先日、2泊3日で道東を旅してきた!
事の始まりは、友人と「どこか行きたいねー」という何気ない会話から始まった。
そこで、行き先をどうしようかと思っていた時に、ANAの早割で道東に片道1万円ほどで行けるということを発見し、あれよあれよという間に決定。
12月の朝7時40分、羽田を飛び立ち、「たんちょう釧路空港」に9:15到着!
気温2度。晴れているので引き締まる、シャキッとする寒さ!
レンタカーを借りて、まず、タンチョウを見に、釧路市丹頂鶴自然公園へ。
ここは、絶滅の危機にあるタンチョウの保護、増殖を目的に1958年に開園。タンチョウを自然に近い状態で見られる自然公園。
タンチョウは、特別天然記念物。「雪の貴婦人」とも言われている。
私は、旅行先の行き先を事前に調べるのが大好き。
今回は、ちょうどNHKの1987年の釧路湿原のドキュメンタリーの再放送がタイムリーにあったので早速、チェック。
NHK特集 鶴になった男~釧路湿原 タンチョウふれあい日記~
飼育員の高橋良治さんが、釧路丹頂鶴自然公園で30年にわたってタンチョウの保護と人工飼育に取り組み、人工ふ化と飼育に成功。
育て上げたヒナを数多く自然に返した。タンチョウと長くつきあううちに、言葉も分かるようになったと言う。
その熱心な子育てを追った番組だ。
その高橋さんの飼育日誌も展示室で見る事が出来た。
園内には、つがいのタンチョウがのんびり過ごしている。
私は、つがいの白文鳥のゴン太とウメ子、その子供の手乗り文鳥、チンネンを小学生の頃、飼っていたので、鳥には、思入れが深い。
片足で休んでいたり、長いくちばしを使って、エサを食べている姿に見入ってしまった。
16羽ほどの生活を覗き見させてもらった。
さて、お腹も空いてきたので、ランチへ!
北海道は、食べたいものが沢山ありすぎる。
まずは、ザンギ。
ザンギは、釧路が発祥。鶏のから揚げの中国語「ザーギ」がザンギの語源らしい。
そのザンギに甘酢たれをかけた、「ザンタレ」を食べに、南蛮亭へ。
1皿700g、すごい量がドカンときた。
2人で定食セットで、これを食べた。
揚げたては、お肉も柔らかく、外側はカリカリ!
お腹もうパンパン!!
持ち帰りするお客さんもたくさん来ていた。
さて、次の行き先は、釧路湿原。
面積は、なんと東京23区の3分の1ほど。
手つかずの自然の中に、タンチョウや、野生動物が生息し、アイヌの人達にも神聖な場所だったそう。
私達は、湿原ビューポイントとして人気の、細岡展望台へ。
蛇行する釧路川と湿原!
夏の緑が有名だが、冬もまたいい情緒。
北海道を車で周るのは、初めてだったが、やっぱり想像通りの、広大な景色に感動する。
そして、都内と違うのは、コンビニが「セイコーマート」ということ。
セイコーマートは、日本で一番古いコンビニチェーンらしい。
途中で角の大きい、野生の鹿が歩いていた。
レンタカーを借りる際に、鹿の事故が多いので気を付けるようにと言われたが、のんびり歩いて、可愛かった。
さすが、北海道。滞在中に野生の動物は、キツネも見れた。
12月の日の入りが、15時50分とのことで、今晩泊まる、釧路市内へ向かう。
ホテルは、グローバルビューホテル。
釧路は、漁業の街。
今日は、夕陽を北海道、三名橋の一つの「幣舞橋」で見るミッションがある!
15時48分が、日の入りということで、もう暗くなるのが早い!
その時間に合わせて、「幣舞橋」のかかる、釧路川沿いの釧路フィッシャーマンズワーフMOOをぶらぶら。
基本、どこも人が少ない。
そして、建物内は、割と寒い。
でもトイレがどこもものすごい、暖房が効いているのが、この道東の旅の発見!
夕陽は、とっても綺麗だった。
しんしんとした寒さになってきたが、釧路駅の方まで20分ほど歩いてみる。
有線放送が街に流れているのだが、とにかく人がいない!
和商市場を見学。
本当は、翌朝、朝食に勝手丼を食べる予定だったが、翌日、お休みということが判明で、そのミッションは、達成できず。
もう17時近くだけど、外は真っ暗になった。
夕食まで一度、ホテルに戻り、私は、ホテルの温泉へ!
とても広く、中に温度の違う3種類のお風呂がある。
そして、サウナと露天風呂は、エレベーターまたは、階段で、裸で移動!
露天風呂のロケーションは、最高なのだが、お湯の温度が、37度で低く、雪も降ってくるので、寒い!!
でも温泉はやっぱり最高。
さて、夕食は、やっぱりお寿司!
友人が見つけてきた、「鮨政」さんというお店。
THE寿司職人!という感じのご主人と奥様がおもてなししてくださった。
寒がり屋の私は、セーターの他に、ダウンコート2枚と、さらにフリースを着ていた。
お店に着いたら、次々、脱ぎ始めたのが、奥様の笑いのツボを刺激したようで、「あらまあ!」と笑っていた。
おまかせ寿司は、新鮮なお魚いっぱいで美味しいーー。あー、幸せ!!
この素敵なご夫婦から、釧路の話しなどたくさん聞けた。
土曜日の繁華街の釧路。
街に人が全然いないので、勝手に、ここの飲食店は、生き残れるのかなーなんて心配していたのだが、
お寿司の後、ちょっともう一杯、やりましょとお店を探してびっくり。
どこも満席のところばかりで、入れない。
ちょっと安心した。
ようやく入れた、居酒屋で、蟹クリームコロッケや、貝汁ラーメンなどを食べた。
最近、あちこちの街で見かける、その土地の名前をかたどったモニュメントが、KUSHIROにもあった。
夜になるとライトアップしてまたよい。
夜景を見て、充実のDAY1終了!
また帰って、ホテルの温泉へ。
今度は、室内の温泉で身体を熱々に温めて、また裸でエレベーターに乗って、露天風呂へ。
外は極寒だったが、夕方の入浴よりいい感じ!
ぐっすり、休むことができましたー
また続きは、次回に!
<思い出ブログ>
2年前の今頃は、サッカーのワールドカップに夢中だったなー。