【海外添乗員の仕事】中高校生の海外英語研修ツアー

海外旅行/北米

本日も、Mutsiツアーにご参加いただきありがとうございます。

前回の小学生語学研修ツアーに続き、今日は、中高校生の海外研修の話し

中高生になってからの、こういうツアーの参加者は、親が勝手に申し込んだというタイプの多い小学生に比べて、明らかに英語の意識の高い子ばかりだ。

そして女子が圧倒的に多い。

ここでも私は、「先生」と呼ばれる。

中高生になると、親御さんの影は、だいぶ潜まる。

その分、教師や、学校、組織団体のオトナが出てくる。

行き先は、やはり、アメリカ、カナダ、オーストラリアが多い。

カナダでは、バンクーバーにある、ブリティッシュコロンビア大学内の教室を使わせてもらった。

なんか海外の大学に留学しに来た気分に私もなれる。

夏休み中なので、学生はいないのだが、キャンパスが広くて、アメリカのドラマ、「ビバリーヒルズ青春白書」に憧れていた私としては、気分が上がる。

大学の食堂、カフェテリアで食べることができる。

外国人スタッフの人達が、楽しそうに働いていて、ビュッフェスタイルで色々な料理を選ぶ。

大味なんだけど、なんかこれぞ海外に来た!っていう気分になる。

この年代になると、恋愛系の話しが絡んでくる。

日本語を話せるイケメン外国人が、グループのアテンドでやってきたり、ホストファミリーにいる、お兄ちゃんやらに、女子は、キャーキャー。

皆、目がハートだ。

逆に、同年代の外国人の女子が大人っぽいと度肝を抜かれている。

欧米諸国のティーンネイジャーは、セクシーな洋服を着る子が多い。

メイクもばっちりしていて、更にオトナっぽく見える。

そして、ホームシックは、ほぼない。

ただ、食事が合わないホストファミリーにあたってしまうと、だんだん元気がなくなっていくのがわかる。

どのファミリーにあたるかって、重要だ。

ペットや、赤ちゃん、子供がいる家に当たればラッキだー。

会話力がなくても、場が持つからだ。

ホームステイは、なるべく、日本人に慣れている家庭をお願いしているが、いつもそうとは限らない。

よく問題になるのが、女子のシャワー時間の長さだ

オーストラリアは、水不足になることが多いので、シャワーも5分以内で済ませる人がほとんどだ。

しかし、日本の女子高生は、「異常に長い!!」とクレームになる。

また、学生は、寝るのが、遅いから、「夜、電気を使いすぎ」とクレームになることもある

毎年、色々なクレームを書き留めて、翌年の説明会で、注意点として説明会で話しをしている。

「10日ほどのことなんだから、現地では、さっさとシャワーを浴びて、夜は早く寝なさい」と指導している。

さて、添乗員の私は、学生をホストファミリーに引き渡せば、そこからは、フリータイムだ。

ツアーによっては、現地コーディネーターや、付き添いの先生達と食事に行ったり、サーファーズの海にちょっと泳ぎにいったりと、息抜きもうまくできて楽しい。

英語が全く話せない学生からみれば、私は、英語ペラペラの尊敬する先生に値するようだ。

お別れの際、「先生のようになりたいです。」なんて言われると、胸がきゅんとする。

夏のいい思い出だ。

ちなみに、参加者全員が、毎回、間違いなく、「あー、もっとここに来る前に英語を勉強しておけばよかった!」と言う。

そして、

今日から私は、毎日、絶対勉強をして、また外国に行く!そしてその時は、ペラペラと喋れるようになります!」

と誓っている。

小学生は、ホストファミリーとは、Bye byeという感じで、さらっとお別れしていたが、中高生になると、涙、涙のお別れというのが多い。

コミュニケーションが取れると、関係性も一気に縮まるわけだ。

私の周りでも、初めて行った海外のホストファミリーともう何十年も交流を交わしているという友達が多い。

コロナ渦でこういう機会が失われていたが、そろそろ、海外に学生も向かうことでしょう。

これから、留学などに行く、学生の皆さん!

とにかく、日本にいる間に、しっかり勉強して、現地に行ってから、後悔しないように!

現地で話す英語は、アナタたちが思っているよりも100倍早いから、もたもたしている時間はありませんよ!

Good Luck!!

とういうわけで、今回もツアーをお楽しみいただき、ありがとうございました!

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