コロナ渦を経ての再会劇!

エッセイ

最近、コロナ渦以来、会えてなかった、友人との再会を色々した。

私もコロナの年の2020年1月からの約3年を振り返ると、転職やら、価値観の変化やら、皆と同様色々なことがあったなと改めて感じる。

再会メンバーは、バラエティーに富んでいる。

まずは、私が大学院勤務していた時の、アメリカ人2人の講師のおじさま、お二人。

三軒茶屋で待ち合わせしたのだが、指定されたインドカレーのレストランに行ったら、2階の入り口への階段の勾配が半端なく急なのである。

そして、レストランがとても狭い。

このレストランを指定した、マークは、とっても体の大きな男性だ。

あの急な階段や、レストランの大きさが、マーク仕様とは思えず、お店を間違えたのかと思った。

予約をしてなかったので、結局、入れず、急な階段の下で3人で集合した。

「本当にここだった?」と聞いたら、「ウーバーで頼んで気に入ってたけど、お店がこんなだと思わなかった!」とのこと。

なるほどー!コロナ渦あるあるの1つだ!

結局、ブラジルのシュラスコのレストランへ。

3年ぶりの再会で、「元気だった?」って聞いたら、2人に、「いや、3年でこんなに髪が薄くなったよー-」って被っていた帽子を取り、「いやいや、俺はこんなに太ったよー」と着ているコートを広げて、大きなお腹を見せられたので、皆で大笑いした。

もう一つは、転職前に勤務していた、インバウンド(訪日外国人旅行)の旅行会社の若者達!

国籍も、イギリス、アメリカ、フィリピン、ベトナム、オージーの9人という賑やかな色合い。

私達が働いていたこの旅行会社は、コロナ渦の被害をまともに受けた。

100人いた同僚が、最終的には、18人になり、数か月に一回、突然やってくる、「首切り通告」がなんだか、バラエティー番組の企画であるかのように感じるくらい凄かった。

2020年は、本来は、オリンピックがある年で、インバウンド、つまり外国人観光客を相手にする私達の会社は、桜前線と共にやってくれる、世界中の観光客をお迎えする準備万端だった。

そんな真っ只中の4月初旬に緊急事態宣言だった。

緊急事態宣言の銀座。

あの解散劇からの再会がようやく叶った。

20代後半から30代前半の再会は、歌舞伎町の狭ー--いレストランで皆でギュウギュウになりながら、これまた若者仕様の飲み放題、食べ放題プラン。

外国人の若者の突然のクビ切り宣言は、大変だったようだった。

皆、本当は、旅行業をやりたいと思いながら、それが叶わないので、IT業界や、ゲームの翻訳の仕事や、警備の仕事をやったりしていたようだ。

でも、やっぱり若いから、皆、エネルギーがある!

旅行業界も、また忙しくなってきたので、また、戻ってきてと声をかけられて、戻った人も数人いた。

また、逆にあえて、仕事を辞めて、これから、どこかの国で観光業を勉強しにいくという子もいた。

彼は、ベトナム人で、日本の大学を出て、もう日本の生活が8年という。

年を改めて聞いたら、まだ26歳という。

おー-、どんどん羽ばたけ若者!って思った!

もう1組の再会は、アラフォーになってきた、これまた、外国人組。

フィリピン、タイ、ベトナムのメンバー。

彼らと日本vsコスタリカ戦を見ながらホームパーティーをした。

彼らとも10年近い付き合いだ。

そのうちの1人は、コロナ渦で、アプリで見つけた、アメリカ人の彼氏と結婚するかもって言ってた。

3年あれば、人生を大きく変える出来事もある。

それでも変わらないものもある。

こうしてまた再会して、ハグを思い切りして、大笑いしたり、友達がされた悲惨な出来事聞いて、一緒になって怒ったり、逆に私が経験したことに共感してもらったり、私の財産だなーって思った。

来年は、副業としてやるつもりだった、通訳ガイドの仕事が次々入ってきている。

この3年、プロ野球観戦やら、国内旅行やら、語学の勉強やら、このブログやら、私がやりたいと思ったことをやり切れたと思う。

だから、来年は、ちょっとそれらが今ほどできなくなるかと思うが、週末ガイドを頑張りたいなって思っている。

少しずつ、コロナ後の生活が見えてきた。

今年は、サッカーのワールドカップが冬にあるという、初めての経験で、どうも、師走という感覚になれなくて、ちょっと困っている。

ワールドカップが終わったら、一気にクリスマス、年末がやってくるので、きっとバタバタだろうなー。

皆様も師走、ご自愛くださいませ!

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