通訳ガイドMutsi(ムッツィー)の日本探検隊!!暑さとの闘い!日本の夏を案内する 2025年編 その2 野球観戦!

通訳ガイド

本日もMutsi(ムッツィー)ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございます。

さて、高校卒業祝いで妹と両親とやってきた、アメリカ人ご家族の東京の旅。

護摩祈祷ごまきとうを見学し、抜刀ばっとう体験をした、初日のお話しはこちら↓

そして、妹のジョーダンちゃんのゴマ1粒でも反応してしまう、アレルギー反応に備える為、レストラン探しに奮闘した私。

その時のお話し↓

2日目の夜は、神宮球場にて、ヤクルト スワローズ VS 中日 ドラゴンズ戦の観戦を予定していた。

いつもなら、「ヤクルト VS 中日」とシンプルな表現になるのだが、外国人が相手になると、対戦相手は、「スワローズ VS ドラゴンズ」という説明になる。

野球好きの私は、野球観戦がこのツアーで組み込まれていたので、ガイドに立候補した!

この家族は、ニューヨークヤンキースのファン。

パパの好きな選手は、ジャッジ。

ジャッジと言えば、ライバルとして名前が出る、大谷翔平!

去年のワールドシリーズ、ジャッジのエラーから、ヤンキースが坂を転げ落ちるように負け、ドジャーズに世界一を奪われて、悔しい思いをしただろう。

その話しをパパにしたら、にやっとした後、「Mutsi(ムッツィー) それを言うなよー」って言った。

私が、「日本のヒーロー、Shohei Otaniが大活躍したからねー。」って言ったら、これまたびっくり。

大谷の事を、全然知らなかった。

ヤンキースばっかり見ているから、相手選手に全然興味がないみたいだった。

そもそも、ナショナルリーグとアメリカンリーグで通常、リーグも違うから、対戦する回数も、シーズン中は、ほとんどない、というのもあるのだろう。

神宮球場に着き、パパは、集めている、野球帽が欲しいと、売店に駆け込んだ。

そして、私とドライバーさん、更に、私の友人が30年以上のスワローズファンと言ったら、それを含めて、帽子を皆の為に買ってくれた!

優しい!!

球場は、観客でいっぱい。

私達は、S席の上段での観戦。

私は、スワローズの点数が入った時に使う、小さな傘を用意。

初回から、点数がヤクルトに入ったので、早速、使用!東京音頭が鳴り響く!

お客さんは、球場いっぱいに咲いた、小さな傘とつば九郎を見て、感動してた。

私達の周りの観客は、外国人がたまたま多かった。

その人達も、日本独特の応援が面白いと、写真や動画を撮っていた。

私には、スワローズとドラゴンズファンの友人がいるので、あらかじめ、2人からそれぞれの注目選手を聞いていた。

野球好きのパパには、「友達が教えてくれた、注目選手が出てきたら、いいねポーズをするから、その選手を見てね」と話しておいた。

この日のスワローズは、私が、高校野球の時から応援している、奥川投手。

早速、パパに、いいねポーズを送る!

ビールを飲みながら、5人で応援。

試合は、ドラゴンズが逆転して、4回表で2-1でリード。

その裏、オスナの豪快ホームランで同点。

その後、山田がヒットを打ち、伊藤選手のライトへのタイムリー三塁打で3対2と逆転!!

また東京音頭で盛り上がる。

そんな中、この試合を何回まで見るかという家族会議開始。

せっかく来たから、私なら絶対、最後まで見るが、彼らは、もう満足のようだった。

えーーもっと見たいー!!

ひとまず、5回の裏に花火が上がるので、これを見終わってからにしましょうとなった。

4人とも楽しんだようだった。

野球好きのパパは、特に感動していた。

パパの感想は、

  1. とにもかくにも、マナーがいい。平和。ヤンキースは、こんな感じではない。
  2. ビールの売り子の女子が重そうで心配。
  3. 応援がユニークで、野球ファン以外も楽しめる

とのことだった。

私は、それこそ、野茂がレッドソックスにいた、2001年にいた時代にメジャーリーグ観戦に行った事がある。

日本のプロ野球と野球観戦の仕方が全く違ったので新鮮だった。

応援のトランペットの演奏などはない。

各々が楽しんでいる。

でも、7回表が終わると、『私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game)』を一斉に皆で揺れながら歌う

観客の前にあるネットが低く、ボールがすぐに飛んできそうな感じ。

外野は、グローブを持って、ホームランボールを待つ、子供でいっぱい。

さすが、野球発祥の国だと思った。

Mutsi (ムッツィー)の世界探検隊:【野球好きの皆さんいらっしゃい!】高校、大学、プロ野球に大リーグ

それぞれの良さがあって、それを経験できるのは楽しい。

私の野球好きを確信した、ママが、「Mutsi (ムッツィー)、私達、自分達で帰れるから、最後まで観戦してもいいからね。」と優しい言葉をかけてくれた。

しかーし!!その言葉に甘えて、そんな無責任なことできるわけがない!!

涼しくなった、夜の都内を車でまた走り、ホテルに戻った。

そうそう、ドライバーさんに、パパが買ってあげた、帽子を渡した!

ドライバーさんも喜んでいたけど、小声で、「僕、実は、阪神ファンなんです!」って言ったので、「今日はヤクルトのふりしましょう!」ってことにした。

皆、一同に楽しかったみたいで、興奮して今日の振り返りをしているのがとても伝わった。

そんなわけで、このファミリーのガイドを3日一緒に出来て、とっても楽しかった。

ドライバーさんも3日同じだったので、ワンチームみたいになって、とってもいいチームワークで私も手ごたえを感じることができた。

また会えたらいいなーなんて思う家族だった。

というわけで、本日もMutsi (ムッツィー)ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました!

<思い出ブログ>

冬の南半球、オーストラリアでエアーズロックに登ったお話し

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