由にそれまで、売店などみてねとお話しした。
2人とも、熱心に観戦。
席を立つことなく、土俵入りの時間になった。
横綱土俵入りでは、足を上げて、おろす時に、「よいしょ!」と掛け声をしましょと説明したら、「ヨイショ!」と一生懸命言っているのがかわいいなって思った。

力士の情報や、呼出しや行司の役割、懸賞金の話しなどもした。
懸賞金が多ければ多いほど、会場の盛り上がりと同様、お客さんも盛り上がっていた。
お客さんからの質問は、変化球モノだった。
「負けたら、次の日は、もう出場しないのか?」 No
「力士はもてるのか?」上位力士はYES
「何か持ってきて、行ったり来たりしているが、あれは、何を入れ替えてるの?」と聞かれた。
これは、付き人が、土俵前に力士が座る為に、それぞれ使っている、座布団を持ってきて、行ったり来たりしているものだ。
一番、びっくりした質問は、土俵上の天井から下げられる吊り屋根の四隅に房のようなものがぶら下がっている。
その色が、4色になっているのだが、なぜ、色が違うのかという質問だった。
それがこの写真の赤丸の部分。

私は、今、4冊ほど、大相撲に関する本を読んでいる。
この観戦の前日にちょうど、この4房の色が違うのは、「四季」を表すものと知った。
へーーなんて思っていたのだが、まさか、それに関しての質問がきたので、ちゃんと答えられてよかった。
そして、私の推しの「藤の川」と「安青錦」は、タオルを持参して、フリフリしなが応援。

隣の外国人のカップルも、「宇良」のタオルをフリフリしていた。
この日は、私の応援している力士が皆、勝ったので「うれしいー!」とその瞬間は思い切り、喜ぶが、ふと、おっと、今日は仕事だった!とスイッチが入り、冷静になったりもした。
野球観戦にお客さんを連れて行ったときは、そもそも、野球のルールをお客さんが知っているので、私がルールを説明する必要はあまりない。
相撲は、説明しようとなると、限りなくある。

ー相撲の歴史、相撲とは?
ー神道と関わりが深い
ー力士のサイズ、まわし、大銀杏の髪型
ー全ての力士が部屋に所属していること
ー力士の一日
ー朝稽古のこと
ー力士の国籍
ー番付、お給料
ー決まり手
などなど。
取り組みを見ながら、全部ちゃんと説明するのは、タイミングも難しい。
そのあたりは、手作り資料を見せて、終わらせた!

全て取り組みが終わり、翌日まで、優勝が一体、誰になるのか、わからなくなった。
二人は、翌日も東京に滞在するので、千秋楽もテレビで見る!と言っていた。
そんなわけで、取り組み後の弓取り式を見て、太鼓の音が鳴り響く、会場を後にした。
ひとまず、最低限の仕事はしたつもりだが、うーむ、なんだろう。
もうちょっとスムーズに説明できるようにならないとって思った。
翌日は、千秋楽。
テレビで優勝の行方を見ようと、早々13時過ぎから、テレビ観戦。
そして、副音声で、英語放送が始まったので、聞いてみたのだが、これがとっーーっても勉強になった。
力士の名前を言っても、お客さんは、わからないので、まわしの色で説明していたり、とにかくすべての表現法が学びしかなかった!

そんなわけで、自分がマス席で見れた、録画を消さずに、勉強用に利用することにした。
次回の相撲ガイドは、5月になるので、その時は、ばっちりなガイドをしたいと思っている。
それまでしっかり勉強を頑張りたいと思った。
そんな、2026年の初ガイドは、大好きな大相撲でよかった。
千秋楽は、熱海富士と安青錦が優勝決定戦へ。
安青錦が、最後の投げ技にもちこみ、優勝となった。
表彰式の際、4方に丁寧にお辞儀をし、君が代を口ずさんでいた、ウクライナからの21歳の力士になんだか感動してしまった。
というわけで、今年の初場所は、夢のマス席で観戦ができ、一つ、大きな夢が叶った。
あっという間に1月が終わってしまったが、幸先のいいスタートが切れました。
というわけで今日のお話はおしまい!
<思い出ブログ>
急な選挙ですね。
誰に入れればいいか迷うけど、選挙にはやっぱり行きましょう!
I recently guided an American couple in their 50s to watch professional sumo at the January Tournament in Tokyo. Although I had attended morning practice before, this was my first time guiding guests during an actual tournament—and it was far more challenging than I expected! My passion for sumo has grown so much over the past year that I prepared all kinds of materials, but explaining everything in English in real time was tough.
We arrived at Ryogoku Kokugikan early and first visited the real dohyo outside Ryogoku Station. On the way, we happened to see a young rikishi heading home after his match—something you can only witness in Japan. Inside the arena, I explained the seating layout, the match schedule, the roles of the gyoji and yobidashi, and the various prizes awarded to the winners. We also stopped by the Sumo Museum and checked the shops and facilities before taking our seats.
Our seats were on the second floor on the west side. From there, you can see the entire arena clearly, though the faces of west-side wrestlers are harder to see during the tachiai. My guests were already excited—they had even watched sumo on TV the night before.
During the matches, I explained everything: the wrestlers’ ranks, hairstyles, stables, rituals, the meaning of the colored tassels hanging from the roof, and even the scent of bintsuke oil. They asked great questions, including why the tassels are different colors (they represent the four seasons). I was glad I had read several sumo books recently!
We cheered for our favorite wrestlers with towels, and the couple next to us—also foreigners—were waving theirs too. All the wrestlers I support won that day, and I almost forgot I was working.
The next day was the final, and my guests watched it on TV. Listening to the English commentary helped me study even more—every expression was useful for future guiding. I decided to keep the recording of the matches I saw from the masu-seki so I can continue learning.
This first tournament of 2026 was unforgettable. I got to watch from my dream masu-seki seats and guide guests through a sport I truly love. It felt like one of my dreams had come true.





