ナマステ―(こんにちは!)
インド8日間の旅、今日は、第三回目!
- 入国で大騒ぎ編
2.インドの道中、はちゃめちゃ編
さてさて、本日は、ピンクシティと言われる、ジャイプールのお話し。
ジャイプールは、1876年にウェールズ皇太子の訪問を歓迎するため、旧市街の建物がピンク色に塗られて、「ピンクシティ」と呼ばれる。

今回のインドの旅で一番ぼったくられとのは、このピンクシティ、ジャイプールにて、いんちき占い師に支払った代金!
ピンクの町ジャイプールは、手相占いが有名とのこと。
感情線と頭脳線が一緒になった「ますかけ」と呼ばれる珍しい手相を持つ私は、興味津々。
この旅が終わったら、CAの仕事を終え、私は、日本に帰国する。
帰国後は、仕事を探さなくてはならないし、恋愛運も気になるしで、女子3人、わくわくモード。

30分600ルピ―、約1,000円は、インドでは屋台のサモサが50個買える値段。
このツアーのドライバー兼ガイドさんに連れられて行った場所は、とあるレストラン。
そこに現れた、長いひげに、ターバン巻いて、眉間にインド人がよくしてる、「まるぽっち」が顔に貼ってあるおじさんは、占い師ムード満点!
3人で占う順番をじゃんけんで決めて、着席。

まずは、インドで再会した友人からスタート。
紙に名前、生年月日、彼氏の生年月日、生まれた場所、時間を書き込む。
それから、むしメガネで、手相を見始め、ペンでなにやら彼女の手に書き込み、紙に数字を書き始めた。
そこには、LOVE、WORK,HEALTH,ラッキーナンバー、ラッキーカラー、ラッキーデイ、ラッキーストーンなど、細かい項目があった。
どうやらこれらを占ってくれる様子。
もうすぐ30歳になり、婚約者もいる彼女には、「結婚はもうすぐ、子供は、2人、仕事は、30-32歳がいい、肺の病気に気をつけなさい、」とのこと。
おー、結構なんかいい感じの事占っているんじゃない?と私達もテンションが上がってきた。
よしよし、それじゃあ、何かアドバイスとかもっと掘り込んで何を言うかな?なんて思っていたら、「FINISH!」と言われた!!
え??まだ5分しか経ってない!!

皆で、「ちょっとLOVEについてもうちょっと聞いてみよう!」なんて言った直後の、「FINISH!!」宣言発言。
あまりにも急な終わり方に固まる私達。
えーーーーーーーーーー??それってあんまりだよー!
友達も、もっと聞かなくちゃって思って食らいつこうとしたのだが、何せ、この占い師、目を合わせないのだ。
それなら、私がじっくり突っ込もうと着席し、占い開始!
手相を見た後、年齢を書き始めた。
LOVE 37-41歳、
子供39-43歳、
WORK 38-44歳、
その後、以下の項目は、メモっている。

HEALTH->関節に注意。
ラッキーストーンー>青、灰色、
ラッキーデイー> 土曜日、朝の散歩がよし。
ふむふむ、それで、それで、、と何を書き込むか、ドキドキワクワクしながら見守っていたら、、、
「FINISH!」と言ってきた!
おいおい、これだったら、雑誌の巻末にある占いで十分じゃーーーん!

いやいや、ここで怖気づいてはならぬ。
私はこれから就活だし、アドバイスが欲しいと質問してみた。
すると、困った顔をして、「うーーーーーーーむ」とうなり、あまり目を合わせずにあのインド人ど独特の巻き舌で”GOOD FOR YOU!”と言った。
えーーーーーーーーーーーーーーーー!!!何それ??何それ??答えに全然なってない!
なので、再度、「私これから仕事を探すんですけど、どうですかね?どのようにすればいいですか?」と聞いたところ、「うーーーーーーーーーーーーむ、、、、GOOD FOR YOU!」と同じ答え。
そして、また目を合わせない!!

だめだこりゃ!完全に騙された!とここまでくると、おかしさがこみあげ、笑ってしまう始末!
そんなわけで、3番目の友人になると、もうまともに手相もみないで、さっさと紙に同様の数字を書き、HEALTHの項目では、「あなたは健康体だけど、ストレスに気をつけなさい」とアドバイス。
とたんに彼女は、日本語で「あんたのこの占いがまずストレスになるわ!」と言ったので、私達は大爆笑。
占い師は、日本語わからないので、笑顔。
それが余計腹立つ!!
結局ものの15分で3人終了。

15分で1800ルピー、屋台のサモサ150個分ってやっぱり完全にぼったくられた!
そんなわけで、ガイドさんにクレーム。
ちなみに、ガイドさんは、私達が占ってもらっている間、どこかに姿をくらましていた。
そもそも、この占い師の会場、日本に行ったことがあるアルバムを置いていたり、NHKで放映されたと宣伝していたので、怪しいなと入った時、思っていた。
こんなところに連れてくるあんたもおかしいとガイドに大抗議した。
彼も、それを聞いて、インチキ占い文句を言いに言ったが、解決にならず。
結局後日、日本に帰ってから、インチキ占い師に直接メールで苦情を言ったら、調べ直したらしい結果を添付にて送ってきた。
これも実に胡散臭い!!

まあ、たかが占いだけど、もうちょっと真剣度が欲しかった。
結局は、占いに頼るなってことなのかな??
そして、この占い結果、1つも当たってない。
最初に占ってもらった、友達は、その時の婚約者とは別れて、別の人と結婚をした。
子供は、2人と占っていたけど、4人産んだ。
そして、私は、占ってもらった時に、記載した年齢をとっくに超えた!
全く持って、1つも当たらなかった。
まあ、こういう占いに頼らないのが、”GOOD FOR YOU!”ってことなのかなー。

というわけで、ピンクシティ、ジャイプール、インドで一番ぼったくられた、占い師のお話は、これにておしまい。
インドの旅、まだまだ続きます。
<思い出ブログ>
先日、台湾の友人と会い、話してたら、台湾に久しぶりに行きたくなった!