先日、18年ぶりに、大相撲5月場所の観戦に、国技館に行ってきた。
初めての大相撲観戦の懐かしい記憶を手繰り寄せ、前回は、国技館前で力士の出待ちの話しを紹介した。
翌日はいよいよ大相撲観戦。
やっぱり皆さん、生はいいです!
国技館の映像は数え切れないほど見ていたが、目の前に広がる大きさ、臨場感、音など五感をフルに使って感じることができるのは、小泉元総理じゃないが、「感動した!」ってやつだ。
相撲観戦は、朝の8時半から見ることができるが、私はお昼過ぎに入場。
私のチケットは、2階の椅子席。
まず、興味津々で、1階の桝席を見にいってみたのが、やっぱり最高だ。
4人で1つの枡。いつか、そこで観戦したい!(と2007年に思っていた!)
まだ、観客もまばらで、空いてるうちに1階席を見ておこうと、前を陣取ってみた。
(これは今は、セキュリティが厳しくてできなくなっていた。)

力士がお腹を叩く音や、気合の入った声、汗まで飛んできそうな勢いで、花道を歩く姿は、りりしかった。
その当時、大相撲人気がちょっと落ちていた。
しかし、これは、噂だけ?と思うほど、この日も満員御礼で、若い人もかなりいた。
そして、この相撲人気を支えているのは、外国人だった。
実にさまざまな国の人が観戦しに来ていた。
土俵をみれば、モンゴルやロシアをはじめ、韓国、中国の力士もおり、こちらも国際色豊か。
グローバル化はここまで押し寄せてきていた。

そうそう、デーモン小暮もゲストで来ていて、目立っていた。
国技館は食事もおいしいらしく、噂のちゃんこ鍋と焼き鳥を食べた。
16時近くからいよいよ幕内土俵入りが始まった。
綺麗な化粧回しをつけた力士が土俵にあがる。

昨日、出待ちで見た力士もたくさんいた。
私の推しの、千代の富士も審判席で陣取っていた。かっこいい!!
21の取り組みの中で一番盛り上がったのは、あの高見盛だった。

場内物凄い歓声で、彼が気合を入れて塩を撒く瞬間は、われんばかりの拍手。
また懸賞金として永谷園のお茶漬けの看板を掲げて、アナウンスされると場内から一斉に笑いが起こった。その当時、彼が美味しそうに、永谷園のお茶漬けを食べるCMがとても人気だったからだ。
その応援に後押されての勝利。
とっても嬉しかった。
ブルガリアヨーグルトのCMで有名な琴欧州は、外国人に大人気。
「コトオーシュー」とあちこちから応援があったが、残念ながら簡単に負けてしまった。
そしてやはり圧巻は、横綱朝青龍。

懸賞金は30本にもなり、のれんを持った係りの人達が土俵をぐるぐる3周していた。
さすが横綱、体がとても綺麗。
あの鼻っぱしが強そうな顔で、琴奨菊に駄目押しの一撃をくらわせ、勝った。

おみごと!!あっぱれ!

日本人の皆様!
せっかく日本人として、生まれたのだから、一度は国技の相撲を観戦してほしい!
実際に観戦して、外国で人気がある理由がよくわかった。
礼儀正しさと激しい戦いのギャップ、これは、サムライ魂に通じるものなのかもしれない。
本当に行ってよかった。
この、相撲観戦後、両親と共に浅草の駒方どじょうという老舗でどじょう鍋を食べ、精をつけた!
浅草寺のライトアップした五重塔を見てきた。これぞザニッポン。
さあ、私もサンサンと輝く33歳にしたいと思います。それでは、また。
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これが、私の18年前の大相撲観戦思い出ブログ。
自画自賛だが、面白い!!WW
実は、私は、2011年にブルガリアに行った時に、琴欧州の出身地の、ヴェリコ・タルノヴォを訪れ、あまりにも美して感動しすぎてしまった。
そして、琴欧州はこんな素敵なおとぎの国みたいなところから日本に来て、相撲をしたなんて!!と感情が高ぶり、思わず「佐渡ヶ嶽部屋の琴欧州様」と、この地から絵葉書を送ってしまったことがある。
(その時の記事↓)
自分でも変な行動力に笑ってしまうエピソードだ。
そんなわけで、18年前の大相撲観戦の思い出。
引き続き、相撲話し続きます!
<思い出ブログ>
今年は、もう紫陽花、咲き始めてますね。
こちら、私のおススメ、東京の紫陽花ポイントです。