【大相撲を学ぶ!】緊張感走る、朝稽古見学!!その2 Learning More About Sumo: A Morning Practice Visit (English follows)

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大相撲夏場所が始まった。

7月場所があるのに、5月に「夏場所」っていうのって、面白いなと思ったら、旧暦に基づいているとのことだった。

5月は初夏にあたり、ちょうど大相撲の開催時期にあたるとのこと。

夏真っ盛りの7月場所は、「名古屋場所」という地名で呼ぶ。

勉強になる!

去年の夏場所を国技館で20年ぶりに見ることになり、これきっかけで、私の相撲熱が大復活。

復活というより、過去の熱よりも、さらに熱くなってしまったというのはいうまでもない。

その時の記事 ↓

あれから1年。

今や、相撲は、しっかり私の生活に溶け込んでしまっている。

今場所は、2回ガイドでご案内。

先日、2日目の取組に、アメリカ人の新婚カップルをお連れした。

とーーっても楽しんでいて、質問が止まらなかった。

さて、相撲を知るにあたって、朝稽古見学は、是非、機会があるならば行っていただきたい。

以前、とある相撲部屋の朝稽古を見学した時の話しをご紹介した。

その時のお話し。↓

その他、これまで、3つのお部屋を見学させていただいたが、毎回、息を飲む。

そして、とても応援したいという気持ちが強くなる。

先日、両国にある、中村部屋の見学にアメリカ人をお連れした。

中村部屋

15歳のエヴァン君と、13歳のレキシーちゃんとご両親の4人家族。

東京では、抜刀体験やショッピングを楽しみ、京都に行く前に、朝稽古を見学をした。

中村部屋は、2024年にできた部屋で、これまでの相撲の常識をひっくり返し、独自の路線で稽古をしている。

通常、稽古は、朝から11時くらいまでの1日1回のスタイル。

しかし、中村部屋は、朝ごはんの導入、午前・午後の二部練、酸素カプセルの設置など、新たな試みを取り入れている。

朝食にトレーニング、午後の稽古――大相撲で新たな試みに挑戦する元嘉風の中村親方「毎日が楽しく充実」(飯塚さき) - エキスパート - Yahoo!ニュース
6月に二所ノ関部屋から独立し、中村部屋を興した元関脇・嘉風の中村親方。現役時代に自身が所属した尾車部屋からの弟弟子・友風、新十両の嘉陽をはじめ、計8人の力士が生活を共にする。中村部屋は、朝ごはんの導入

朝の稽古は1時間ピッタリで終わるので、今回のように、新幹線の時間が気になる人たちは、時間が読めて、助かる。

出発前に、注意事項をお話し。

今回、行くところは、大事な稽古にこちらが立ち入るため、観光地ではない。

静かに、礼儀正しく、すること。

特に、土俵は神聖なのところなので、足の裏を向けてはだめということをしっかり伝えた。

稽古中、おしゃべりができないので、何か質問があれば、紙とペンを用意したので、筆談しましょうということになった。

4人ともちょっと顔がキリっとなった。

ちゃんと私の主旨は、伝わったようでよかった。

稽古場に入ると、ストレッチが始まっていた。

早速、お母さんから、「このストレッチ、どれくらいの時間やるの?」と筆談質問がきた。

この部屋の関取は、友風ともかぜ嘉陽。かよう

日本相撲協会公式サイト
入場券や相撲観戦の情報も充実。番付の即日発表や相撲歴史文化等、最新情報提供中。
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友風は、足を切断しなければならないかもというほどの大怪我を乗り越え、また復活した力士。

嘉陽はかよう、沖縄出身で、175cm,172kgとまんまるとしていて、フォルムがかわいい。

やはり、近くでみると大きい。

15歳のエヴァン君と、13歳のレキシーちゃんの筆談質問は、止まらなかった。

何年、力士をしているか?

ー>(私の回答)人によって違うが、だいたい、30歳前後で辞める人が多い。

力士を辞めたら、何をするのか?

ー>レストランを立ち上げたり、サラリーマンになったり、観光客相手の相撲ショーに所属したりなど。関取レベルであれば、相撲協会に所属して、指導などもできる。

どうやったら、親方になれるのか?

ー>相撲協会の提示するさまざまな条件をクリアして、承認が下りたらなれる。

髪型は皆、同じか?

ー>まげは、稽古の時と、本場所では違う。床山さんが、各部屋に1人、所属している。

力士になるには、最低体重基準があるのか?

ー>原則として身長167cm・体重67kg以上

白い粉は何か?

ー>塩。神道と関係があり、清めている。

などなど、私も、途中から、ひたすら、筆談をして時間が過ぎた。

稽古終了後、中村親方が、皆様、力士に質問どうぞ、と言ってくださった。

写真をまず撮り、4人に、「直接質問できるから、どうぞ」とふったら、なんと4人とも、緊張で固まってしまった!!

友風、嘉陽の関取お二人と、宮乃風関がせっかく、スタンバイしているのに、これはもったいない!!

私はとっさに、力士の皆様に、「この一家は、アメリカのテキサス州からいらっしゃいました。皆様から逆にご質問ありませんか?」と聞いてみた。

嘉陽関が、「お父さん、すごいいい体してますね。何かしているのですか?」とナイスな質問で一気に、場がなごんだ!

お父さんは、「アメリカンフットボールを昔していたので、今も毎日ジムに行ってます」って、ムキムキの腕を披露。

力士の皆様、拍手をして、「おー、いいねいいね!」と笑いに包まれ、そこからは、さっき固まっていた、一家から、次々、質問や、感想が出た。

「午後は何をするのか?」と聞くと、嘉陽関が、「バリバリ、稽古です!」と言った。

すると、2人から、すかさず、「それは噓でしょ!」と突っ込みが入り、爆笑!

