今年の誕生日を綺麗な富士山の上空を飛びながら迎えられて大分に9時40分に到着した。
初めての大分上陸。
大分空港から別府までの40分の道のりは、山あり海ありだった。
大分には、海のイメージがあまりなかったのだが、よく考えたら、先週、スーパーで買った新鮮なぶりのお刺身は、大分産だったことを思い出した。
別府の町は、昭和のレトロの雰囲気漂う場所だった。
駅前には、 万歳をしているおじさんの像が迎えてくれた。その後ろには、足湯がある。
駅前には、大正ロマン風のレトロな建物がある。共同浴場の「駅前高等温泉」。
築90年以上の建物らしい。
また、もう一つの有名な温泉が、明治12年からあるという「竹瓦温泉」。別府温泉のシンボルだ。
そのすぐ目の前にある、大正10年に作られ、現存する「最古の木造アーケード」、竹瓦小路を通る。
昭和を通り越し、明治、大正というワードが、たくさん出てきた。
11時過ぎでお腹が空いたので、ランチへ。
別府のグルメは、「大阪のたこ焼き!」みたいな象徴的なものは、なさそうだった。
別府温泉の「地獄蒸し」といって、温泉の蒸気で食材を蒸す料理にも惹かれたが、それは、夕食に出そうと勝手に予測した。
そんな中、名物のひとつに「とり天」というのがあった。
鶏肉の天ぷらだという。
それにしてみようと、観光局でお店を聞いたら、今日行けるレストランでお勧めなのが、
「活魚とよ常」だという。というわけで、向かった!
http://www.toyotsune.com/lunch/index.html
メニューをみたら、とり天も美味しいみたいだが、ここの名物料理は、天丼のようだ。
エビ2尾と、茄子、南瓜、人参、ピーマンの野菜天が入っている。
予定変更!天丼をオーダーした!
そして、大分のもう一つの名物は、かぼすや、柚などの柑橘だ。
私は、柑橘が大好き!
かぼす焼酎、ソーダー割で早速飲む!
柑橘類大好きな私。かぼす、柚の商品が町に溢れているので嬉しい。
道を歩いていたら、「柚、ご自由にお取りください」とカゴにたくさん入っていたりするのもいい!
おっと、天丼の話しから、それてしまった!天丼を食べ終えた、12時前には、もう長蛇の列だった。
平日だったのだが、サラリーマンの人がたくさんいた。並ぶ理由がわかる。美味しかった!!
腹ごしらえもしたので、別府のメイン観光、「地獄めぐり」へ。
「地獄めぐり」ってなんだか、すごい響き。
これは、自然に湧き出している源泉を間近で見学できる場所。
7か所あって、熱湯や熱泥が吹き出し、その色もコバルトブルーや赤色があったり、ワニがいるところもある。
奈良時代、「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったそうだ。
7か所全部は、車がないと周れないので、厳選して、別府地獄の中の最大の「海地獄」に行くことにした。
地獄というのに、コバルトブルーの涼しげな色で、そこから白い煙がもくもくと出ている。
真っ赤な鳥居もすぐ近くにある。色合いのバランスがキレイすぎて、思った以上に気分が上がった!
このコバルトブルーは、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているという。よくわからない。
涼しそうな色だが、実は摂氏98度もあるという。
大昔の逸話を聞いた。
2頭の牛が喧嘩をして、あやまって入ってしまったら、骨だけが浮いてきたという。
また、夫婦喧嘩をして、奥さんがその中に入れられたら、しばらくして髪の毛だけが浮いてきたと。
ぞぞー--。
それだけ熱いということがよくわかった。
マスクをしていたせいか、硫黄の匂いは、思ったほどなかった。
そんな中、雪がちらついた。
熱いのか寒いのかよくわからなくなったが、とてもここが気にいってなかなか離れられなかった。
敷地内には、青い地獄だけでなく、赤い地獄も見ることができた。
大きな岩の隙間から吹き出す煙がもくもく高く上がっていた。
別の場所にある「血の池地獄」に行けそうになくて、諦めていたのだが、ここで見れてよかった。
それから、鉄輪温泉街へと繰り出す。地獄めぐり、すごかったなー。
というわけで、続きは、また次回に!
またねー-!!
(続き↓)
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