【祝 日本47都道府県訪問達成!!】神々の里 宮崎県 高千穂峡へ

日本の旅

記念すべき、私の47都道府県訪問の最後の地は、宮崎県。

高千穂へは、熊本から行ってきました。(前回のお話し↓)

熊本との県境、宮崎県の最北端に位置する高千穂。

熊本空港を降り立つ間際に阿蘇山が見える。

高千穂峡は、その阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まって、浸食された断崖がそそり立つ渓谷だ。

高千穂の名が初めて歴史に登場するするのは、「古事記」における天孫降臨てんそん こうりんの場面とのこと。

私は歴史が好きなのだが、ここまで昔になると、ピンとこない。

天孫降臨は、皇室の御先祖が高天原から天降り、この国を豊かにそして平和に治められていく様子を語り伝えるものです。

神社本庁より

とのことだ。

町には、「神々の里」と書かれた外灯があり、様々な神話を紹介した、モニュメントがあちこちにある。

それにしても、神話って数知れずこんなに沢山あるんだーって改めてびっくり。

英語と日本語で書かれていた。

バスで一緒になったカップルは、ドイツからやってきていた。

また、台湾の花蓮と姉妹都市らしく、台湾人、そしてタイ人も多く見かけた。

外国人にも魅力がある場所だと思う!

お店のシャッターにも神楽にちなんだ絵が描かれている。

家の入口のドア、お店には、どこでも、しめ縄が掲げられている。

以前、島根県の奥出雲地方に行ったことがある。

ここも神話の故郷と呼ばれていたのだが、その記憶が蘇った。

ここに住んでいる人は、いつも神様を感じているようだ。

バスが到着したのは、ちょうどランチタイム。

旅の食事に命を懸けている私!

事前に「新宿みやざき館KONNE」でおススメされたお蕎麦屋さんへ直行。

そば処 天庵さん!

そば処 天庵 | 食べる | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報
九州の厳選された蕎麦粉を使用した手打ち蕎麦の専門店。季節の野菜を組み合わせたコースも人気です。

高千穂のそば粉を石臼びきして手打ちした美味しいお蕎麦!

私は、1,500円の千穂コースを注文。

茄子の揚げだし、いなり寿司、野菜たっぷりの天婦羅に手打ちそば。

デザートは、蕎麦湯の寒天!

どれも丁寧に作られていて、美味しかった。

高千穂に到着した時は雨がかなり降っていたのだが、お蕎麦屋さんを後にしたら、雨が止んでいた。

ちなみに高千穂は、屋久島についで、「雨でも満足する観光地」に入っているので、雨でもしょうがない!とは思ってはみたものの、やっぱり晴れると嬉しい!

ホテルは、高千穂神社のすぐそばにある、その名もずばり、「ホテル高千穂」

国民宿舎 ホテル高千穂

バスターミナルのある、町の中心から徒歩15分、そして高千穂峡までも15分と最高のロケーション。

ホテルも広々してよい!

さて、いよいよ、高千穂峡へ。

ここは、2022年の7月の台風14号により、遊歩道が大きな被害を受けた。

通行止め区間が未だに多くあった。

前日訪れた、熊本での地震の被害といい、自然災害の威力の大きさは凄いと改めて思った。

人間は太刀打ちできない。

それぞれ、右側が台風前、左側が大雨後。破壊力がすごい。

くねくねした車道をテクテク降りてゆく。

「高千穂峡 ”Takachiho Gorge”」という看板があった。

「Gorge ゴージ」といえば、オーストラリアのキャサリンゴージ!

そう、あの景色に負けないくらいのゴージが見えてきた!

神話の中で神々が作り出した、最初の島と言われている、「おのころ池」が見えた。

断崖には、高さ5m、幅15mの「玉垂の滝」が流れている。

いよいよ、高千穂峡の顔、日本の滝百選に選ばれている、真名井の滝へ。

この滝、すっごーーーーーーい感動!!

やっぱり自然の美しさが自分に与える感動度は、威力が違うと痛感!

まずじっくり眺める。

光の入り方が絶妙な美しさ。

滝の音と、蝉の大きな鳴き声のコラボが素晴らしく、しばらく気持ちを「無」にして聞き入った。

別の角度から見てもまた美しく。

私は、誰もいない、夕方と朝に再度ここに来て、また心を「無」にして整えた。

色々な邪念とかが流された気がする。

やっぱり神様が近くにいるのかなー

また、高千穂大橋から見る、神都高千穂大橋も素晴らしい。

遊歩道が整えば、またもっと別の角度から眺めることができるだろう。

そして、この日は、水量が多く、ボートが出てなかったのだが、真名井の滝は、やっぱりボートに乗って、真下から眺めて、滝を浴びたいと強く思った!!

