道東の旅、最終日。
2回の旅↓
本日は、18時までに女満別空港でレンタカーを返すまでは、車が使えるので、朝から観光。
この2日間、がっつり食べたので、朝ごはんは、なしにした。
網走を東にずっと行くと、世界自然遺産の知床だ。
冬の知床は、なんといっても流氷が有名。
ただ、1月末にならないとだめらしい。
今回は、知床観光の拠点となる、ウトロまで行ってみた。
「オシンコシンの滝」を見たいと思ったからだ。
オホーツク海を左手に、ひたすら、雪道を走らせる。
途中、斜里という道の駅で休憩しながら、滝を目指した。
日本の滝100選にも入る、オシンコシンの滝。
オホーツク海に流れ落ちる冬の滝は、かっこいい。
真冬は、凍ってしまうのかと思ったが、地元の人に聞いたら、完全に凍ることはないとのことだった。
それにしても、ここの雪は、見事なパウダースノー。
雪合戦を一瞬してみたものの、サラサラなので雪を当てられても痛くない。
こうして網走にまた戻る。
晴れ間が出てきた。やっぱり太陽が出ると、綺麗。
さて、朝食も食べてなかったので、お腹が空いたのでランチへ繰り出した。
やっぱり、オホーツク海を見ているので、お寿司を食べることに決定!
寿司Dining月へ。
ほたてや赤貝、サーモン、炙りぶりなどどれも美味しい。
そして、楽しみにしていた、網走監獄博物館へ。
ここは、旧網走刑務所の歴史的建物25棟を保存展示している野外博物館。
この中には、国の重要文化財は、登録有形文化財に登録されているものが半分ほどある。
今回、初めて知ったのだが、明治時代初め、政府は、ロシア帝国からの攻撃に備えて、北海道開拓を急ぐ必要があった。
その一方、国内では、士族の反乱などから数多くの政治犯、思想犯が収監されており、その囚人達が労働力として利用された。
網走から旭川までの中央道路をのべ1,200人の囚人たちが8カ月で完成させたという。
寒さや病気で亡くなる人が後を絶たなかったそうだ。
囚人の寝床や、食事場所、お風呂などが、精巧な作りの人形と共に展示されていて、リアリティがあった。
また、見張り所や、独房、また脱獄ストーリー、VR体験もできる。
驚いたのは、今の刑務所のメニューを見た際に、食事が豪華だったということ。
最近のニュースで、規則正しく、快適な生活が送れるので、刑期が終わったのに、また悪さをして、刑務所に戻る老人が増えているというのを聞いた。
バランスの取れた、献立を見ると、わからないでもないなと思う。
明治時代の本当に大変だった囚人の暮らしぶりを見ると、今は、刑務所暮らしでさえ、恵まれているなと、改めて、今の自分の生活に感謝をした。
ここの見学は、東京ドーム3.5個分の敷地面積を誇るので、2時間たっぷり時間を使ってみることが出来た。
私の次の読書は、4回も脱獄に成功したという、実話の「破獄」に決定!
もう一つ、網走の2大ミュージアムと言われる、オホーツク流氷館も見たかったが、時間切れ!
今度は、本物の流氷を見たい!また、夏の知床ハイキングもいいなと思った。
こうして、女満別空港へ。
レンタカーの走行距離は、450kmほどで、東京から、京都くらいまで走った。それも雪道。
慣れない運転をしてくれた、友人に大感謝です。
空港で最後の食事。何を食べようかなーと思っていたら、スープカレーのお店しか空いてなかった。
でもこれがとても美味しかった!
自分で海老スープか、鶏かを選べて、辛さも選べる。
注文してから作ってくれるので、15分ほど時間がかかるのもまたいい。
そして、帽子をひっくり返したような形で、更に傾いた器に盛られて登場。
実にうまし!でした。
こうして、AIR DOで19:10出発、女満別空港を出発。
途中、花巻から仙台、栃木を通過しながらの街の夜景の明かりがとても素敵で窓にかぶりついて、羽田までの景色を満喫した。
そんなわけで、2泊3日のたっぷり道東旅。
満足しました。
2025年も幕開け。今年もたくさん旅するぞー!
<思い出ブログ>
去年の年明けは、能登地震や、羽田の事故がありましたが、今年は平和でホッとしました。