お花のある暮らしと、お花から見える、お国柄。

エッセイ

私は,鉢植えの植物を育てることがどー-しても今まで出来なかった

サボテンも枯らしてしまうほど、ダメダメだ

昔から、母が季節の切り花をよく買っていたこともあり、お花は、身近な存在だ

お花を部屋に飾りたい。でも、鉢植えは、諦めて、切り花にしている。

最近は、長持ちするような液体も買ったので、以前なら3日でさよならしなくてはならないお花も随分、寿命が伸びた。

なんだか、それって、私達のように、薬とか医療とかで寿命が延びているのと同じように見える

自然の力だけだったら、とっくに枯れるのに、こうやって技術の躍進によって、生かされているなーなんてシュールなことを思ったりする。

そんな私が、なんとなんと、4カ月も鉢植えのガーベラを順調に育ている奇跡が只今、起きている!

それも、今咲いているのは、新芽から育ったものだ。

8月末にスーパーで買ったガーベラちゃん。

その直前にひまわりの鉢植えを買ったが、暑さと水やりが悪かったのか、1週間もしないでご臨終だった。

買った翌日に、左上のひまわりがばててしまい、それから他のひまわりが全滅するまで1週間もなかった。。

思えば、去年の夏も暑かった。

そんな中、買ったガーベラは、5つ咲いていた。

この状態で購入!

いつも心配で水をあげすぎるので、慎重に水やりをした。

このガーベラ達は、嬉しいことに意志表示をしてくることにある時気が付いた

ある日、ちょっと、しなっとなっていた。

私には、「だるいよ、お水ちょうだい!」という声に聞こえた。

水を恐る恐るあげてみた。

そうしたら、2時間後にピンと茎が元気を取り戻していた。

その時、なんだか、このガーベラちゃんたちと通じ合った気がした。

9月に3泊の旅行に行くのに、ガーベラちゃんたちをどうしようか迷った

色々調べたら、お風呂の風通しのよいところにおいて、水をちょっと多めにあげれば、2,3日は大丈夫らしい。

留守にすることをガーベラちゃんに伝えて、出かけた。

旅行中、思い出すことはなかったが、帰る直前で、大丈夫か気になった。

ドキドキしながら、うちに帰ったら、ガーベラちゃんたちは元気だった。

それから、花は皆、終わってしまった。

でも、葉っぱがまだ綺麗で、元気だ。

最後の一輪。この花が枯れて、葉っぱだけになった。

お花屋さんに聞いたら、また芽吹くかもしれないから、様子をみたほうがいいと言われた。

そうしたら、2カ月ほど経った、最近になって、急激に育ち、花を咲かせた!

ぱっと開いたお花は、夏のガーベラちゃん達の、子供なのか、友達なのか、親戚なのか?よくわからないが、嬉しい限りだ。

左のガーベラの下にまた新たな芽が出てきている。これも育てられそう。
鉢植えに洋服を着せて、おしゃれに!

大みそかに買った、切り花もまだ元気。

お花が少しあるだけで、気持ちも変わる。

震災の時も、お花の需要が多かったと聞いた。

癒し効果がやっぱりあるんだろう。

ところで、海外もお花が好きな国が多い

ガーベラが身近な存在になったのは、ニュージーランドに住んでいた時の事だ。

ちょとした贈り物に、ガーベラ1輪をもらったりすることがあり、「それって素敵!」と思った。

もう一つ特徴的なのが、ラッピングだ。

日本の場合、ラッピングは、淡い色や、プラスティック素材のもので包むイメージがある。

ニュージーランドでは、画用紙素材くらいの固さの紙でラッピングをして、色の入った、薄紙を入れてコーディネートすることが多い。

面白いなと思うのが、漆黒色の紙で包むことも結構ある。

そういう場合、お花は、真っ赤や、真っ黄色の鮮やかな色で、黒とのコントラストが鮮やかだ

日本だと黒は、お葬式みたいなイメージになるが、ニュージーランドは、オールブラックスの国でもあり、黒は、ネガティブなイメージがないというのもあるだろう。

お花の組み合わせも全体的に大柄で、どかーん!という花火的なイメージがある

これは、私が退職する時にいただいた花束。

逆に日本の花束は、繊細で赤ちゃんを抱くかのように花束を持ってしまう

お花だけでも、お国柄が垣間見えて面白いなーと思う。

さあ、次は、何のお花を買おうか、楽しみだ。

ではまた次回に!

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