ブルガリアにやってきた。まずは、首都ソフィアへ!前回のお話し↓
ここは、教会がいっぱいだ。宗派は、ブルガリア正教。
さすが、キリストの国。
どこのどんな小さな教会もお祈りに来ている人がいて、皆、イコン(キリストやマリアが描かれているもの)に触って真剣にお祈りしている。
ソフィアのガイドブックを見ると、見どころに教会がとても多く入っている。
そして、オスマン朝の名残で、モスクも多く残っている。歴史の遺物だ。
私はこの旅行中、ミサは、もちろん、結婚式に、お葬式にいつもよりも多く遭遇した。
生活に宗教が完全に入り込んでいた。
お葬式では、歌を歌い、死者がろうそくを持っている。
ワインや飲み物がふるまわれ、死者に赤ワインとパンが供えられ、旅立ちの儀式。
初めて見たので、驚いた。
アレクサンダルネフスキー寺院は、なんと、5000人を収容するブルガリア最大で最も美しいと言われる寺院だ。
しかも椅子がない。
金色のドームのネオビザンツ様式の豪華な建物。
圧倒される。
しかしまあ、ブルガリアでは、女性がよくたばこを吸っている。
それも若者に多い。
そして町にはお花を売るおばあさんもよく見かける。
ソフィアから、世界遺産になっているリラの僧院に長距離バスで行った。
そのバスに乗ろうと、ホテルからトラムに乗って、長距離バスのバス停を目指そうとした。
ちなみにソフィアは、トラムが町中張り巡らされてとても便利な乗り物。
すると、歯のないおじちゃんがなんか言ってきた。どうやら私が乗るトラムはない模様。
バスは、その日、3本しか出てないので、私が乗りたい8時の便にどうしても乗りたい。
慌てて、タクシーでバス停まで行き、目的のバスに乗れた。
タクシーは、めちゃくちゃ安く、初乗りは、なんと0.8LIV(40円ほど)だ。
ソフィアからリラまで、バスで、65km。ゆっくり進んで、到着までに2時間半かかった。
1本の山道をのらりくらり。
時差ぼけは解消したと思ったのだが、ゆりかごの赤ちゃんになった気分でとにかく眠くて、気が付くとバスの中で深い眠りに落ちていた。
そしたら、突然、リラの僧院が現れた。
ブルガリア正教の総本山の僧院。
世界遺産だ。
10世紀に小さな寺院が建てられたのが始まり。
ご存じの通り、オスマン朝に強いられていた500年間は、イスラム教だった。
その時代は、キリスト教の信仰もブルガリア語の書物も禁じられていた。
しかし、この僧院だけ、それらが黙認されていたという。
教会は、ユニークな建築で、山をバックにそびえたっている。
中に入ればキリスト様で埋め尽くされていた。
フレスコ壁画が素晴らしく圧倒された。
色が実に鮮やかで、迫力のある絵力だ。お見事!
私もろうそくを立てて、お祈りした。
私は、いつも教会に行くと、この旅の感謝を唱えている。
お腹が空いたので、レストランに行った。
店員の態度は悪いし、食事が来るのも遅いし、おつりがないと言われるしで、出た出たー-、旧共産圏の名残を発見した。
まあ、サービスは、残念であったが、その他は、満足!またソフィアに戻った。
私の乗りたいトラムが来た!
このトラムで、オランダ人の28歳のデイビット君と知り合った。
彼とはひょんなことから「ブルガリア旅の夕食の友」となる。
そんなわけで、次回は、ブルガリア料理を中心にご紹介!
またねー-。
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