【素晴らしきニッポン】中山道/木曽路をゆく4 サムライロードハイキング編

日本の旅

急に思い立って、中山道なかせんどうに行ってきたお話し、第4回!

歴史の面影を残す、美しい宿場町、妻籠つまごを後にして、馬籠まごめまでのハイキングは、この旅のハイライト!

(前回のお話し↓)

大きな荷物は、手荷物運搬サービスを利用。

妻籠の観光局に11時半までに預けると、馬籠の観光案内所に届けてくれる。

料金は、1,000円。

これで、身軽に歩ける。

全長9kmで、ゆっくり歩いて、2時間半ほどのハイキングだ。

秋晴れで心地よい気温。ハイキング日和に恵まれて出発!

歩き始めたら、すぐ、日本の田舎風景になった。

外国人がすれ違いざま、「コンニチワ!」と言ってくる。

菅笠すげがさをかぶって、杖をついて、本格的な恰好で歩いてる外国人にも多くすれ違った。

あと、熊よけの鈴を鳴らしながら、歩いている人も多くいた。

今年は、熊の出没率が例年よりもずっと高いらしく、ハイキングコースにも、大きな熊除け鈴が設置されていた。

空気がさわやかで、深呼吸をしたくなる道中。

50分ほど歩くと、滝が出てきた。

男滝、女滝に辿り着く。

男滝は、吉川英治の「宮本武蔵」の舞台の1つだそうだ。

多くの人が、ここで小休止。私も、さっき買った、栗きんとんを食べて、休憩。

おいしい!

男滝
女滝

さて、また歩き始める。

マイナスイオンをたっぷり浴びて、癒される。

ここを昔の人達は、たくさんの荷物を背負って、歩いていたんだろうなー、などと妄想してみる!

30分ほど歩いたら「一石栃いちこくとち立場茶屋」というところに辿り着いた。

ここは、古くから、旅人の休憩場所として存在していたそうだ。

今は、無料でお茶を振舞ってくれるとのことで、快晴のこの日は、お茶を飲んでいる人でいっぱい。

相変わらず、外国人が90%だ。

ちなみにここまでの道中、いくつかトイレや水飲み場もあり、旅人に親切なコースだ。

この休憩場にWhere you from?(どこから来ましたか?)と書いてある、黒板があり、旅人が自分の国と人数を記入していた。

興味津々で確認したのだが、いやはや、本当に世界中から人々が、ここにやってきていた。

オーストラリア、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、アメリカ、カナダ、スペイン、ペルー、ブラジル、シンガポール、韓国、イタリア、ロシア、イギリス、デンマーク、タイ、アイルランド、台湾 などなど。

ざっと100人ほどだった!

そして、日本は、埼玉、東京、岐阜、長野、新潟、東京、その数、書き込んだ人数は、8名!

本当に、私が感じた90%外国人というのは、大袈裟ではないというのがデーターとして現れた!!

ここは、本当に国際的な場所になっていた。

この休憩所から、峠越えになるので、上り坂が続くので、ちょっときつい場所だ。

時間もたっぷりあるので、ゆっくり歩いた。

馬籠峠790mという看板を通り過ぎたところが、長野と岐阜の県境になる。

この辺りから、ちょこちょこと集落が増えてきた。

水車小屋も田舎ならではの風景だ。

この辺りは、水が沢山出るそうだ。

「馬籠まで、500m」という看板を横目に、上り階段を駆け上がり、美しい山並みの景色が現れる。

ゴールが近くなった安堵もあって、達成感を感じる。

14時40分、目的地の馬籠まごめに到着!

2時間40分の、中山道、サムライロードハイキング!

これ、絶対おすすめです!

今朝、7時に出発して、既に8時間が経とうとしている。

馬籠に泊まりたかったのだが、何せ、突然思い立って、ここにやってきたので、宿は、全く取ることが出来なかった。

今晩は、名古屋に泊まる。

そんなわけで、馬籠の観光をこれからいたします!

続きはまた次回!

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