さて、時間はまだたっぷりあったので、1900年ほど前に創建されたという、高千穂神社へ。

ここにも、台風の被害があった。

樹齢800年のスギの木が折れ、横たわったとのこと。

木の上の部分の紐で支えられているところがギブスをしているようで痛々しかった。

もう一つ、「槵觸くしふる神社」へ。

高千穂神社から町を突き抜けて、30分近く歩くのだが、この町、なんだかレトロな面白い看板が多くて、ついつい写真を撮ってしまった。

どちらも理容室だが、なんと他にも2店舗、理髪店があった。

高千穂の住民の皆さんは、髪をいつも整えているのかしら?

槵觸くしふる神社は、最初に話した、天孫降臨てんそん こうりんの峰と伝えられているそうだ。

槵觸(くしふる)神社|高千穂町
天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)の天降り神話として、古事記に「筑紫の日向の高千穂の久士布流多気に天降ります」とあり、古くは「くしふる峰」をご神体としてお祀りしていたが、元禄7年に社殿が建立され、瓊々杵尊をはじめとする国譲り神話の神々が祀られている。天孫降臨の際、くしふる神社のご祭神でもある武甕槌命(たけみかづちのみこと)...

近くに「風土記、万葉の丘」と言われるものがあったり、神武天皇の御兄弟神の誕生の地があった。

やっぱり大昔過ぎて、ピンとこない!

そして、天孫降臨てんそん こうりん 後、神々がこの丘に立って、遙拝ようはい(遠くから拝むこと)した場所もあった。

(神様相手なので、難しい言葉が多い!!)

森の中で人っ子一人おらず、すごく気持ちが落ち着いた。

マイナスイオンをたっぷり浴びて、また「無」になれた。

いいところに来れてよかった。感謝!

そして、お待ちかねの夕食!

高千穂牛のステーキを食べると心に決めていた。

高千穂牛は、和牛のオリンピックと言われている「全国和牛能力共進会」で以前、内閣総理大臣賞を受賞しているそうだ。

色々頑張った自分にご褒美!

レストランは、JA(農業協同組合)直営の「高千穂牛レストラン なごみ

高千穂牛レストラン和(なごみ)|高千穂地区農業協同組合(公式ホームページ)
JA高千穂地区の高千穂牛レストラン和(なごみ)です

私は、思い切って、200gの高千穂牛ロースステーキコース、5,100円を注文

コースには、サラダ、小鉢、ご飯、味噌汁、デザートが付いている。

アルコールは、別料金だが、今日のビールを注文。

宮崎モルト100%を使った、ピルスナービール、YAHAZU。

初めて飲んだが、軽くて飲みやすい!

ビールを飲み始めたら、すぐにステーキがドカーンとーーー

来たーー!!

うおーー!

これは、やばし!!

レアの焼き加減でやってくるので、こんなに早く来たらしい。

これを、左側の焼き石に好みの大きさにカットして乗せて、お好みの焼き加減にするのである。

ステーキソースは、前日の馬肉と同様、3種類!

左側から

柚子胡椒ソース:柚の柑橘かんきつ味がものすごい爽やか。

刻み山葵わさびお醤油漬け:山葵わさびのきりりとしたパンチがサーロインステーキの油にマッチ。

お醤油ベースのソース:やっぱり私は日本人!と感じるうまさ。

ビールも2本目に入りました。

デザートのプチガトーショコラとアイスコーヒでご馳走様でした!

今日も満足な食事を頂きました。

17時の開店と同時にレストランに入ったので、食べ終わったのが18時前。

まだ外が明るかったので、今、真名井の滝に行けば、誰もいなくていいかも!ってまた行ってしまったのでした。

それに味をしめて、翌朝もまた行くという、真名井の滝にすっかり心を奪われた私。

こうして、私の宮崎初訪問が終わりました。

そうはいっても、宮崎は、まだまだ、魅力的な場所がいっぱい。

きっとまた訪れることになるに違いない!

<思い出ブログ>

ちょっと日本が暑すぎるので、冬のお話しで気持ちだけでも涼しく!

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