先週、膀胱炎になって寝込んでしまった。
私は、過去に膀胱炎が悪化した、「腎盂炎」という病気に2度かかったことがある。
これは、40度以上の熱が出て、点滴生活になり大変だ。
膀胱炎は、「なつかしい痛み」だった。
聖子ちゃんのコンサートにも行ったばっかりだったせいか、「懐かしい痛みだわー♫」と思わず、SWEET MEMORIES のメロディーが流れてきた。
全然Sweet Memoriesでは、ない!
まずい、まずい!と日曜日に空いてる病院に朝一で駆け込んだが、着いたら、外科医しかいないことがわかった。
血尿も出て、膀胱炎で間違いないので、とにかく、診察してほしいとお願いして、薬を処方してもらった。
それから、3日間、なぜか頭痛もあり、寝込んで、水曜日に会社に行ったものの、夕方から腎臓が痛んできた。
うわー、これは、腎盂炎の前触れだ。
恐ろしい。今度はかかりつけの病院に行った。
結局、先週は、ほぼ1週間お休みをいただいた。
そのおかげで、回復した。またならないように気をつけないと!!
ところで、私がしていたCA(客室乗務員)の仕事は、病気休暇(sick leave)が7日間あった。
それとは、別に、有給休暇が6週間ある!
考えてみれば、不規則な仕事だし、南半球と北半球を行き来するので、真冬、真夏はやっぱり体調を崩しやすい。
なので、病欠の7日間は、毎年、ほぼ全部取得した。
病欠休暇を取得するためには、お医者さんの証明書が必要になる。
初めて、シドニーのお医者さんに朝一の8時に行ったら、「寒い季節になって、今日は、予約でいっぱいだから、10時10分にもう一度、来てくれる?」と言われた。
受付の電話は、鳴りっぱなしで、こりゃ、10時10分にきても、きっと待たされるだろうなと予想できた。
時間通りに戻ったら、相変わらず、受付の電話は鳴り続けていた。
なんでも、トムという患者さんが、「自分の番まであと何人いるのか?」と数分おきに電話が入っているようだった。
最後には、受付の女性が、「Oh No– トム!もう電話かけてこないで。あなたの家、病院の目の前でしょ。」と怒った。
そしたら、確かに、病院の前の家の玄関が開き、トムと思われるおじさんが出てきた!
忙しい時にこういう面倒くさい人がいると、仕事が増えて大変だ。
そんなわけで、予想通り、私の診察も予定時刻より30分延びた。
お医者さんは、中国人ぽい感じの中年の男性だった。
とても元気がよく、「How are you? お元気ですか?」 といわれた。
ん??Good じゃないから、病院に来ているんだけど、これは、社交辞令と受け止めて、Goodと教科書通りの答えをしたほうがいいのかな?なんてくだらないことを考えている間に、パソコンに私の名前、出生地、両親の病歴を私があらかじめ提出したものを見ながら打ち込んでいた。
微熱があって、咳が止まらないことを言うと、「しばらく安静にしなさい。」と言われ、数日、飛ぶ仕事ができないという診断書を受け取り、次は、処方箋を持って、薬局へ向かった。
喉の痛みを取る、薬をもらったのだが、食前、食後、「どちらでもいい」けど、1日3回飲む薬をもらった。
日本では、薬を飲むのに、食前か食後をちゃんと確認して、厳しく守っていたから、こんなゆるい感じ、なんかいいなーって思った。
家に帰り、鍋料理を作って、雑炊も食べた。
仕事でオーストラリアに住みながら、日本に行ったり来たりできるおかげで、日本食の材料が簡単に手に入る。
こういう風に風邪をひいた時は、とても重宝できて助かる。
ちなみに、欧米人とアジア人の体温は違っている話しを以前した。
中国人の先生は、私と同じアジア人だったので、私が微熱と判断する、37.7度は、彼にも微熱と診断してもらえてよかった。
シドニーでは、もう1つの病院にもお世話になった。
続きは、また次回までお楽しみー--!
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