左から嘉陽、友風、宮乃風関

最後に一家の皆様が、「こんなに大変な稽古をして、すごくいいモノを見させていただきました。頑張ってください。」と挨拶した。

こうして、お別れしたのだが、東京駅に向かう、車の中で、4人が大興奮していて、今度は、相撲を実際に見たい!と目を輝かせて言っていたのが印象的だった。

また、レキシーちゃんが、筆談の質問の中に、「実際の土俵はどれくらいの高さなのか?」と鋭い質問をしてきていた。

なので、両国にある、江戸のれんに行き、実際の土俵を見せた。

相撲部屋の土俵は、激しい稽古で、めちゃくちゃになっている。

本場所の整ったものを見て、レキシーちゃんもじーーっと見ていた。

私は、仕事上、お客さんの興奮を受け取る側なので、余裕ぶる素振りを見せていたが、実は心の中は超大興奮!!

思わず、相撲好きの友人に写真と共に、「みてみてーー、中村部屋で、友風と嘉陽と話しちゃったー」と報告してしまった。

やっぱり実際に、お話しできたりすると、全然、また印象も変わってきて、親近感がぐーーっと沸く。

仕事でこういうものができるのは、実に幸せだ。

こうして、新幹線のホームで見送りしてお別れをした!

パパが筋肉ムキムキポーズを取って、新幹線が発車。

楽しいツアーだった。

さて、多くの相撲部屋の見学はなかなか簡単にできない。

そんな中、誰でも見学できるというので有名なのが、「荒汐あらしお部屋」だ。

荒汐部屋 大相撲
中央区日本橋浜町の相撲部屋,荒汐部屋の日常をお届けします。師匠は元前頭の蒼国来。新弟子入門や稽古見学の詳細なご案内も。

若元春、若隆景わかたかかげ兄弟、中国人の大青山だいせいざんという、関取が3人もいる相撲部屋だ。

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私が行った日は、若元春が巡業に出ていて、残念ながらいなかったが、若隆景と大青山が稽古していた。

平日の雨の日だったせいか、見学している人は、10数名しかいなかった。

あとで、聞いたところ、多い時には、200名も集まるとのことだった。

外から見学なのだが、体がぶつかり合う音は、よく聞こえる。

親方は、元前頭の蒼国来そうこくらい で、中国出身だ。

この写真の右側に座っているのが親方で、弟子に指導をしていた。

白のまわしをしているのが、関取衆。

若隆景、大青山をいう土俵でも見ている、知っている顔があると、気持ちが上がる!

若隆景は、ケガの為、取り組みをせず、一人で黙々と稽古をしていた。

見学は7時半から9時くらいまで。

終わると、写真撮影に応じてくれていた。

見学者は見事に外国人だらけだった。

海外の人に人気が出ることで、日本でもまた人気が出ていて、相乗効果があっていいことだと思う。

6月には、パリ巡業に出るので、ますます、人気が出るだろう。

力士は、本当に大変な稽古をして頑張っている。

皆が、一生懸命、毎日取り組んでいる姿を見ることができる朝稽古を見ると、私も頑張らなくちゃって思う。

相撲稽古に行くと、また、推しが増えて、推し同士の対戦はどっちを応援しようかなーなんて思っております。

というわけで、今日はここまで。

相撲シリーズ、こちらにありますので、是非、興味があれば、読んでください。

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<思い出ブログ>

4年前の投稿!ブルガリア、ルーマニア旅行のお話し!

Learning More About Sumo: A Morning Practice Visit

The summer tournament season for professional sumo has begun. Even though the main tournament is in July, the “summer season” actually starts in May because it follows the old Japanese calendar. Last year, watching the May tournament at the Kokugikan after 20 years reignited my passion for sumo—stronger than ever.

Recently, I guided an American newlywed couple to watch the second day of training at a sumo stable. They were so excited and full of questions. Morning practice is one of the best ways to understand the world of sumo, so I always recommend it if you have the chance.

This time, we visited Nakamura-beya, a new stable founded in 2024. They train in a unique style, with morning meals, two-part training sessions, and even oxygen capsules. Practice usually lasts about an hour, which is perfect for travelers who need to keep an eye on their train schedules.

Before entering, I explained the important manners:

  • This is not a tourist attraction; it’s a real training session.
  • Be quiet and respectful.
  • Never point the soles of your feet toward the sacred ring.

Inside, the wrestlers were already stretching. Since talking is not allowed during practice, I prepared paper and pen so the family could write questions. Their faces lit up when they understood the rules and the atmosphere.

The wrestlers training that day were Tomokaze, Kayō, and Miyanofuji. Seeing them up close, the family was amazed by their size and strength. The kids asked nonstop questions—How long do wrestlers train? What do they do after retirement? Why do they throw salt?—and I answered as best as I could.

After practice, the stablemaster kindly allowed direct questions and photos. At first, the family froze with nervousness, but soon the mood warmed up. When the father proudly showed his muscles and said he used to play American football, the wrestlers cheered and laughed. From there, the conversation flowed naturally.

On the way back to Tokyo Station, the family was buzzing with excitement, saying they now wanted to watch a real sumo tournament. Their curiosity even led us to visit a real dohyō (sumo ring) in Ryogoku afterward.

Morning practice is intense, raw, and inspiring. Watching wrestlers train with everything they have makes me feel like I need to work hard too. And every time I visit a stable, I end up with new favorites to cheer for.

If you’re interested in more sumo stories, I have a whole series on my blog.

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