アッサローム!!(ウズベキスタン語でこんにちは!)
細く長く続きそうな私のウズベキスタン旅行のお話し。
5回目の今日は、私が感じた、ウズベキスタン人の特徴を挙げてみたいと思う。
これまでの4回分はこちらです。
↓
ウズベキスタン人考察1:人と繋がってないと、うずうずする!!
何よりも、これに尽きる!
ウズベキスタンの人々は、まず、家族単位の行動が多い。
1人で行動している人は少ない。
そして、皆、携帯電話に夢中になりすぎだ。
携帯電話は、スマホタイプがほとんどだが、とにかく皆、必死に携帯を見ている。
そして日本と違って、iphone 率はとっても低い。
電車の中でも通話は、大丈夫なようで、あちこちでビデオ通話している。

日本人よりもずっと携帯電話を通話用として利用していることが多い。
驚いたのは、飛行機の中での出来事。
離陸と着陸時は、携帯使用はできないとアナウンスが入っているのだが、誰も聞いてない。
この国の電話の着信音は、ひと昔、ヨーロッパでよく聞くタイプの音でドレミで表現すると、
ドミソド シッソ ♪
調べてみたら、Samsung電子 Galaxy 通知音 Spacelineで、YOUTUBEで見つけた!
これ、日本でもたまーーに聞くが、その音に反応して持ち主を見ると、大体、中東系の人。
とにかく、ウズベキスタンは、あちこちで、ドミソド シッソ ♪ が鳴っている。
で、離陸前に、「今から飛ぶよー、またねー(私の予想)」って滑走路走行中に話していて、
離陸中に、ドミソド シッソ ♪がなって、それをまた無視することなく、受け取って「飛んでるよー、雲の上行ったよ(私の予想)」って言っている。
上空は、電波が通じないので、諦めた様子。
ぐっすり寝ていて、また、着陸前に目が覚めたようだ。

そして、携帯電話の使用はできませんってアナウンスがあるのに、ドミソド シッソ ♪ってなって、「やっほー、もうすぐ着くよ(私の予想)」って話しているのである。
周りの人も全然気にしてなくて、CAさんも全然注意しないのである。
オーストラリアでCAをしていた私としては、とーーってももどかしい!!
なぜなら、こんな乗客がいたら、CAは、絶対厳しく注意して、止めさせなくちゃいけない.
そして言うことを聞かない場合は、チーフパーサーが登場し、地上に報告が行く。
最後に着陸後、どこかへ連れていかれるっていうこともあるのである。

なので、安全上大丈夫なのか?周りの人はなんとも思わないのかっていうのがとても不思議だった。
そんな私のもやもやに、この人はに気が付くことなく、着陸した瞬間も、「着いたよー、スムーズな着陸だったよ」なんてことを報告している感じだった。
家族の宴会に飛び入り参加させてもらった、カラカルパクスタンの人達も、携帯大好きだった。
あの家族の集まりで、他の家族のメンバーに中継みたいに電話していたし、翌日も言葉の通じない私にビデオ通話を果敢にしてきたし、話す手段として携帯を大いに利用しているようだ。
カラカルパクスタンの人達との話し↓
そんなわけで、もし日本で必死に電話している人がいたら、ウズベキスタン人かもしれない!
ウズベキスタン人考察2:井戸端会議大好き。
サマルカンドのホテルから外を見ると、朝から、夕方まで常に地元民が座って、皆、おしゃべりをしている。

滞在中は、朝起きて、カーテンを開けるのが楽しみになった。
なぜなら100%井戸端会議が行われているからだ。
ある日は、女性二人。
どちらも、ワンピースのような、ダボっとした民族衣装みたいな恰好だ。
ヒジャブ(スカーフ)も被っている。

緑の衣装と茶色に花びらが散らばった柄の衣装の2人。
何やら深刻な顔をして話している。
年は、30代前半かなー。
ここから私の妄想。
緑「なんだか、私の人生って何なんだろうって思うのよ。」
茶色「わかる、わかる。私もそうよ。皆、きっと同じ事考えてるわよ」
翌朝は、女性5人。

今日は、緑さんはいなくて、茶色さんは、またいた。
年齢も20代から60代くらいまでと幅広い。。
この日の会話の妄想。
「もう暑いわねー」
「今日は何するの?」
「子供達は5人、夏休みだから、皆に家事を手伝ってもらっているわ」
「やる気が出ないのよ」
「そんな時もあるわよー」

なんだろう?
ウズベキスタンの人達って皆、ふわーっとした感じで、いい意味で力が入ってない。
ウズベキスタンの友人に「ウズベキスタン人って一言でいうと、どういう国民性?」と聞いた時に速攻、「リラーーックスしてるねー」って言っていた。
その、「リラーーーックス!」って発音がまたリラックス感満載で面白かった。
そんなウズベキスタンの人々。
歩くのもゆーーっくりだし、なんか、やっぱりふわーーってしているのである。
井戸端会議中の彼らを上から覗き込むのが、とても楽しい!!

そうそう、イスラム信仰国に行くと、女性の立場が低いなって思う事がよくある。
しかし、ウズベキスタンでは、女性も外で働いている人をよく見かけるし、男性優位っていう雰囲気が、中東よりも薄いと思う。
ヒヴァのスザニ工房で出会った、あのおばちゃんや、30歳の3人の子持ちの女性も、よく働いていた。
子供を沢山産んで、仕事もしていて、たくましいなって思った。
ウズベキスタン人考察3:細かいお釣りは気にしないよ!
屋台のハンバーガ―屋さんがあったので、フライドポテトとジュースを買った。
値段は、18,000スム。日本円にすると200円ほど。20,000スム渡したのだが、お釣りが来ない。
あれ?と思って、お釣りは?って聞いたら、なんだか、ぶっきらぼうにお釣りを渡された。

2,000スムだから、30円くらい。
確かに安いが、お釣りはお釣り。
でもあとで、ちょっと調べてみて、発見したのだが、ウズベキスタンでは、細かいお釣りは、気にしないでそのまま受け取らないっていう習慣があるらしい。
それなら、何で、5円くらいのコインや、小さな紙幣がが存在するんだ?
最初から作らなきゃいいのにって思ってしまう。
というわけで、今回のウズベキスタンのお話しはこれにておしまい。
まだまだあるので、また細ーく長ーく、お伝えしますー
<思い出ブログ>
去年の今頃は、北海道旅行していました。






